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2008年06月11日

刑務所の中はどうなっているのか?

 昨今は厳罰化が殊に声高に叫ばれております。厳罰化論者曰く、「誤れる『教育刑主義』」のもと「加害者の人権を擁護」しすぎているがゆえに「刑罰が軽すぎ」、結果的に凶悪犯罪、特に再犯が多発しているそうです。

 しかし、果たして「教育刑主義そのものが間違っている」のでしょうか。この問いの答えを導き出すためには、実際の刑務所とはどういうところなのかについて知る必要があります。

 その一つの資料として、今回は『週刊朝日』6月20日号を取り上げます。

(まだ最新号として発売中なのでアップはしません。最新号としての店頭発売が終わったら転載掲載します。)

 刑務所の中は、もはや『犯罪予備校』というべきものであり、そして本来、受刑者を監視・矯正をさせて社会復帰させる任務を課せられている刑務官が、「それが刑務所なんだよ」といって開き直ったり、あるいは、刑期短縮をエサに「反省」なるものを求めているという証言であります。

 本記事をはじめとして、私は昨今の安易な厳罰化志向については、極めて慎重な立場をとっておりますが、だからといって、長期懲役等の「厳罰」に絶対反対というわけではありません。しかし、実際の刑務所の実態というものを含めて考えると、更生教育施設としての刑務所は、もはや機能麻痺を起こしていると言わざるを得ず、こんな環境が放置されているようでは、「更生しろ」って言うほうが無理であります。よって、現段階において「教育刑主義そのものが間違っている」という結論を導くには時期尚早であり、むしろ、こんな劣悪な環境に「厳罰」の名の下に長期間入れておけば、いよいよ社会復帰できなくなり、逆効果となるのではないでしょうか。

 もっとも、ポル・ポトのように、一度過ちを犯した人間は二度と社会に復帰させないというのならば問題ないのかもしれませんが、社会から排除するより、きっちりと再教育を施して社会に復帰させたほうが大局的には社会全体の利益となるということは、当ブログにおいて以前より再三、申し上げてきたとおりです。

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http://www.geocities.jp/s19171107/DIARY/BLOGINDEX/saiban.html


posted by s19171107 at 20:53| Comment(2) | TrackBack(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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