当ブログは移転しました。詳細はこちらに掲載してありますので、ご参照ください。

2007年11月29日

ベネズエラ憲法改正案・まもなく国民投票

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-11-26/2007112606_01_0.html
2007年11月26日(月)「しんぶん赤旗」

国民投票まで1週間
ベネズエラ憲法改正案

 チャベス政権のもとで「二十一世紀の社会主義」をめざした社会変革がすすむ南米のベネズエラで、十二月二日に憲法改正案の是非を問う国民投票がおこなわれます。賛成、反対派双方が大規模なデモを連日おこない、壮大なキャンペーンを繰り広げています。
 チャベス大統領は今回の憲法改正を「革命の原動力」の一つに位置づけ、一九九九年に自身の政権下で制定された現行憲法三百五十条のうち三十三条項の改正を八月十五日に提案しました。

再選規定で論議
 その後、議席を持たない野党も参加した国会での審議を経て三十六条項が加わり合計六十九条項に増えました。大統領側は、「現行憲法の骨格は変えないものの民主主義をさらに深化させて革命の速度を上げ、確固とした方向を定める」ためと強調しています。

 反政府派やメディアが改正案でもっとも重大視しているのは、大統領任期の六年から七年への延長と再選制限の撤廃(第二三〇条)で、「独裁権力の強化」とか「永久権力のねらい」と批判しています。

 大統領側は、再選制限の撤廃は変革をすすめるためであり、自動再選や終身制をうたったものではなく、選挙の当落は有権者が決めることだと強調。欧州連合(EU)二十七カ国のうち独仏をはじめ十七カ国は再選禁止規定がないことなどを挙げて反論しています。

 実際、国民の中からは「野党がチャベスの連続当選を前提にしているのはおかしい」「革命のプロジェクトを系統的に実施するには再選制限がない方がいい」との声が上がっています。

 改正案が国家非常時に国民の知る権利を制限できるようにしていることも、反対派や人権団体、ジャーナリスト団体などが民主主義の大きな問題だと批判しています。現行憲法は非常時でも制限できないとしてこの権利を明記していますが、改正案では削除されました(第三三七条)。

 フロレス国会議長は、これによって「民主主義や平和を破壊しようとする者が処罰を免れることはなくなる」と述べ、メディアが二〇〇二年のクーデターに加担したさい、法的に規制できなかった経過を指摘しました。

国民の手に移行
 一方、政府が改正案全体の中心と位置づけているのは、公権力を国民の手にいっそう大胆に移行するという点です。参加型民主主義を拡充し、国民を社会主義建設の主役にすえようというねらいです。

 そのため、すでに二万七千以上組織されている新しい住民自治機関、地区住民評議会を中心とする人民権力の創設(第一六条)や、地方自治体機能の人民権力への移管(同一八四条)などを提案しています。

 改正案の中には、大土地所有制や独占の禁止(第一一三条)、多くの国民に歓迎されている法定労働時間の短縮(同九〇条。一日八時間から六時間へ)もあります。選挙権の十八歳から十六歳への引き下げ(同六四条)には野党も賛成しています。

 両派のキャンペーンが進む中で、これまで革命を支持してきた与党議員の一部やバドゥエル前国防相らが反対を表明しました。ただ反対派のほとんどは、〇五年の国会選挙でおこなった投票ボイコット戦術をとらず、「ノー」に投票するよう呼びかけています。

 投票方法については、反対派が主張していた条項ごとの投票は退けられました。六十九条項は大統領提案を中心とする条項と残りの条項の二つのグループに分けられ、グループ単位でそれぞれの賛否が問われることになっています。
個人的には、ココ最近のチャベス氏の動きは、段々と眉唾物になってきたなぁ、と思っているけど、一応保存。


今日、久々に赤旗オンライン版を見たけど、一般紙とは視点が違うから面白いね。
最近忙しいから一般商業紙だけで良いかな、と思っていたけど、やっぱり出来るだけ毎日読みたいと思う。
posted by s19171107 at 20:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

徴兵制は副作用が危険なので、できるだけ使わないでください

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071128-00000416-yom-soci
 宮崎県の東国原英夫知事は28日、宮崎市で行われた県民との座談会で、「個人的には徴兵制はあっていいと思う」と発言した。

 座談会後、報道陣に対し、「(日本の若者を)ある時期、規律を重んじる機関で教育することが重要」との趣旨だったと釈明した。

 座談会には、同県建設業協会青年部の12人が出席した。県内にある建設業技術者の養成機関の全寮制による規律正しい生活が話題になり、知事は「若者は1年か2年くらい自衛隊とか、ああいうところに入らないといけないと考えている」と述べた。
いつの時代にも、短絡的に軍隊を持ち出す方はいますね。
私としては、入隊による「指示待ち人間化」の副作用という損失の方が大きいと思っているので、徴兵制には反対であります。また、徴兵よりは『毛主席語録』の学習をしたほうがまだ良いかと。

最近、毛主席語録抜粋やっていないから、そろそろやらないとなあ。



posted by s19171107 at 07:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月28日

裁判:死刑求刑で一審判決は無罪

えらいことになりました。
沢山記事が配信されていますが、内容が内容だけに、まず全て保存します。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071128-00000040-jij-soci
 広島市西区で2001年、保険金目的で母親の首を絞めて殺し、家に放火して自分の娘2人も焼死させたとして殺人や詐欺などの罪で死刑を求刑された元会社員中村国治被告(37)の判決公判が28日、広島地裁であった。細田啓介裁判長は「犯行状況に合理的な疑いがあり、自白の経緯も不自然」として無罪判決を言い渡した。細田裁判長は言い渡し後、「あなたは白ではなく、灰色かもしれない。しかし、冤罪(えんざい)を防ぐため、『疑わしきは被告人の利益に』という大原則を厳格に適用した」と異例の付言をした。最高裁によると1978年以降、一審の死刑求刑に対する無罪判決は3件目。
 中村被告は捜査段階で自白したが、公判では「自白調書は捜査官の作文」と否認に転じた。弁護側も「被告にはアリバイがあり、自白調書は別件逮捕による違法収集証拠だ」として無罪を主張していた。
 細田裁判長は殺害や放火の状況に関する供述について、「不合理で、疑問が残る」と指摘。「被告と犯人の結び付きを示す痕跡がなく、供述による犯行が可能であったことを客観的に裏付ける証拠はない」と述べた。
 動機についても、当初の自殺願望から保険金目的の犯行にまで変遷した経緯に疑問を呈し、「計画的な保険金目的と、投げやりな拡大自殺願望が併存、矛盾している」などとして、自白の信用性を否定した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071128-00000932-san-soci
 広島市西区の放火殺人事件で、殺人などの罪に問われた被告を無罪とした28日の広島地裁判決は、自白に頼った捜査手法の是非が改めて問われる結果となった。
 逮捕は事件発生から5年余り経た後で、直接証拠が乏しかった検察側は、公判で状況証拠の積み上げによる間接立証を迫られた。殺害された母親の遺体の状況や被告から事件への関与を聞かされたとする親族の証言、被告に多額の借金があったことなど、傍証を列挙。犯人性を浮き彫りにして“外堀”を埋めた上で、立証の決め手となるのが捜査段階の自白調書のはずだった。
 しかし、被告人質問や取り調べを担当した捜査員の証人尋問などで、捜査員が「過去から逃げるな」「逃げている人間は卑怯じゃないか」などと、自白するよう迫っていった状況が明らかにされ、この日の判決では根幹となる自白調書の信用性に疑問が示された。
 長く「証拠の王」とされてきた自白だが、近年は被告12人全員の無罪が確定した鹿児島の選挙違反事件や富山の冤罪事件など、虚偽自白が問題となる事例が相次いでいる。裁判員制度の導入を控え、捜査当局にはより客観証拠を重視する姿勢が求められているといえよう。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071128-00000935-san-soci
 広島市西区の放火殺人事件で、広島地裁が28日、無罪を言い渡した中村国治さん(37)。死刑求刑事件では異例となる無罪宣告に廷内ではどよめきが広がったが、中村さんは淡々とした表情のまま判決理由に聞き入っていた。
 中村さんはダークスーツに白のワイシャツ姿。元妻が座る傍聴席後方を一瞥(いちべつ)してから入廷した。
 「被告人は無罪」。細田啓介裁判長が主文を言い渡し、被告人席へ戻るよう促すと、中村さんはうなずいてからゆっくりと着席。判決理由が読み上げられる間は正面を見据え動かなかった。
 裁判長は判決言い渡し後、「裁判所はあなたがシロではない、灰色かもしれないと思いながら、クロと断定することはできませんでした」と述べ、「冤罪(えんざい)を防ぐために、『疑わしきは被告人の利益に』という刑事裁判の鉄則を厳格に適用しました」と語りかけたが、中村さんは表情を変えなかった。
 中村さんの弁護人は判決を「妥当」と評価した上で、「今回の判決を受けて、検察側も捜査の手法を検討するのではないか」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071128-00000026-mai-soci
 広島市西区で01年、保険金目的で母と娘2人を殺害したとして殺人や現住建造物等放火などの罪に問われ、死刑を求刑された元会社員、中村国治被告(37)=東広島市西条町寺家=の判決が28日、広島地裁であった。細田啓介裁判長は自白調書の信用性の低さを指摘し、「被告の犯行と認定するには合理的な疑いが残る」と無罪を言い渡した。最高裁によると、78年以降、1審(再審を除く)の死刑求刑に対し無罪判決が出たのは3件目。検察側は即日控訴した。

 中村被告は01年1月17日午前3時ごろ、母で飲食店経営の中村小夜子さん(当時53歳)方1階で、小夜子さんを絞殺。灯油をまいて火をつけ、2階で寝ていた中村被告の長女彩華ちゃん(同8歳)と次女ありすちゃん(同6歳)を焼死させ、3人の生命保険金など計約7300万円をだまし取ったとして起訴された。

 中村被告は、06年5月、別の詐欺事件で逮捕され、起訴後に放火殺人を供述、再逮捕された。裁判所は自白調書を証拠採用したが、公判で中村被告は起訴事実を否認。弁護側は「威圧的な取り調べで得た自白調書で証拠価値はない」と無罪を主張していた。

 判決は、犯行状況の具体的な供述が不自然、不合理▽燃焼実験などの証拠や立証がない▽動機や犯行を決意した理由、経緯も不自然−−などと自白調書を否定。「客観的な証拠との一致をもって自白を信用できるとすることは危険」とした。

 細田裁判長は判決読み上げ後、「疑わしい事情は多くシロではなく灰色だが、クロとは断定できない。疑わしきは被告人の利益にという原則に基づき、冤罪(えんざい)を防ぐためにこの判決を下す」と付言した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071128-00000929-san-soci
広島市西区で平成13年1月、保険金目的で母親=当時(53)=を殺害し、放火して預けていた娘2人も焼死させたなどとして、殺人や現住建造物等放火などの罪に問われ死刑を求刑された元会社員、中村国治被告(37)に対する判決公判が28日、広島地裁で開かれた。細田啓介裁判長は「自白に問題点があり立証が不十分。被告の犯行とするには合理的な疑いが残る」として、無罪を言い渡した。死刑求刑事件での無罪判決は異例。
 中村さんの犯行を直接裏付ける証拠はなく、自白調書の任意性や信用性の有無が争点だったが、判決は自白に偏った捜査に警鐘を鳴らす形となった。
 これまでの公判で、弁護側は「自白は別件の詐欺事件で起訴した後の拘置中に得られたもので、違法収集証拠にあたる」として無罪を主張。これに対し検察側は「供述には捜査員が知り得ない体験が含まれ迫真性があり、取り調べも適法に行われた」としていた。
 中村さんは別の詐欺事件の容疑者として昨年5月に元妻とともに逮捕され、起訴後に放火殺人事件への関与を自供。13年1月17日未明、母親を絞殺した後、母親宅に放火して長女=当時(8)=と二女=同(6)=を焼死させるなどし、3人の死亡保険金など計約7350万円を詐取した、として起訴された。しかし公判では全面的に否認していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071128-00000058-san-l34
 広島市西区で平成13年1月、母親=当時(53)=を殺害した後、母親方に放火し預けていた8歳と6歳の自分の娘2人を焼死させたなどとして殺人と現住建造物等放火などの罪に問われた元会社員の中村国治被告(37)に対する判決が28日、広島地裁(細田啓介裁判長)で言い渡される。(注:今朝、判決前に配信された記事なので「言い渡される」と予定調で書かれている)
検察側の死刑求刑に対し、被告側は起訴事実を全面的に否認し無罪を主張。直接証拠がない事件で、捜査段階で犯行を認めた被告の自白調書の信用性を裁判所がどう評価するかが焦点となる。

 ■変遷する供述

 火災現場で見つかった母親の遺体を司法解剖した結果、肺にすすが入っていないことなどから、県警では当初から、母親が殺害されてから火をつけられたとみて放火殺人事件として捜査していた。

 事件後に3人の死亡保険金などを受け取っていた中村被告に対しては約1カ月間にわたり、任意での事情聴取を続けたが、逮捕には至らなかった。

 しかし、発生から約5年余りが経過した昨年5月、別の詐欺事件で元妻とともに逮捕された中村被告が、母親の殺害と放火などへの関与を供述。広島地裁で開かれた詐欺事件の拘置理由開示公判では「極刑を覚悟で自白した」と供述した。

 このため、県警は昨年6月、殺人容疑などで中村被告を再逮捕。当初犯行を認める上申書を提出したうえで、自白調書に署名していた。

 しかし、今年6月1日に地裁で開かれた初公判では一転、「身に覚えがない」と全面否認。9月の公判で行われた最終意見陳述では「疑われることなく、笑って過ごしている真犯人がいる。私は無実」と、ほかに犯人がいることを主張した。

 ■状況証拠

 事件から5年余り経たのちの逮捕で、これまでの公判では中村被告の犯行を裏付ける直接証拠がなく、自白調書の任意性と信用性が争われた。

 犯行を認める上申書を提出したことについて、中村被告は被告人質問で「捜査員から『とにかくお前が犯人じゃ』と決めつけられた」と供述。


 さらに、別の詐欺事件でともに逮捕された元妻について「取り調べで捜査員から元妻を再逮捕できるともいわれた。元妻を家に帰してやりたかった。(上申書の作成が)裁判で不利なことは百も承知だった」と、取り調べの違法性を訴えた。

 一方、検察側は状況証拠の積み重ねで、中村被告の犯行を裏付けようとした。論告では、母親が首を圧迫され窒息死したとみられる遺体の状況や、現場に灯油がまかれた痕跡があることに言及した。

 そのうえで、事件直後の任意聴取でポリグラフ(うそ発見器)検査を拒否した態度や、放火殺人事件での再逮捕前に警察署で面会した親族が、被告から事件への関与を聞かされたという証言などを挙げた。

 さらに中村被告の捜査段階の供述に基づき、母親方に侵入してから犯行に及ぶまでの経緯を詳述。「供述は体験した者でしか語りえない内容を豊富に含み迫真性のある」として、「自白の信用性に疑いをいれる余地はない」と主張している。

 また、動機については中村被告が当時約500万円の借金を抱え、事件後に死亡保険金などを取得していることから「経済的に苦しい状態を脱し、元妻と不自由のない生活をしたいという独りよがりの思い」と指摘した。

 ■調書の証拠採用

 一方、弁護側は最終弁論で、捜査段階の自白調書について「別の詐欺事件で起訴した後の拘置中に得られた違法収集証拠」と任意性と信用性を否定。調書の内容も、犯人しか知り得ない「秘密の暴露がなく、取調官とのやりとりで作成された」としている。

 動機についても、中村被告が借金の返済に苦労していた事情を認めながら「重大犯罪を敢行するほどにまで追いつめられていたとはいえない」と反論。母親が加入していた生命保険などについては「存在を知らなかった」として、検察側の主張を否定した。

 また、中村被告が事件当時、着ていたとする衣服から、油類反応が検出されなかった鑑定結果を証拠申請し、被告は現場にいなかったとしている。

 こうした、検察、弁護側双方の主張に対して、地裁は自白調書を「任意性がある」として証拠採用する一方、弁護側が申請した被告の衣服の鑑定結果についても採用した。

 否認から自白、再び否認へと供述を変遷させた中村被告。異例の経緯をたどった凶悪犯罪に対する地裁の判断が注目される。

                   ◇

【用語解説】広島の保険金目的放火殺人事件

 広島市西区で平成13年1月17日未明、飲食店経営の中村小夜子さん=当時(53)=方が全焼、焼け跡から小夜子さんと孫の彩華ちゃん=同(8)=、ありすちゃん=同(6)=が遺体で発見された。県警は昨年6月、小夜子さんの長男で、女児の父親の中村国治被告(37)が、小夜子さんを殺害した後、放火し娘2人も焼死させたなどとして、殺人と現住建造物等放火などの容疑で逮捕。さらに、3人の死亡保険金など計約7350万円を詐取したとして詐欺容疑でも追送検、地検がそれぞれの罪で起訴した。
さて、この手の事件は最近多いので、覚えているような覚えていないような曖昧な記憶しかありませんが、3人も焼死していることから、通例から鑑みるに、それなりの報道がなされたものと思います。また、このたび無罪判決を受けた被告は、詐欺の前科があり、また、多額の保険金が絡み、更にこの事件では幼い子どもも犠牲になっていることから、恐らく感情屋さんの脳内の「庶民の感覚法廷」における「即時死刑判決」は受けているものと見て間違いないでしょう。もし、感情屋さんが熱望するとおり、死刑嘆願署名や世論(笑)を導入した裁判であったなら、恐らく死刑判決になったことでしょう。

しかし結果はどうですか。証拠不十分で無罪でした。
特に裁判長は、「裁判所はあなたがシロではない、灰色かもしれないと思いながら、クロと断定することはできませんでした」「冤罪(えんざい)を防ぐために、『疑わしきは被告人の利益に』という刑事裁判の鉄則を厳格に適用しました」という、重要な視点から無罪判決を下しました。

今回のような「証拠不十分により無罪」の事件や、冤罪事件を見るたびに、「庶民の感覚」のいい加減さと、それを法廷に持ち込んだ場合の恐ろしさを感じます。


もちろん、まだ一審判決ですし、検察も控訴するということなので、無罪確定ではないことは十分承知していますよ。

ちなみに、本日のNHKの19時ニュースでは、この話題は最後、天気予報の前に事実報道だけサラッとやりました。私としては、守屋の一件と同じくらい重要な事件だと思うんですけどね。

私としては、個人的に「感情屋濫造番組」と認識しているテレ朝の「スーパーモーニング」がこの判決について、どういう報道するのかが楽しみです。リアルタイムでは見られないので、録画しておきたいと思います。

付録:「庶民の感覚」的なご意見(呆)
2007年11月28日 14:40
この被告は、後妻と一緒になって、焼死した子の児童手当を搾取してたんだな

この件については有罪判決

再婚した時は、被告側の子(死んだ二人)と後妻の連れ子(三人らしい)がいて、そのあと、被告の先妻の子がこの事件で焼死

そして、後妻との間に新しい子が二人誕生した

少しどころかかなり怪しいよな

2007年11月28日 19:54
ニュースからきました。
この事件の事が大変よくわかりました。
ろくな人間じゃないです。

神の裁きを。。

2007年11月28日 20:05

あざーす

亡くなった3人の霊が、こいつの枕元に立たないのかな
俺の親父が一緒に仕事したらしいが、このニュース見た時に、やっぱりなっていったよ。事件前日くらいから会社からとんずらしてたんだって、警察来て話しをしたらしい、、、ちょっとおかしげだと、、、親父を信じてクロだと思うけど、、、
あまりのDQN発言に頭痛くなってきた。

関連記事一覧
http://www.geocities.jp/s19171107/DIARY/BLOGINDEX/saiban.html
posted by s19171107 at 21:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

気になる報道だけピックアップ

http://www.zakzak.co.jp/gei/2007_11/g2007112806_all.html
 殺害された姉妹の父、山下清さん(43)は、TBS系の情報番組「朝ズバッ!」で疑惑の目を向けてきた司会のみのもんた氏=写真=に怒りをあらわにしていた。28日の同番組でも事件を大々的に取り上げたが、みの氏から山下さんに対する謝罪の言葉などは聞かれなかった。

 この日の「朝ズバッ!」では、朝刊各紙の記事を紹介するコーナー「朝刊キョーミ新新」から、事件について詳報。みの氏は姉妹の無邪気な様子が写された写真を見るたび、「見て、この写真」「かわいいねぇ〜」と感情を込めてコメントした。しかし、容疑者逮捕を受けて山下さんが絶句したとの記事については、「ま、早くみつかるといいね」と話すにとどめた。

 19日放送の同番組では、山下さんが事件に気づいてから警察に行くまでの“空白の1時間”を取り上げ、みの氏が「普通だったらそのまま電話しないかね」「不思議だね」と首をかしげていた。これに対し、山下さんは「みのもんたさんに聞きたかった。オレが殺したんか、と」などと、一部メディアで激怒していた。

 遺体捜索現場からの中継を交えた28日の放送では、みの氏が大型ボードでニュースを説明するコーナー「8時またぎ」でも事件を特集。しかし、約3時間の番組中、疑惑の目を山下さんに向けてきたことについて、みの氏が語ることはなかった。

 みの氏は同番組内での失言が目立つ。年齢詐称していたタレントのボビー・オロゴンさんについて「日焼けしているのでトシがわかりません」と述べたり、番組スポンサーのビオフェルミン製薬の商品についても「ビールを飲んだほうが(健康に)いい」と発言し、後に自ら謝罪したこともあった。

 山下さんをめぐっては、女優(20)がブログ上で「不適切な表現をした」などとして、所属事務所から芸能活動1年間休止の処分を受けた問題も起きている。
また御法川か。

http://news.www.infoseek.co.jp/world/story/071127jijiX393/
 タイ暫定政府の麻薬撲滅調査委員会は27日、2003年のタクシン政権時に行われた麻薬撲滅運動に伴い、薬物事件とは無関係だったにもかかわらず殺害された可能性がある人が約1400人に上るとの調査結果を公表した。

 同委員会によると、同国内では同年2月から4月までの間、麻薬密売人らに対する一斉取り締まりで約2500人が死亡したが、このうち約1400人については薬物事件との関連を示す資料が見つからなかったという。

 国内外の人権団体は「治安当局による処刑だ」とし、当時のタクシン首相を厳しく批判した。しかし、タクシン氏は「麻薬撲滅運動で9万人余りを逮捕した」と主張。勝利宣言を行っていた。
posted by s19171107 at 21:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月27日

光市事件:弁護団懲戒請求却下に対する恨み言&今後の展開の可能性=裁判官弾劾請求の可能性

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071127-00000047-mai-soci
 山口県光市で99年に起きた母子殺害事件差し戻し控訴審の弁護団(約20人)の弁護士に対して、全国で懲戒請求が相次いだ問題で、東京弁護士会が「正当な刑事弁護活動の範囲内で、懲戒しない」と議決していたことが分かった。 

 同弁護士会が所属弁護士1人について調査した結果をまとめた22日付の議決書によると、この弁護士は「広島高裁の公判で非常識な主張をし、被害者の尊厳を傷つけた」などとして懲戒請求されていた。これに対し弁護士会は「社会全体から指弾されている被告であっても、被告の弁明を受け止めて法的主張をするのは正当な弁護活動。仮に関係者の感情が傷つけられても正当性は変わらない」と退けた。

 懲戒請求を受けていた弁護士は「当然の結論だが、早く議決していただいた弁護士会には感謝したい」と話している。

 懲戒請求は、弁護士が所属する弁護士会に対して誰でもできる仕組み。光市事件弁護団への懲戒請求は、タレント活動で有名な橋下(はしもと)徹弁護士=大阪弁護士会所属=がテレビ番組で呼びかけたことをきっかけに爆発的に増えた。

 日弁連のまとめでは東京や広島など各地の弁護士会で計約7500件に達しているが、これまでに弁護士会が結論を出した十数件はいずれも「懲戒しない」と議決している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071127-00000075-jij-soci
 山口県光市母子殺害事件の差し戻し控訴審弁護団に多数の懲戒請求が出されていた問題で、東京弁護士会は27日までに、同会に所属する弁護士について「正当な弁護活動で、懲戒処分には当たらない」と議決した。
 被告の元少年の弁護団に対しては、大阪弁護士会所属の橋下徹弁護士が5月、テレビ番組で懲戒請求を視聴者に呼び掛けた後、各弁護士の所属弁護士会に一般の人から多数の申し立てがあった。
さて、予想通りだし、あったりまえの判断なので弁護士会の決定には些かの不満も無いけど、世論(笑)はそうではないようで。。。

http://ameblo.jp/tikyuusaisei48dengeki/entry-10057405116.html
懲戒請求が殺到した理由を考えない弁護士会の腐敗した構造。
だからその理由がDQNだから足蹴にされたんでしょ

死刑廃止のために手段えらばないならず者を擁護したということ。
拙著、山口光市母子殺害事件:真に法廷を死刑制度闘争に利用しているのはどちらなのか参照。
未だにこんな大嘘がまかりとおっているのか。

「インターネット時代はメディアのウソがすぐばれる」と言うけども、この件を見る限り、相変わらず大衆はメディアに踊らされているな、と強く思う次第。

http://blogs.yahoo.co.jp/poponnera/52592322.html
普通の庶民感情がまかり通らないなんて・・本当に腹立たしいです
普通の庶民感情がまかり通った例→中華人民共和国建国後の、元小作人による新政府公認の地主吊るし上げ&暴行まつり

絶対に死刑廃止論を唱えて下さいね
拙著、山口光市母子殺害事件:真に法廷を死刑制度闘争に利用しているのはどちらなのか参照。

だから卑劣な事件や事故が家族の身に降りかかった時には確実に相手を地獄に突き落としてやりたいと思います
私もそう思います。
「感情屋」を笑う記事ばかり書いているのに、こんなこと口走るなんて意外に思った方もいらっしゃるかもしれませんが、実は私は極めて短気且つ、自分が敵だと認めた人物に対しては、どこまでも冷酷になる自信があります(←こんなこと自分で言うかw)。しかし、罪に見合うだけの罰を検討する、それ以前にこれは罪なのかというところから問いなおすという、極めて冷静な営みが求められるのが裁判なのであり、起伏の激しい感情というのは差し挟むべきではありません。

さらに裁判と言う・・弁護士の自分勝手な思想や今までの判例などと馬鹿げた事で被害者をさらに苦しめる・・・・
えーっと、そもそも裁判自体いらないってこと?

国民感情を無視した古い法律など荒唐無稽です
造反有理!革命無罪!敬祝毛主席万寿無疆!

http://uso8oo.blog.shinobi.jp/Entry/173
懲戒理由をきちんと理解できてないような気もします。
懲戒請求の意味、ひいては刑事裁判における弁護人の役割をきちんと理解できてないような気の方がします。

感情屋さん向けに、刑事裁判を「ディベート」にたとえた記事を以前に書きましたので、再掲します。
司法:刑事裁判における弁護活動に対する誤解を解くには裁判をディベートの一種と捉えると良いかもしれない

http://blogs.yahoo.co.jp/toru_nishioka2001/38856243.html
今回の懲戒請求を教訓にして弁護士会、そして懲戒請求制度をもっと開かれたものであるべき。
「開かれたもの」というのは、世論(笑)が食い込む懲戒請求ってことかしら。
そんなことした日には、元紅衛兵も顔をしかめる大騒ぎになるでしょうね。

もしそれができないのであれば、懲戒請求自体を廃止して監督官庁を設けるべきですよ。
法曹関係者による第三者委員会の設置ならまだしも、「監督官庁」って、あんた司法(権)の管轄を行政(権)にやらせてどうすんのよ。三権分立って知らんのかいな。

ちなみに、法曹関係者による第三者委員会を設置しても、たぶん結論は変わらんよ。この懲戒請求自体が刑事裁判における弁護活動に対する頓珍漢な言いがかりなんだから。

http://blogs.yahoo.co.jp/kinounouta2000/26995487.html
コメント欄
弁護士の仕事は犯した罪以上に、罰を与えられる事を防ぐのが務めでないんかい?どんな、方法でも構わないから、罪を(罰を)軽くするのが務めなのか?
自分から進んで集まったのなら、無報酬もそうほめられたことではないね。
自分らが自分ら自身の何らかの思想というか、信念の為やりたいと言う事でしょ? 頼まれてやってるんじゃないよね?

しっかりやるって言うけど、性交目的で忍び込んで、実は甘えたかったから、死ぬまで首抱きしめて、死姦して、となりの赤ん坊まで殺した奴の何をどう、しっかり弁護(罰を軽く)したいのか・・・

全く分からん。

この被告人はお手上げですとか、スリーパーズのブラビみたいな人弁護人で付けとけば良いのさ。

弁護士の仕事は犯した罪以上に、罰を与えられる事を防ぐのが務めでないんかい?どんな、方法でも構わないから、罪を(罰を)軽くするのが務めなのか?
司法:刑事裁判における弁護活動に対する誤解を解くには裁判をディベートの一種と捉えると良いかもしれないでも書きましたが、そのとおりです。
検察・弁護双方の両極端な主張を受けて初めて、裁判官は妥当な量刑を判断できるのです。

http://yellow.ap.teacup.com/karatsusen-blog/577.html
裁判で死刑廃止論を主張してもらいたくないです
してません。

http://plaza.rakuten.co.jp/disneydisney7/diary/200711270008
明らかな犯罪者の罪を少しでも軽くすることが弁護士の仕事なのか?
逆に犯罪者の罪を少しでも重くすることが検事の仕事なのか?何か間違っている。
いえ、あなたが間違っているんですよ。

http://blogs.yahoo.co.jp/haiilonokarasu/38857250.html
結局、結論有きで導き出した議決にしか思えませんが...
結論ありきというか、そもそも頓珍漢な(ry

BPOなんざ、まともに機能しておりません。
そして今回、弁護士会という世界に住む方々も特権階級者様達である事がよ〜く判りました。
なんかもう、ボケ老人相手に説教している気分になってきた。
ここまで、自分達が正しいと思いこめるのも感情のなせる業か。
理論は論破されても、感情は論破されないからなぁ。

「弁護士」という職業が必ずしも正義の使途では無く、ただ単に裁判に勝ちさえすれば良しとする集団...
一般人に対して権利として認められている「懲戒請求」をすると、逆に脅しをかけてくる集団...
辛い思いを重ねた被害者に対して、非情な言動を繰り返しながらも、
それを被告人の権利を守る為の正当な弁護活動であると明言して何とも思わない集団...
などといった事を世間に知らしめた事だけは、良い教訓となった。

なんかもう、感情屋習性研究とか、感情屋へ律儀に反論するのもあほらしくなってきたなぁ。

私だって法学なんて専門的にやったことはないよ。中学校社会科と大学受験勉強の時に頭に叩き込んだ「政治・経済」の知識と、2・3冊の図解入門書しか読んでいない。つまり、ごく普通のそれこそ、感情屋さんが好きな「庶民レベル」の法律知識しかない。だけど、すくなくともこの懲戒請求の頓珍漢ぶりは認識できる。

感情屋さんは、今後は「庶民の感覚」という言葉ではなく、「中学校社会科と高校公民科をサボった庶民の感覚」と正確に名乗ってほしい。


ところで最近気になったんだけど、もし光市事件が無期判決だった場合、感情屋は何処に当り散らすんだろう。

刑事裁判における裁判官・検察官・弁護人それぞれの役割から鑑みるに、検察を「"明らかな"犯罪者を死刑に追い込めなかったお前らの力量不足のせいだ」と指弾するのが妥当な線だけど、感情屋さんにおかれては、弁護団に対して「"明らかな"犯罪者をお前らが弁護したからこんな判決になったんだ」とか一見しても頓珍漢なことを言いそう。あるいは、もっとぶっ飛んで、裁判官に対して「あんな弁護人に騙されて"明らかな"犯罪者を死刑にしないとは!弾劾裁判請求をする!」とかも言いそう。

次は弁護団懲戒請求騒ぎじゃなくて、裁判官弾劾請求騒ぎになったりして。。。


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http://www.geocities.jp/s19171107/DIARY/BLOGINDEX/saiban.html
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2007年11月26日

鯨>>(越えられない壁)>>牛豚鶏

http://www.asahi.com/life/update/1123/TKY200711230198.html
 今月18日、日本の調査捕鯨船が下関港から南極海に向かった。国内でほとんど報じられていなかった捕鯨船の出航が、世界では大きく伝えられ、反発を招いている。総選挙を24日に控えたオーストラリアでは政治やメディアを巻き込む騒ぎに発展。20年以上続く調査捕鯨の捕獲対象に愛好家も多いザトウクジラが新たに加わったためだが、捕鯨をめぐり、日本がさらに孤立化する危険もはらむ。

 「監視の必要があれば、軍を派遣して追跡する」。豪州の野党・労働党の「影の内閣」で外相を務めるマクレラン氏は調査船の出航直前、記者団を前に語気を強めた。

 11年ぶりの政権奪還を目指し、優勢が伝えられる労働党は、政権交代が実現した場合、日本政府に捕鯨中止の圧力を強くかけるとともに、強硬措置すら辞さない意向をちらつかせる。

 対日関係を気遣って批判を避けてきたハワード政権も19日、ダウナー外相が「この残酷な行為を再考するよう求める」との声明を発表。市民の抗議行動も相次いでいる。

 日本の調査捕鯨は常に批判がつきまとってきた。だが今回の場合、生息数をめぐる科学手法や保護に関する論争が主だったこれまでの捕鯨、反捕鯨の対立とはやや趣が違う。「見るクジラ」として世界的に定着しているザトウクジラが焦点となっているためだ。

 ザトウクジラはひれなどで個体識別が可能とされ、回遊しながらジャンプするクジラに名前をつけて眺める楽しみ方が一般的に行われる。世界動物愛護協会豪州事務所のニコラ・ベイノン氏は「『調査』の名のもとにわざわざ遠くから来て大量に殺して帰るやり方が理解できない」と話す。

 また現地経済に直接かかわる点も見逃せない。ホエールウオッチングは大きな産業になっており、国際動物福祉基金(IFAW)の調査では、98年時点の豪州などオセアニア・南極地域の売り上げは38億円、関連産業も含めると132億円以上にのぼるという。

 批判は欧州や米国にも広がる。米国務省報道官は19日、ザトウクジラとナガスクジラの捕獲を自粛するよう求めた。英紙インディペンデントは19日の社説で「京都議定書で地球温暖化防止をリードするなど、環境問題で指導的立場にある国が、なぜクジラに思いやりを持てないのか」と痛烈に批判した。

 水産庁がザトウクジラの捕獲再開に踏み切ったのは、「ミンククジラだけでは南極海のクジラの生態系が分からない」というのが理由だ。

 かつては乱獲で急減し、60年代から捕獲をやめていたが、最近、南極海の日本の調査海域だけでも3万5000〜4万頭生息すると推計され、国際組織の国際捕鯨委員会(IWC)でも、年間10%以上は増えているとの見方で一致する。

 同庁は年間9000万トン程度で横ばいが続く世界の漁獲高について、クジラが大量の魚を食べることが影響している、と主張する。ミンククジラに加え、ザトウクジラなども管理していかないと「魚がどんどん減って将来的に大きな食糧問題になる」(水産庁遠洋課)と正当性を強調する。

 だがこうした日本の主張は必ずしも受け入れられてはいない。IWCの加盟78カ国のうち、捕鯨反対は42、容認は36とされる。5月末に開かれた総会では商業捕鯨の一時停止を支持する決議が賛成多数で採択された。

 投票をボイコットした日本は、IWCからの脱退を示唆するなど孤立を深める。国際社会の反発を招くザトウクジラの捕獲は、日本をさらに追い込みかねないとの指摘もある。

    ◇

 〈キーワード〉日本の調査捕鯨 IWCの決定で商業捕鯨が86年から一時停止(モラトリアム)されたため、日本は翌年から調査名目で南極海でミンククジラの捕鯨を始めた。その後、北西太平洋に広げ、捕獲対象種も増やしていった。

 今回は来春までに850頭のミンククジラのほか、ナガスクジラ、ザトウクジラ各50頭を加えた約1000頭の捕獲を予定する。

 鯨肉は調査費に充てるため市中で販売する。「調査の名を借りた商業捕鯨」(ニュージーランド)との批判がある一方、価格が高く、消費が伸び悩んでいる実態もある。
水産庁がザトウクジラの捕獲再開に踏み切ったのは、「ミンククジラだけでは南極海のクジラの生態系が分からない」というのが理由だ。
この理由も、なんかとってつけたようなもんだけど、それ以上に、下記は強烈だなぁ。
なぜクジラに思いやりを持てないのか
鯨はダメで牛豚鶏は良いんですかwww
こういうセリフを吐けるのは菜食主義者だけよwwww

7月4日の日記にて、韓国の「動物愛護」な方々についての記事をご紹介しましたが、「動物愛護」な方々の論理ってどこか似ていますね。

ちなみに私は、人間が何か別の生物を捕食する以外に生存できない生物である限り、「これは食べてよくて、これは食べちゃかわいそう」と言うのはどうかと思う次第。それよりも、欧米諸国の食品の大量生産・大量廃棄の方がよっぽど犯罪的。

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http://www.geocities.jp/s19171107/DIARY/BLOGINDEX/hogei.html
posted by s19171107 at 07:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月23日

〔ウヨ困惑〕民主党鳩山、チベットの高度な自治を支持する発言

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20071123STXKF002423112007.html
 民主党の鳩山由紀夫幹事長は23日午前、都内のホテルで、来日中のチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世と会談し、14世が中国に求めている「高度な自治」を支持する考えを表明した。

 チベット独立の精神的象徴でもある14世の日本入国を「祖国分裂活動に場を与える」(劉建超報道局長)と批判している中国政府が鳩山氏の発言に強く反発するのは必至だ。

 14世はチベットをめぐる現状について「(高度な自治について交渉するため)右手を中国政府に差し出しているが、何も得られていない。だから左手で、欧米や日本の支援者に助けを求めている」と説明。鳩山氏は「(14世の)右手が満たされるまで、左手を力強くサポートさせていただく」と述べた。

 会談に同席した超党派の「チベット問題を考える議員連盟」代表の枝野幸男同党元政調会長も「参院第一党のトップリーダーの発言は非常に重い」と同調した。

 14世は宗教団体の招きで15日に来日、講演活動などを行った。
ニュー速のスレが伸びないwwwwwwwwww
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1195804157/
22時現在206書き込みしかないけど、どうしたの?
posted by s19171107 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ウヨがウヨウヨ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

コメント欄について

当ブログでは、戴いたコメントの表示は承認制を取っており、コメントを戴くとseesaaのサーバーからメールで通知が来るように設定しております。

ですが、近頃seesaaサーバーが悪いのか、メールサーバーが悪いのか良く分からないのですが、コメントを戴いても通知メールが殆ど来なくなってきており、コメントの承認が遅れがちです。

一応、戴いたコメントは規定に反しない限り、記事内容への賛同・反論を問わずに全て表示する方針を採っておりますゆえ、もしコメントを書いたのに、いつまで経っても表示されない場合は、単に当方がコメントを戴いたことに気がついていないだけですので、気がつくまで気長にお待ちください。

なお、コメント類には全て返答するように心がけていますが、なかなか時間がなく、返答が極めて遅れがちです。申し訳ないです。
posted by s19171107 at 10:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 運営連絡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

保守メルマガにおける「ネット右翼」の定義

当ブログでも何度もネタ供給元として紹介している、『JOG Wing 国際派日本人のための情報ファイル』の本日付の配信記事より、「保守」な人たちによる「ネット右翼」評。
http://blog.mag2.com/m/log/0000013290/109183792.html
さいきん、某シンポジウムにいったら、すぎやまこういち氏がいて、2ちゃんねるのことを絶賛していました。

※某シンポジウム
http://kyouikusaiseinet.blog112.fc2.com/blog-entry-6.html

※すぎやまこういち氏というのは、有名な作曲家で、今年6月にはワシントンポストに従軍慰安婦問題に関する意見広告を出したことで、保守派としても有名。

豆知識
Wikipediaによると、「JIN・ジン・じん・仁・松原仁」もすぎやま氏の提供だ
そうで。へぇ〜

※2ちゃんねるとは、巨大掲示(以下略)
_

いっぽう、左翼である宮台真司のお話を聞きに行ったら、2ちゃんねるのコトをこき下ろしていました。

曰く、2ちゃん(ねる)にいるのは引き籠もりで、低脳のネット右翼。彼ら(ネット右翼)のやっていることは、ブログを炎上させたり、多人数で押しかけたりという暴力であって、議論ではない。低脳だから。

要旨こんなコトを言ってました。

2ちゃんねるってのはサブカル領域だから、むしろ左翼の方が近しいと思うんだけどなぁ!?
_

きっと宮台氏はこれを読んでいないと思うけど、ちょっぴり反論しちゃいます♪

宮台氏の言っていることはつまり、

2ちゃんねるユーザー=引き籠もり=ネット右翼=低脳(議論しないから)

ですが、右半分の「ネット右翼=低脳」のところだけ、反論です。

参考:ネット右翼 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E5%8F%B3%E7%BF%BC
_

ネット右翼と呼ばれる人たちが、何をしているかを観察すると、

1.左翼への攻撃
2.左翼偏向メディアへの攻撃
3.当て擦りとして反左翼勢力への応援

大きくくくるとこんな感じ。右には引っ張っていないというのが分かりますか?

つまりですねぇ、主張や政策が常識の枠を超えて左に寄った時に、ネット右翼が攻撃を始めるのです。

「右翼」という言葉の響きから連想されるような、常識の枠の右端をねらったり、それ以上に右に寄ろうという行動ではないのです。

だから、正確に体を表す名をつけるならば、「ネット反左翼」ですかねぇ。
_

ネット右翼が攻撃する左翼の主張を挙げてみましょう。

左翼:学校の先生が卒業式の国歌斉唱で起立しない。
常識:給料貰っているなら起立するのが当然です。

左翼:歴史教科書には近隣諸国条項。
常識:そこまで遠慮しなくていいんじゃない?内政干渉だし。

左翼:従軍慰安婦、南京大虐殺を教科書に載せろ。
常識:なぜわざわざ自国の歴史を貶めることを言うのか。

左翼:在日外国人に参政権を与えよ。
常識:日本にメリットはない。なぜわざわざ国益に反することを言うのか。

左翼:中国にODA
常識:宇宙開発してる国にODAはいらないでしょう

左翼:子供を守るため、性教育で避妊を教える
常識:先にノーセックスを教えるのが先でしょ

左翼:憲法をー守れー!、9条をー守れー!
常識:武力を持ち、国民の生命と財産を守のは独立国として当然

左翼:拉致問題はさておき、北朝鮮に支援すべきだ
常識:それを盗人に追銭という

左翼:アメリカの核は汚い核、中国の核はきれいな核
常識:二枚舌。

左翼:一発だけなら誤射かもしれない
常識:誤射だとしても有事

左翼:なあに、かえって免疫力がつく。
常識:そんなもの喰わせるな

左翼:だがちょっと待ってほしい
常識:そのフレーズはちょっと待ってほしい

左翼:沖縄県民集会11万6千人
常識:どうみてもそんなにいない

ねっ、みんな常識の枠を超えてる「非常識」でしょう。

逆に常識の枠内であれば、左翼系の主張でも、社民党の公約でも、攻撃されないのです。

参考:社民党、2007年参議院選挙公約
http://www5.sdp.or.jp/central/seisaku/manifesto07s.html
_

ここまでのまとめ。ネット右翼は、非常識な左翼を攻撃する。
_

つぎ。なぜ、ネット右翼は、「議論」ではなく「攻撃」で主張を通そうとするのか。

※ここで言う「暴力」「攻撃」は違法行為を指すのではありません。ネット上
※の祭りやブログ炎上など、現法律的にセーフのものだけを指しています
※とうぜん、まるちゃんは違法行為にはNO!です

攻撃対象の団体をよく観察すれば分かりますけど、非常識な主張をしている左翼団体は、利権を守るためにがんばっている団体です。

・在日特権、部落利権、
・職務命令を無視してもクビにならない教職員利権、
・国家予算10兆円のフェミ利権、
・軍命令で集団自決したことにして遺族年金利権が欲しい人たち、

利権のために動いている人たちに議論なんて通じません。

当たり前のコトを言っても利権にならない、だから勢い非常識な主張を展開し、非常識であることを半ば認識しつつも、利権のために政治運動をしているのです。

正しいと思うから主張してるのではないので、議論なんて通じません。

ネット右翼的には、非常識で議論が通じないので、必然的に「この売国め!」という攻撃になるのです。

まあ、議論が通じる相手なら、非常識な主張はしないと思いますけど(笑)
_

中には利権とはあまり関係ないのに、非常識な左翼的主張をしてネット右翼の攻撃対象になっている人たちもいます。

平和とか護憲とか言ってる人に多い、教条主義的自己満足に陥っている人たちです。

こちらも議論を受け付けません。だって教条主義なんだもん。

「憲法をー、守れー!」とか言っている人たちが、論破されたら転向するような人に見えますか!?

ゆえに、ネット右翼的には、議論が通じないので(以下略)
_

振り返って、宮台氏の唱える「ネット右翼=低脳」とはつまり、

低脳で没議論なのに利権だけは貪る非常識左翼がいて、

これに対抗するネット右翼は、左翼が議論という知恵くらべには乗ってこないので、低脳な力くらべで勝負をしている。

低脳な力比べなので敷居が低く、有象無象までもがネット右翼として参入してきた。※

これが正体じゃないかなぁ?

もしも、左翼がちゃんと議論に応じれば、ちゃんと議論できるネット右翼が出てくるだろうし、

もしも、左翼が常識的な主張をし、アリエナイ系の利権を手放せば、有象無象はみんな去っていくでしょう。

結局は、左翼の非常識(主張&利権)と没議論という姿が反映されているわけです。

というわけで、結論。

×「ネット右翼=低脳」

○「ネット右翼=低脳な左翼と戦う人たち」

でしょ♪


今週はこんなことを考えていました。

それではみなさまごきげんよう。                 かしこ


※追記
・有象無象の中には本物の低脳がいたかもしれません
・まるちゃんはネット右翼ではないし、2ちゃんねるユーザーでもないです
いろいろツッコミどころあるけど、まるちゃんはネット右翼ではないし、2ちゃんねるユーザーでもないですの一言で、この文全体の価値が急降下したのでやめる。

でも、ここだけは指摘。
左翼:一発だけなら誤射かもしれない
常識:誤射だとしても有事

麻生太郎にも言え。
http://s19171107.seesaa.net/article/19468848.html
 麻生外相は18日、都内で記者団に対し、北朝鮮が長距離弾道ミサイル「テポドン2」を発射した場合、北朝鮮がミサイル発射のモラトリアムを03年以降も延長する意向を表明した日朝平壌宣言に違反するとの認識を示し、「直ちに国連安全保障理事会の開催を要求する」と述べ、国連安保理で問題を対処する考えを示した。
 さらに麻生氏は、日本の対応として「(北朝鮮の貨客船)万景峰号の話などいくつかあるので、どれを使うか検討する」と話し、特定船舶入港禁止法や改正外為法に基づく経済制裁措置の可能性を示唆した。
 麻生氏は、同日朝のフジテレビの報道番組では「(テポドン2が)日本に落ちる可能性はゼロじゃない。(日本に落ちれば)日本に対しての攻撃とみなされる」と発言。ただ、その後、記者団に「2発、3発くらえば別だが、1発届いたから武力行為と見なしてただちに(対応する)ということにはならない」と述べ、国内に着弾した場合に日本への先制攻撃と位置づけるかどうかは、状況に応じて判断する考えを示した。
posted by s19171107 at 10:29| Comment(0) | TrackBack(1) | ウヨがウヨウヨ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

改憲派論理研究:あほらしくなってきた

以下の書き込みを見て、ここ2ヶ月ほど、ほぼ毎日のように動向を見守り、反論し、定期的に書き込みを抜粋してきた一連の行動があほらしくなってきた。
914
ナがーークなってしまったので 護憲派の人たちに もう一度聞きたいのですけど 9条改正して 軍隊をもつことが 何故 嫌なのですか?
今までの反論はなんだったのかと思う書き込み。相当に分かりやすい言葉遣いとクレーマー対応マニュアルを参考にした「相手を怒らせない説得調の書き方」を努めてきたのに、まったく通じていなかったようです。

一応、めげずに返答。
935
私自身は改憲そのものは嫌ではありませんし、ここの論議を通して、むしろ自分は広義の改憲派かもしれないと思うようになってきた次第であります。しかし、現状での改憲策動への賛同が、自衛隊を国防のためだけの軍隊として法的に認めることだけに止まるかどうか、特に米国などの圧力により変なことにならないか今ひとつ不安であるがために、現状での改憲には慎重な態度であります。そういう意味では護憲の立場を取っています。
ぶっちゃけ、広義の改憲派かもしれないというのは、かなりの誇張だけど、私の脳内改憲派と現実の改憲派の論理のギャップには「意外だなぁ ちょっと認識の共通点あるかも」と思ったのは事実。

しかし、なんか虚しいなあ。
今までの合計935の書き込みを読み返して、私のように書き込み抜粋をすれば、多分見えてくるはずだけどねぇ。。。

一応、あと65書き込みで1000書き込みを突破し、書き込みできなくなります。
継続討論になるかは不明ですが、今後もめげずに反論と書き込み抜粋を続けてゆく方針です。

関連記事一覧
http://www.geocities.jp/s19171107/DIARY/BLOGINDEX/kaikenha-ronri.html
posted by s19171107 at 10:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 憲法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月22日

「予想外でした」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071121-00000213-yom-pol
 舛添厚生労働相は21日夕、厚生労働省で記者会見し、該当者不明の約5000万件の年金記録について「最後の1円までやるというのは、ある意味で(参院)選挙のスローガン。そういう意気込みでやるということだ。あらゆる手を尽くしても2%残ったというのは国民に報告し理解をいただくほかはない」と述べ、すべて記録の持ち主を特定することは困難であるとの見方を示した。

 舛添氏は8月28日の就任記者会見で、5000万件の記録の特定について、「最後の1人、最後の1円まで確実にやる」と述べていたが、これを事実上撤回した格好だ。舛添氏は「(最後の1円までは)公約で、全力を挙げるが、不可抗力で出来ないという時にはご理解下さいということだ」と述べた。
 この件自体は、そもそも出来もしないことを約束して自分から嘘つきになった好例であり、大体そんなことくらい予測できたことだから特段の驚きは無いけど、このニュースを取り上げているブログのなかには、「初めて知りました」「予想外でした」とでも言わんばかりの書き込みが幾つかあって面白かった。もうちょっと批判的にニュースを見ると良いのに。
posted by s19171107 at 19:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月19日

こんな呼びかけに乗る奴いるのか?

ちょっと古い話題だけど。
http://www.emaga.com/bn/?2007110019147272002443.3407
件名:「台湾の声」【野球アジアシリーズ】台湾チームを応援しよう

東京ドームで開催される野球・アジアシリーズ2007で、11月8日正午より台湾VS中国の試合があります。
台湾チームを応援しましょう。

(以下略)
 さてさて、『台湾の声』編集部は、こういう「vs中国」をエサにした呼びかけをすれば、読者である反中日本人が食いついてくると思っているのでしょうか。だとしたら、日本人は『台湾の声』編集部に相当なめられていますね。

なぜなら、この呼びかけに乗ったらそれこそ、いつだかのサッカーの国際試合で「vs日本」に食いついて散々大騒ぎした某国の反日ナショナリストと同レベルなのですから。

『台湾の声』編集部にとっての日本人って、この程度のオツムの民族なんですかね?
posted by s19171107 at 20:31| Comment(0) | TrackBack(0) | ウヨがウヨウヨ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

仏罰

http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200711180059.html
 関氏は午後9時15分ごろ、大阪市中央区の事務所に現れた。壇上でマイクを握り、「窮状の大阪市を前に進めるには、これまでやってきた市政改革しか選択肢はなかった。だが市民の判断。厳粛に受け止めなければならない」。

 終始伏し目がちに語る関氏の言葉に駆けつけた自民、公明の市議や国会議員らは肩を落とした。自民党府連幹部は「助役からの市長は『守旧派』、外部から市長を目指すことが『改革派』というイメージを払拭(ふっしょく)できなかった」とこぼした。

 関氏は記者団に対し、「労働組合の復活を非常に危惧(きぐ)する。既得権を元に戻したいという力が働くと財政が破綻(は・たん)する。転落の一途だ。(平松氏には)しがらみを断ち切ってほしい」と述べた。

 前回も関氏を推薦した自民、公明の一部に、元大阪市立大教授の橋爪紳也氏(46)を推す動きがあり、自民、公明両党の推薦決定は遅れた。実質の選挙戦は、告示後に両党が突貫工事で組み立てた。「時間がなく最小限のことしかできなかった」(自民党関係者)

 中盤以降は連日のように自民党本部から党四役などが大阪入り。公明党の支持母体である創価学会もフル回転し、浜四津敏子党代表代行らも大阪入りしたが、遅れは取り戻せなかった。

 自民党市議団の幹部は「必勝選挙しか経験したことのなかった組織の緊張感のなさが現れた」と悔やんだ。自民党の国会議員はこう言って事務所を後にした。「選挙中、防衛省の利権問題で自民党議員の名が出たことも響いたかもしれない」
公明党の支持母体である創価学会もフル回転し、浜四津敏子党代表代行らも大阪入りしたが、遅れは取り戻せなかった。
仏罰ktkrwwwwwwwwww
自民党なんかと組むから、こんなことになるんです。
posted by s19171107 at 20:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月17日

言い訳にしても見苦しい

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20071117k0000m040141000c.html
 福島県教委は16日、県立白河高(遠藤教之校長)が昨年度の3年生(317人)に必修教科の「情報A」や「日本史B」を履修させず、単位不足のまま卒業させていたと発表した。受験のため数学などに振り替えていた。全国的に未履修が発覚した昨年11月以降振り替えはやめたが、補習なしで単位を取得したように指導要録を偽装した。

 県教委は関係者を処分する方針だが、卒業の取り消しはしない。今年度も情報Aの一部授業で英語などに振り替えていた。3年生には現在、補習を行っている。

 県教委によると、昨年度、情報Aでは3年生全員について、週2時間の授業のうち1時間を数学や世界史など別の4教科に振り替え、日本史Bは3年生109人について、週4時間すべてを世界史にあてていた。今年度も3年生270人全員について情報Aで、最大13時間を他教科に振り替えていた。9月25日に外部から県教委に指摘があり発覚、調査の結果、振り替えは10月22日にやめさせたという。同校では10年以上前から授業の振り替えが行われていた。

 遠藤校長は「教諭がしたことで学校として把握していなかった」と話し、担当教諭らは県教委に対し「昨年の調査では言い出せなかった」と説明したという。
(太字編集はs19171107による)
遠藤校長は「教諭がしたことで学校として把握していなかった」と話し
今日日、小学生だってこんな言い訳しないよ。

校長がいつ赴任してきたかは知らんけど、10年続く「伝統」に、着任以来、本当に全く気づいていなかったのならば、校長は今すぐ辞表を出して病院へ。

ただし、間違っても自殺しないように。日本人は「命で償った」に弱いから、それ以降の追及がうやむやになる。
posted by s19171107 at 17:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

改憲派論理研究:在日認定

きました。在日認定。
ある護憲派論客が、わざわざ挑発のためか、竹島のことを「独島(竹島)」と呼称していました。長いこと改憲派論客も言葉遣いについては枝葉でしかないのでスルーしてきました(彼ら、読解力ないし脳内護憲派とのシャドーボクシングばかりやる頭の残念な方たちだけど、枝葉をスルーする姿勢は評価する)が、討論が行き詰まったために、ついに伝家の宝刀・在日認定で乗り切ろうとしはじめました。

823
あなたの正体が在日であることは、もう明白ですけどね・・・。
特に独島(竹島)という発言から・・・。
 すばらしい。苦境打開のための在日認定なんて余りに古典的過ぎて、むしろ最近はお目にかからなかったくらいです。それを、よもや護憲改憲討論という、ウヨサヨ討論とはまた別の討論においてお目にかかれるとは。。。改憲派論客の絶望的なまでの読解力の無さにめげずに粘着してきた甲斐があります。

しかしまあ、この改憲派論客、典型的なネトウヨ型思考回路でおもしろいのなんのって。
あなたは何か外国人、特に日本との間に問題のある国の人たちには、特別な偏見を持っていて、彼らは全て、あなたにとって「自分に明らかに危害を加えようとする人」なのだと信じているのですか?

あるいは、人種差別主義者なのですか?


→あのーすいません…私はいつそんなことを言いましたか?
人種差別をするなんてもっての他です。
中国人や韓国人は嫌いではありませんが・・・政治的にあのような態度を取られてしまったら自分はそのつもりはなくてもそういう態度を取らざるをえないのでは・・・。
中韓の国内向けパフォーマンスにマジになってるアホ発見www

ちなみに、今度は「治安維持法が必要」という改憲派も登場しました。現在討論が始まったばかりなので、ある程度の分量が溜まり次第、抜粋して記録します。

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http://www.geocities.jp/s19171107/DIARY/BLOGINDEX/kaikenha-ronri.html
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裁判報道:犯罪行為を認めつつも過剰報道に賠償命令

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007111601000796.html
 1000人もの相手に銃を密売したかのようにニュース番組で報じられ、名誉を傷つけられたとして、元銃砲店経営、和田晃三被告(48)=銃刀法違反罪などで神戸地裁で公判中=が、テレビ朝日などに500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で東京地裁は16日、50万円の支払いを命じた。

 松井英隆裁判長は「原告の犯罪行為を過大に印象付けた報道で、社会的評価を相当低下させた。ただ百数十人の多数に密売したという点は真実で、虚偽の部分は比較的少ない」と指摘した。

 判決によると、2004年10月の「報道ステーション」は「千人に銃を売った男追跡」とのテロップを付けて放送した。

 和田被告は、拳銃を所持していたほか、米国から拳銃の部品を密輸したなどとして起訴された。

 テレビ朝日広報部は「主張が一部認められず残念だ。判決内容をよく見た上で対応を検討したい」と話している。
 落ち度のある人の全てを否定する感情屋の方々には、こういう判断はご理解いただけないでしょうね。
もし、裁判員制度下でこの事件が審理されていたら、どういう判断になったんだろうか。

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http://www.geocities.jp/s19171107/DIARY/BLOGINDEX/saiban.html
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2007年11月16日

お門違い

とある掲示板でのやりとり(『改憲派論理研究』で使っている改憲派観察園とは別だよ)
【在日】三重・伊賀市、「在日」の減免認める 市県民税を半額に〜他の自治体でも判明、総務省は「初耳」★4[11/13]
ttp://news21.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1194952570/

毎日新聞
ttp://mainichi.jp/area/mie/news/20071113ddlk24010355000c.html
 伊賀市が市内在住の在日韓国・朝鮮人の一部を対象に、住民税を最大半額減免する措置を独自に設けていたことが12日、分かった。この措置は昨年度末で廃止されたものの、市民からは「他国籍の在住外国人も大勢いるなか、不適切な優遇では」との批判も出ている。
 市税務課などによると、この措置が始まった詳しい経緯は不明だが、60年代以降、市内の在日本大韓民国民団(民団)や在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)側との交渉で始まったとみられる。市は「両国に対する戦争補償の一環や戦後期の所得格差の解消」などを理由に容認していた。市は05年11月、格差解消などを理由に廃止を決めた。

中日新聞 2007年11月13日 朝刊
ttp://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2007111302063852.html
★伊賀市、昨年度までの「在日」の減免認める 市県民税を半額に

三重県伊賀市が数十年前から市内の一部の在日韓国人や在日朝鮮人を対象に市県民税を減額していた措置について市は12日、「昨年度まで市県民税を半額にしていた」と認めた。同県内では桑名市で本年度も同様の減免措置を講じていることが判明。四日市市に合併前の旧楠町でも減免していたことが分かった。
伊賀市の減額措置は、昭和30年代から40年代にかけ、当時の上野市(現伊賀市)が、地元の在日本大韓民国民団(民団)や在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)との交渉を経て開始。市長が特例で認めたという。当時は納付しない人も多く、半額でも徴収したい、と始めたらしい。
在日特権というのが仮にあるとしても、
これは権利でしょ?権利とは法律に基づいて国家が認めてはじめて成立するもの。
ネトウヨは在日特権を批判するなら在日を叩くのではなく国家を叩けよ。

在日に限らず、そこに生きてる人間が権利を主張するのは当然。
しかし権利が認められるかどうかは国家が最終的に判断・決定する。
特権があるからズルイとか出て行けとか言うのは批判の矛先を間違ってる。
というわけで、ネトウヨ諸君は自治体に文句言うように。
posted by s19171107 at 07:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月14日

気になる報道だけピックアップ

時間が無いので、昼の食休みに毎日新聞紙面から書き写したニュース記事要点まとめメモをスキャナーで取り込んだものでお茶を濁します。

mai-961114.jpg
(クリックで拡大)

シャープペンシルで書いたので、ちょっと薄いかも。
今度からはボールペンで書きます。
posted by s19171107 at 20:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月10日

一括り思考

http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=336119&media_id=20
(mixi内記事)
韓国の民間団体「民族問題研究所」などは9日、日本の植民地統治に協力したとされる韓国人4千人以上の名を掲載した「親日派人名辞典」を来年8月に出版すると発表した。

 韓国では、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領直属の「親日・反民族行為者財産調査委員会」も親日派からの財産没収を進めており、「親日派」への攻撃はしばらく続きそうだ。

 辞典の編集には約150人の研究者らが参加し、「親日派」と認定された4千人以上について、認定の理由など詳細が掲載される見込み。韓国では「親日派」への反感が根強く、認定された場合、大きな打撃を被ることが予想される。

 一方、盧大統領直属の委員会は今年に入って、親日派と認定した19人の子孫に対し、土地などの財産没収を決定し、現在も調査を進めている。今後、財産没収の対象者はさらに増えるものと見られ、子孫らは「事後立法で相続財産を強制没収するのは違法だ」と反発している。
この民間団体が、どれ程の規模か分からないけど、少なくとも日本のネトウヨ並みのアホだってことは間違い無さそうです。

ところで、改憲派論理研究シリーズ記事のネタ収集元である某所において、改憲派論客氏から下記のような書き込みを頂きました。
こんな国は到底好きにはなれないし、信頼も出来ない。友好など表向きの顔だけだ。常に念頭にそのことをおいて外交を展開しなければならない。
「そもそも国際社会において100パーセントの信頼を置ける国なんてあるわけねーだろ。あれだけ『親日』ともてはやされている台湾だって、尖閣諸島の領有権は主張しているじゃないかw」というツッコミはさておき、どうも「韓国の民間団体が勝手に出した人名録」という重要なポイントを脳内消去しているっぽいですね。

しかしまあ、大韓民国国籍保持者を「韓国人」と一括りにできるその思考回路は私にはちょっと理解しがたいです。いくら韓国が民主政体を敷いているからって、韓国国民が韓国政府の政策を100%信任しているわけではないし、特に対親日派政策なんて正直、今日の生活とは無関係のどうでもいいことを投票先決定のポイントにしている人が、果たしてどれだけいるんでしょうかね。

まあ、"契約本位の民主主義"ではなく、「民主国家」を「一つの大家族」くらいに考えている"共同体的民主主義"を前提としている方々(参考)には、こういう、国家と国民の意志が100%一致するわけではないという視点、もっと言えば国家と個人を部分的に切り離して考えるという視点は無いのかもしれません。

ついでに、似たような思考回路による言説を、オランダ下院が従軍慰安婦問題で日本に謝罪を要求する決議を出したという記事に対する「声」で見かけました。
(注:この「声」は護憲改憲討論とは全く関係ないところで採集したものですが、思考回路のモデルが似ているので保存します)
・・・やっぱオランダ。
いや、“さすが”と言うべきか・・・?

第二次大戦中たいしたこともせずに、戦争終わったら、ちゃっかり戦勝国側について敗戦国から略奪のかぎりを尽くした国の言うことは違うねww

第二次大戦中(前後含む)のオランダ、あまり良い話を聞きませんよ?


しかも今更なにを言い出すのか・・・。


そもそも、植民地から搾取することによって世界一いい体格を手に入れた国が・・・(オランダ人って元々はそんなに体格は大きくなかった)

・・・!!

あ、なるほど、植民地を奪われた腹いせか。

・・・ってどっちにしても今更。
国家と個人を切り離す視点以前に、なんか根本的に逝っちゃっているような、、、


付録
オランダ下院、従軍慰安婦問題で日本に謝罪要求決議http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20071110i111.htm
オランダ下院は8日、第2次大戦中のいわゆる従軍慰安婦問題で、日本に謝罪や賠償を求める決議案を全会一致で採択した。

 この問題に関する議会決議は欧州では初めて。米下院が今年7月に同様の決議を採択したのが「飛び火」した形だ。

 地元メディアによると、8日の本会議で採択された決議は、旧日本軍が戦時中、アジア諸国や西欧出身の女性を「性的奴隷」として働かせたとして、日本政府に元慰安婦への謝罪、賠償を求めている。決議に法的拘束力はないが、フェルハーヘン外相は同日、決議を日本政府に伝達する意向を示した。

 オランダ国内では、日本占領下のインドネシアの慰安所で働かされたというオランダ人女性らが、日本に謝罪を求める活動を展開しており、日本政府の姿勢に批判的な世論が強い。
posted by s19171107 at 22:07| Comment(2) | TrackBack(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

改憲派論理研究:「民主主義」をめぐる不毛な討論と改憲派による「プロフィール訓詁学」

今度は話が「民主主義」とか「国家と個人の関係」へ。
ここ数日の討論を見ていると、10月9日の記事にて少し触れた、この討論における改憲派論客の、自国の軍事組織の暴走に対する危機感が薄い原因は、どうやら「民主主義」というもの対する認識がちょっと違うからなのではないのかと思えてきました。

今回の参加者
「A」=護憲派、すくなくとも改憲派ではない
「B」「C」=自他共に認める改憲派

721 C
> ただ、みなさんのご主張なさる内容は、かなり微妙な軍備拡大についてであり、また、とても克己精神にあふれた軍隊編成についてのように思えます。はたして、こんな理想的な制御がきちんと実現するでしょうか?暴走しないようにコントロールができるのでしょうか?

 日本は議会制民主主義の国です。国民の支持を取り付けないことには 軍隊の派遣はできませんよ。 選挙というものがあり、国民の支持を得られなければ選挙で当選しません。

(後略)
(途中、話が脱線したため一時討論断絶)
782 A
> 常にね、話題になるのが 個人と公の関係です。 個人と公を切り離すことは不可能なことは Aさんでも同意するでしょう。 

> 「祖国があなたに何をしてくれるかを尋ねてはなりません、あなたが祖国のために何をできるか考えて欲しい」 ケネディの有名な演説ですが、個人の集合体が国家を支えている以上 とても 重要な言葉だとおもいます。


いまだにこういう時代遅れの原理で動いているから、アメリカはダメになるのです。
アメリカの自由は、すでに国家主義の貸付に過ぎませんし、私たちはこんなものを今さらありがたがる必要は全くありません。


ケネディの時代ならいざ知らず現代の状況では、個人の集合(集合体ではない)は、雑多な群集とみなすべきです。

個人が可能な範囲においては、いかなる方向の行動も「有り」のランダムな存在です。

そのランダムな存在をあくまで肯定した上で、全体として社会機構の安定を志向するのが政治というスキルです。

国として例えば経済とか文化とか、少子化の解決とか、こういう方向に行くのが望ましいというのは、それはあるでしょうが、個々人の選択はまったく別の次元の問題なのです。

そこには、確かな「断絶」がなければなりません。それが民主主義の基本中の基本ですから。

「断絶」という事が分かりにくければ、一例をあげましょう。
例えば国としては少子化を解決しようとしている時に、独身主義や子供を持たない主義の夫婦、あるいは全く異性を愛せないという人もいるでしょう。
こういう「非協力」は、当然あって当たり前のものです。
国はいくら少子化を解決して国の将来を明るくしますと言っても、こういう人たちも含んだ雑多な群集が住民なのだという事は、認めなければならないのです。
そこには、国のレベルの方針とここの現実との間の、鋭い亀裂が常時有るのです。
787 B
>Aさん

(Aさんの発言)
そこには、確かな「断絶」がなければなりません。それが民主主義の基本中の基本ですから。 「断絶」という事が分かりにくければ、一例をあげましょう。
例えば国としては少子化を解決しようとしている時に、独身主義や子供を持たない主義の夫婦、あるいは全く異性を愛せないという人もいるでしょう。
こういう「非協力」は、当然あって当たり前のものです。


→民主主義の基本は「良識ある市民の存在」です。なにをもって良識とするかは難しいですが、やはり教育の部分ではないでしょうか。
あなたのいう断絶というのはいわゆる「個人主義」のことでしょうか。
793 A
Bさん

>民主主義の基本は「良識ある市民の存在」です。

民主主義の基本は、契約の成立と遵守、別の言葉でいえば、責任と権限の一致です。

個人的な良識が基本になるような牧歌的な時代では、現代はもはや全くありません。

Cさん

これも的外れの議論です。
システムのことはシステムで解決する以外は解決にならないといっているのです。
そこに、成員の個人的な協力を見積もりに入れてはダメなのです。
非協力であたりまえ、それが前提です。
その前提で舵取りをやるのが、politicsとういスキルです。

国家が何故警察を置き、警察がなぜ犯罪者を逮捕するか。
犯罪者が多くの犯罪行為をやりっぱなしだと、社会が不安定になるからです。
国家にとって個人の福祉はその先にあるにすぎません。
そういう仕様です。
なので当然、個人もそういう仕様を理解して利用すればよいだけです。
795 B
(Aさんの発言)
>「断絶」がなければなりません。それが民主主義の基本中の基本ですから。
>「非協力」は、当然あって当たり前のものです。

(私の発言)
→あなたのいう断絶というのはいわゆる「個人主義」のことでしょうか。


(Aさん)
>民主主義の基本は、契約の成立と遵守、別の言葉でいえば、責任と権限の一致です。 個人的な良識が基本になるような牧歌的な時代では、現代はもはや全くありません。


・・・・・「非協力」があってあたりまえ、でも「契約の成立と遵守、責任と権限の一致」は必要。「個人的な良識は基本にはならない」・・・あの・・・正直言って論理滅茶苦茶なんですけど・・あなたの発言って。

 非協力があって当たり前なら、契約(法治国家のことか?)の成立と遵守が何故必要なんだ?

 単純に法治国家に従い、ある程度の教養と判断能力を持ち政治に参加する市民ならば「良識ある市民」の一言でかたずけてよいのではないでしょうか。

 民主主義の根本は良識ある国民によって支えられるものであることが牧歌的、ようするに時代遅れならば、公の意識を捨て、個人の欲求のままに生きる人々が溢れる世界での民主主義ならば国はうまく運営できるとでも?
798 C
> システムのことはシステムで解決する以外は解決にならないといっているのです。
そこに、成員の個人的な協力を見積もりに入れてはダメなのです。
非協力であたりまえ、それが前提です。
その前提で舵取りをやるのが、politicsとういスキルです。

 なるほど、国家の運営に 国民の協力を当てにしてはいけない。ということですね。

> 国家が何故警察を置き、警察がなぜ犯罪者を逮捕するか。
犯罪者が多くの犯罪行為をやりっぱなしだと、社会が不安定になるからです。

 なるほど、というと やはり 国家権力の必要性は認めているのですね。
 
 まあ、つまり、国家権力は必要だと、しかし、 国家を運営する時個人の協力を当てにしてはいけない。 となると 国家は なにを  根本的に求心力として 運営していったら良いのでしょうか?

 求心力は 必要ないのでしょうか? であれば 公務員。具体的に 警察、消防、自衛隊、海上保安庁など 仕事自体が その個人の命にかかわることもあるのですが、こういった仕事についている人は なのを報酬というか 何を 心にもって 働けばいいのでしょうか?
813 A
国家の運営に成員の協力的アクションを当てにするようなシステムは、絶対に不成功に終わります。

そんなことは、そもそも現実には不可能だからです。群集は、雑多だし、雑多であり続ける権利があるのです。
それを否定するには、北朝鮮のような体制でもしくほか仕方ないでしょう。
ミクロ的にいえば、それぞれの用件を抱えてこなすだけで精一杯なのです。
当然ですね。

卑近な例をあげれば、スーパーのレジ袋一つ、結局なくならないで何年経ちましたか。
これが、現実です。
そして、現実でないべき論をぶってみたり、偉人の功績を文学的に持ち上げても、自己満足にはなるでしょうが、こんな小さな現実ひとつ、実際には変えられないのです。

政治には、そんなものはNOTHINGです。

...

国家と住民というか成員との関係は、本質的に他人の関係でなければなりません。
他人の関係でなければ、契約を交わす意味も、そもそもなくなります。他人の関係だからこそ、契約の遵守が相互を認識する手段になるのです。

たしかに人間の本質そのものは、100年まえも現代もさほど変わっていないと見ることも出来るかもしれません。
でも、人間が自然に対して負う義務は、信じられないくらいに変わっています。
産業の動力化がまず節目で変わり、それ以降も、現代に至ってなおさら、一層重大化する方向にかわりつつあるのです。


歴史の偉人に心酔するのもよいですが、そういう精神論に耽溺しているよりは、目の前にある現実を一つ、拾い上げたほうがよほど役に立ちますよ。


ちなみに歴史を研究するなら、民衆史、生活史も立派な歴史である事をお忘れなく。
うーん、「B」「C」両改憲派論客氏は、どうも「民主主義」を共同体的なものとして捉えているっぽなあ。対してAさんは契約本位の民主主義を前提にしているっぽいから、こりゃ幾ら話し合っても無駄じゃないかな。。。

もしこの討論における改憲派論客が、共同体的民主主義、すなわち「民主国家」を「一つの大家族」くらいに思っているとしたら、自国の軍事組織の暴走に対する危機感の低さも納得できますね。

ちなみに、改憲派論客たちは、この視点が全く理解できないようで、「ただの嫌がらせだろう」とか言い始め、さらに「プロフィール訓詁学」まで始めました。
823
すでに彼は正体がばれているから
面白くないのでしょうな・・・。
余談でした。
824
どういう 正体なんだろうか??

ミクシーのプロフィール見てもらえばなんとなく分ると思うのだけど。
(まあ、どこにも中共が嫌いとか韓国が嫌いとかは書いてないけど。)

日本人で 今の政権の中共や韓国が 好きな日本人も少ないと思いますよ。

僕に 中共が嫌いだ。と 言わせるのが目的なのか??

この議論というのは 他の改憲派の人にも中共や韓国が嫌いだ。というのを言わせるのが議論の目的なのか??

 改憲派と護憲派の 論争ではないのか???

ということは

Aさんは 今の 韓国政府、中共政府を 支持しているのですね。
ということは、チベットというのは Aさんからみたら これは中共の国内問題ですか? なんか Aさんの思想と矛盾しますけど?


市民革命をやりたいのだろうか?? どこに対する市民革命なのか???
日本国家なのか????

で、革命して どのような 国?(国じゃないみたいだから)をつくるのか???
 数の上では改憲派は優勢なので、勢いづいていますが、このシリーズ記事の最初のほうで盛んに取り上げた、改憲派論客による「護憲派=非武装中立平和主義者」という勝手な構図は、護憲派の積極的な反論によって、ほぼ、粉砕されてしまったがために、改憲派としては「彼の正体」だとか「中共支持」みたいな、もはやただの誹謗中傷レベルの書き込みしかできていません。見た目上は優勢ですが、実は劣勢みたいですね。

そういえば、「現在の改憲論議に対するアメリカによる影響」という視点についての討論も数の勢いで無かったことにしましたっけ(参考)。あれ、指摘されたときは凄い答えにくそうでしたね。

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http://www.geocities.jp/s19171107/DIARY/BLOGINDEX/kaikenha-ronri.html
posted by s19171107 at 13:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 憲法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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