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2008年02月20日

気になる報道だけピックアップ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080219-00000009-jij-soci
 19日午前4時23分ごろ、海上自衛隊のイージス艦「あたご」(7700トン)から、「漁船と衝突し、漁船の船体が2つに割れて浮いている」と第3管区海上保安本部(横浜)に連絡があった。
 同本部によると、衝突地点は千葉県南房総市の野島崎の南約40キロの海上で、漁船は勝浦市の新勝浦市漁協所属の「清徳丸」(長さ12メートル、7.3トン)で、乗組員2人が行方不明になっている。同本部は巡視船などを派遣し、詳しい状況を調べるとともに、不明者の捜索を行う。
 新勝浦市漁協によると、清徳丸に乗っているのは船主の吉清治夫さん(58)と、その息子とみられる。
 今回の事故に対するニュー速+やハン板の反応は、この件に対する直接的な責任追及はもちろんのこと、「天下の最新軍用艦が漁船に気がつかなかった」とか「関係閣僚への連絡の遅れ」という、安全保障に直結する極めて重要な事柄についての言及よりも、「回避義務は漁船のほうにあったのではないか」(←法的には失当な主張だけど)とか「漁船にも落ち度」といった、その場しのぎの見苦しい言い訳や、あるいは玄界灘海難事故まで引っ張り出す輩が目立ちます。
 今回は偶然ぶつかった漁船が真っ二つになって沈んだだけですが、最初からヤル気満々のテロリストが小型船に爆弾積んで特攻してきたときも、ここいう言い訳を恥ずかしげも無く言うつもりなんでしょうか。 
 「中国が攻めてくるー」だとか「ロシアが南下してくるー」とか、「危機管理」や「安全保障」に対して、普段は人一倍の広い視野で語っている国士様(笑)たちが、この件に関しては極めて狭い視野で話をしている姿を見ると、やはり日本人は「平和ボケ」しているんだなぁ、という思いを強くします。
 また、改憲派の方々との討論において、よく「憲法9条が自衛隊の柔軟な活動への足かせになっている」という主張がなされますが、今回の一件を見る限り、9条の有無は余り関係無さそうです。
 
http://www.asahi.com/international/update/0219/TKY200802190300.html
 病気療養中のキューバのフィデル・カストロ国家評議会議長(81)は19日付共産党機関紙グランマに寄せた国民向けのメッセージで、健康状態を理由に「国家評議会議長と軍最高司令官の地位を受けない」と述べ、国家元首である議長職から引退する考えを明らかにした。59年のキューバ革命を主導して以来、一貫して占めてきた指導者の地位を明け渡す。

 キューバは24日に国会を招集し、新しい国家評議会メンバーとその議長を選ぶ予定だった。後継は、06年7月末から権限を一時的に委譲されている実弟のラウル・カストロ第1副議長(76)が確実とみられている。

 メッセージは議長の署名入りで、18日午後に書かれた。その中で、退任の動機について「国民に期待を持たせながら死んでしまい、失望させたくなかった。私がいなくなる事態に心理的にも政治的にも備えることが、私の第一の義務だった」と語り、存命のうちに道を譲る狙いをにじませた。

 一方で、共産党中央委員会第1書記と閣僚評議会議長(首相に相当)については言及しなかった。「最期まで責務を果たすのが私の願い」として政治活動を続ける意思を示しており、カストロ議長が強い影響力を維持し続ける可能性が高いが、「ラウル氏が経済改革を実行する自由度は以前より高まる」(ハバナ在住記者)と期待する声もある。
 ちなみに、3月下旬からBS1で「カストロ 人生と革命を語る」の再放送があります。スペインのテレビによるフィデルへのインタビューで、全5回です。
 
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20080218-OYT8T00767.htm
 北朝鮮による拉致被害者と家族を支援する「救う会鹿児島」は17日、鹿児島市で総会を開き、「一部の役員に対し、ほかの役員や拉致被害者の家族から反発が出ており、このまま会を継続するのは困難」として、解散した。今後は「救う会鹿児島」の名称と事務局(鹿児島市)を残したうえで、役員を設けず、拉致被害者家族が中心となって活動を続ける。

 同会の假屋達郎・元事務局長によると、17日の総会で、花牟礼薫・元会長が解散を提案、特に反対はなかったという。解散日は昨年12月31日付とした。同会には花牟礼元会長ら8人の役員がいたが、一部役員の行動に、被害者家族や救う会本部から批判が出ていたという。

 今後も新組織として、市川修一さん(当時23歳)の兄、市川健一さん(62)(鹿屋市)ら被害者家族が中心となって活動を継続。3月には鹿児島市内で署名活動を行うことも内定している。ただ、假屋元事務局長は「活動を縮小せざるを得ないかもしれない」と懸念している。
 そーいえば、AMLで延々と巣食う会の活動宣伝を送ってくる「横山恵」を名乗る参加者が、この件に関しては黙り込んでいるのはなんでだろう
posted by s19171107 at 06:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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