大阪府の橋下徹知事は10日、当選直後に「原則認めない」とした府債発行について、4月から7月末までの新年度の暫定当初予算案に約160億円を盛り込み、生活関連の建設事業を行うことを明らかにした。8月以降の本予算ではさらに発行額は膨らむとみられる。知事の府債を巡る発言は二転三転しているが、「評価は府民に判断してもらう」と述べた。一方財政当局によると、人件費の削減は当初予算案に計上しないことも分かった。>暫定当初予算案に約160億円を盛り込み、生活関連の建設事業を行うことを明らかにした。8月以降の本予算ではさらに発行額は膨らむとみられる。
大阪府の19年度の府債発行額は約2400億円(普通会計ベース)。橋下知事は先月28日未明の当選直後の産経新聞との単独インタビューで「収入ベースで予算を組む。府債発行は原則認めない」と発言していた。
しかし2日後「地方交付税で補填(ほてん)される府債があるとは知らなかった。考えたい」と撤回。さらに「ゼロにできなくも改善すればいい」などと話していたが、今月6日の就任会見では再び「府債発行は原則認めない」とする方針を示していた。
ところが10日、府の各部局と予算査定に臨んだ後、報道陣に対して「府民生活に影響を及ぼす。(府債は)ゼロにはならない」と明らかにした。そのうえで「建設事業にかかわる府債発行で160億円くらいになる」と説明。地方交付税が伴うかどうかは「補填ゼロのものもある」とした。
しかし、財政再建のために廃止事業を選択したうえで新たに編成する8月以降の本予算案では、「このまま行くわけではない」と述べ、さらに府債発行が増える見通しを示した。
府財政課によると、当初予算案に盛り込むのは建設事業債などで、学校、道路、河川整備などが含まれるという。また補填がゼロとなるのは府営住宅。
どうせなら、府債増刷で財源確保より、大企業増税と同和予算全廃によって、府債依存ではなく、まずは抽出方式で財源確保を目指した梅田候補の方が良かったかもしれんね。
もっとも、梅田候補敗北研究記事でも書いたけど、大企業増税を大阪単独でやると、大阪から大企業が逃げてしまう可能性もあるから、何らかのエサも吊るさないといかんけどね。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/121887/
午前9時34分 前日に続き平成20年度暫定予算の知事査定のため、府庁内の特別会議室へ。>報道陣の取材に応じる。「府債発行原則ゼロ」を掲げながら、約160億の府債を発行することについて「朝令暮改と言うかどうかは、有権者のご判断。メディアが勝手に『ゼロ、ゼロ』と言っていただけで、僕は『原則ゼロ』と言っていた」。
11時50分 府が750億円の投入を決定していた住宅地・箕面森町について「お金の使い方にあまりにも裏付けがなさすぎる」と職員をいさめる声が漏れる。
午後1時2分 知事室で合併支援を求めて訪れた河内長野市の橋上義孝市長と千早赤阪村の松本昌親村長と会談。「全面的に協力させていただく。担当者にも府としてバックアップすると伝えている」。
2時2分 再び特別会議室へ。
6時1分 この日の査定を終える。
6時33分 報道陣の取材に応じる。「府債発行原則ゼロ」を掲げながら、約160億の府債を発行することについて「朝令暮改と言うかどうかは、有権者のご判断。メディアが勝手に『ゼロ、ゼロ』と言っていただけで、僕は『原則ゼロ』と言っていた」。暫定予算を組んだことによって影響を受ける市町村については「迷惑がかかるかは市町村が判断すること。市町村への影響は最小限に収まったが、僕の口からおわびと事情説明をしたい」。
7時10分 府庁を出る。
(^ω^;)
まあ、1回目は"例外"と言い訳できても、2回目以降は無理だよー
今回の暫定予算は、まだ「お手並み拝見」にもならない。6月・7月の本予算関連の動きが、本当の意味での「お手並み拝見」になるね。それまでには私が大阪府政に飽きている気もするがww
http://www.asahi.com/edu/news/OSK200802090119.html
大阪府の橋下徹知事は9日、府が単独事業として進めている小学校1、2年生での35人学級制度について「(学級編成を)40人から35人にするだけで30億円予算が増えている」とし、見直しも含めて府教委と議論する考えを示した。それならば、「グラウンド芝生化」なんて、訳分からん公約も"凍結"ではなく"撤回"してくれ。
府は入学後に学校生活に適応できない児童に対応するため、04年度から40人だった学級編成基準を見直し、1、2年生の全クラスで35人学級を実現。教員の増加配置などで経費は約30億円増えた。知事は35人学級制ではない3年生以上でも4分の3は35人以下になっていると指摘し、「30億円は他にも使い道があるのではないか」と疑問を呈した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080209-00000900-san-soci&kz=soci
大阪府の橋下徹知事は8日、NHKの「かんさい特集」に生出演した。番組は大阪市の平松邦夫市長らと討論する形で進められたが、女性アナウンサーの進行のやり方にキレて、ほかの出演者からたしなめられる一幕があった。ほんとにバカじゃねえのか
番組はこの日午後7時半スタート。国会などへの就任あいさつのため東京を訪れていた橋下知事は、約30分遅れてスタジオ入りした。
アナウンサーが「およそ30分の遅刻で到着されました」と冗談めかして紹介すると、「遅刻といってもこちらの責任じゃない。公務を優先していた」と表情をこわばらせて釈明。「もともと、番組の最初には間に合わないと申し上げていた」と声をあらげた。
さらにアナウンサーが財政再建策にからみ、人件費削減の具体策についてしつこく質問すると、「決まっていた予算を数日でひっくり返し、検討しているので、そこまで言及できない」と不快感をあらわに。
「NHKのインサイダー問題だって(内部調査に)どれだけかかってるんですか」と、今年1月に発覚したNHK記者らのインサイダー取引問題を引き合いに出し、やり返した。
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http://www.geocities.jp/s19171107/DIARY/BLOGINDEX/osaka-hashimoto.html