米ゼネラル・モーターズ(GM)が12日発表した2007年通期決算は最終赤字が387億ドル(約4兆1000億円、前年は20億ドル)に達した。赤字は3年連続で、損失額は過去最大。信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題の影響で今後の業績見通しが悪化し、会計上の一時損失を計上したことが響いた。北米自動車事業の回復も鈍っており、全米規模の早期退職制度など追加リストラを実施する。自動車屋のくせに、それも本業は大して振るっていないのに、余計なとこに手を出すから、こんなことになるんだよwww
GMは7―9月期に収益見通しの悪化から、税効果会計に基づき計上してきた繰り延べ税金資産の取り崩しで383億ドルの一時損失を計上していた。10―12月期は最終損益が7億2200万ドルの赤字(前年同期は9億5000万ドルの黒字)で、2四半期連続の赤字。
07年通期の赤字額は米メディア大手のAOLタイムワーナー(現タイムワーナー)が02年決算で計上した約990億ドルの最終赤字に次ぐ規模とみられる
しかしこれ、完全に経営の失敗なのに、しわ寄せは従業員に来たね。いつも、リスクは従業員に、リターンは経営者と株主に。まあ、資本主義ってそういうもんだから、今更どうこう言うもんでもないけどさ。
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/080212/asi0802121930006-n1.htm
オーストラリアのラッド首相は13日、先住民であるアボリジニに対し、過去の政権が行った政策について公式に謝罪する。同国首相がアボリジニへの政策で謝罪を表明するのは初めて。12日には首都キャンベラの連邦議会に史上初めてアボリジニを招待して記念式典が催され、ラッド首相は「きょう私たちは過去の誤りを正すため、小さいが意義のある一歩を踏み出した」と強調した。さて、日豪捕鯨論争における、日本側の一部による「白豪主義」批判がこれで崩れたことになりますね。
この日、議会内のホールで行われた式典ではアボリジニたちが「歓迎」を意味する舞踊を披露。先住民であるアボリジニたちが所有していた土地に、首都キャンベラが建設されたことが公式に認められた格好となった。
アボリジニは、「原住民」を意味する英語のABORIGINEに由来し、現在の人口は島嶼(とうしよ)部を含めると約46万人で、豪州の全人口約2000万人の2%強に当たる。
アボリジニたちは18世紀以降、英国からの流刑者を中心とした白人の入植過程で、「ハンティング」と称して殺害されたり、土地を奪われたりするなど、さまざまな迫害に遭ってきた。20世紀に入ると、白人優遇の「白豪主義」のもと、隔離政策が実施された。
特に、1910年代から70年代にかけて、アボリジニの子供たちを親元から引き離し、白人の家庭などで養育させる同化政策が続いた。「盗まれた世代」と呼ばれたこうした子供たちは約10万人に上るとみられている。
ラッド首相が13日に連邦議会で謝罪を表明するのは、隔離・同化政策についてで、豪州の報道によると、「『盗まれた世代』とその家族たちが受けた苦しみや痛みに対し謝罪する」「誇りある人々と文化が受けた侮辱に対し謝罪する」などと表現されるという。
これまでハワード前保守連合政権は謝罪に応じてこなかったが、労働党のラッド党首は昨年11月の総選挙でアボリジニへの謝罪を公約に掲げて圧勝、政権を奪取した。
ただ、ラッド首相はアボリジニに対する補償金の支払いには応じない方針で、その代わり、教育や医療、経済面における、アボリジニとその他豪州国民との格差是正に全力で取り組む決意を表明する見通しだ。
次の一手はどうするつもりなんでしょうかwww
http://news.livedoor.com/article/detail/3505867/
店長など管理職の肩書が付くだけで残業代などが支払われない問題で日本労働弁護団は11日、「名ばかり管理職110番」を実施した。日本マクドナルドに対し、店長に残業代を支払うよう命じた東京地裁判決を受けて行い、約5時間で130件が寄せられた。
東京都の金型製造の男性(19)からは、高卒1年目で管理職にされ、基本給13万円に1万円の手当が付き、毎日2時間以上の残業代は出ていないとの相談があった。茨城県のコンビニ店長(42)は定時にタイムカードを押してから残業、休日出勤の際はタイムカード自体は押さずに働いていると訴えた。店長になり年収が下がった。
千葉県の女性の夫は、建設・土木関連の仕事で現場監督をしていたが、月5万円の役職手当だけで、月110時間残業し、今年1月に過労が原因で自殺したという。男性は妻に「おれが死んだらタイムカードを見たら分かる」と伝えていた。
弁護団の棗(なつめ)一郎弁護士は「『名ばかり管理職』が予想以上に存在することが分かりあぜんとした。残業代不払いもそうだが、長時間労働を強制する下地になっている。企業は従業員の命を削るような働かせ方はいいかげんにやめるべきだ」と話している。
労働弁護団による電話相談は毎週火、木曜日の午後3〜6時(03・3251・5363)。
http://www.asahi.com/international/update/0213/TKY200802130284.html
東ティモールのラモス・ホルタ大統領とシャナナ・グスマオ首相が武装集団に銃撃され、ホルタ氏が重傷を負った事件で、モンテイロ検事総長は13日、少なくとも18人の容疑者の逮捕状を裁判所に請求していることを明らかにした。政府は同日、治安の悪化を懸念し、非常事態宣言を14日から10日間延長した。「あんな小さい島で何を争っているんだ馬鹿らしい」と思う方もいらっしゃるでしょうが、そもそも権力闘争なんてもんは馬鹿らしいものです。
11日早朝の銃撃戦で死亡した武装集団の指導者アルフレド・レイナド少佐と仲間1人以外は現在も逃走中。このため政府は容疑者らに投降を呼びかけるとともに、国家警察を中心に身柄の確保を目指す。
一方、最大野党の東ティモール独立革命戦線(フレティリン)幹事長のアルカティリ元首相は13日記者会見し、「政府は攻撃の情報が3日前に入っていたのに予防策をとらなかった」と主張。グスマオ首相に対して、兼務する国防・治安相を辞任するよう求めた。また、国防と治安を担当する2人の国務相にも辞任を求めた。
AFP通信などによると、ホルタ氏は同日、入院している豪州ダーウィンの病院で3度目の手術を受けた。病院の医師は「極めて深刻な容体だが安定している」と語った。
国の規模が大きくなると、「馬鹿らしい」と一言では片付けられなくなりますが、規模の大小なんて関係ありません。