当ブログは移転しました。詳細はこちらに掲載してありますので、ご参照ください。

2008年09月29日

ぁゃιぃ

 いつの間にか、「日本文化チャンネル桜二千人委員会」事務局の発行するメルマガに登録していたらしい。うーん、したようなしなかったような。。。
 それはさておき、経営が行き詰まった苦肉の策として始めた「1ヶ月1万円の"財務"」(←勝手に命名)は「順調に」会員数を増やしているみたいです。(そういえば"財務"って年1回1口1万円からだっけ。となると、原理上は年間で創価の12倍もお布施するわけかたいへんだなあ)
>>> チャンネル桜二千人委員会より御礼と御報告

皆様へ

「チャンネル桜二千人委員会」事務局より、九月二十七日までの委員就任をいただいた方のご報告を申し上げます。

「チャンネル桜二千人委員会」委員就任申込者の集計です。

平成20年9月11日
(16人)
平成20年9月12日
(39人)
平成20年9月13日
(14人)
平成20年9月14日
(24人)
平成20年9月15日
(28人)
平成20年9月16日
(47人)
平成20年9月17日
(63人)
平成20年9月18日
(108人)
平成20年9月19日
(68人)
平成20年9月20日
(34人)
平成20年9月21日
(39人)
平成20年9月22日
(38人)
平成20年9月23日
(62人)
平成20年9月24日
(51人)≪うち協賛会員からの移行者19人≫
平成20年9月25日
(51人)≪うち協賛会員からの移行者10人≫
平成20年9月26日
(26人)
平成20年9月27日
(16人)


総計724人


≪二千人まであと1276人≫

毎月一万円というのは、大変な金額です。
本当にありがとうございます。
もし、これが難しい皆様におかれましては、一口に二千円の「友の会」に入会いただくか、インターネット動画配信TVである「SO-TV」にご入会いただければとお願い申し上
げます。

困難な時期にこそ、本物の草莽の同志の「人情」「真実」がわかるものです。
ここに書き込んでいただく皆様の激励のお言葉、チャンネル桜に駆けつけお手伝いいただいている草莽ボランティアの皆様、別の場所で黙々とこの草莽チャンネルご支援い
ただいている皆様、本当に胸を熱くしながら、感謝をいたしております。
ありがとうございます。


どうか、私たち日本草莽の手で、日本国民の日本国民による日本国民のための草莽メディアを新たに創設しましょう。

ますら男の心の花は咲きにけり
散りても四方に香は匂ひつつ

伴林六郎

本メールと行き違いで、既に「二千人委員会」にお申し込みの場合は、何卒ご容赦いただきますよう、お願い申し上げます。

平成二十年九月二十九日

チャンネル桜二千人委員会
代表:渡部昇一
事務局長:松浦芳子
日本文化チャンネル桜編成部

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◆「日本文化チャンネル桜二千人委員会」の詳細とお申込については、こちらを御覧ください。
http://www.ch-sakura.jp/topix/538.html

◆今すぐお申し込みの方はこちらからどうぞ。
http://www.ch-sakura.jp/topix/538.html#applicationbymail

◆「日本文化チャンネル桜二千人委員会」とは?

・ 形式としては、「広告主」としてチャンネル桜を支えていただく委員会です。
・ 委員会費は、1口 毎月1万円 です。
・ 委員会の委員に就任すると、インターネット放送 So-TVが無料となります。また、「チャンネル桜 友の会」の特典が
受けられます。
・ 将来は、代表・水島総が持つチャンネル桜の持ち株を委員会に譲ることを考えております。
・ ご契約期間は1年間です。その後は自動更新とさせていただきます。更新前に事務局よりご案内させていただきます。
<<<
 しかしこれ日々の増分がかなりぁゃιぃ数値だなあ。その昔、独自に有料放送していたけれど、こんなに「大人気」ならば、そもそも無料チャンネルで特定時間枠だけの限定放送なんかに移行せずとも、そのまんま逝けたんじゃね?最近はチャンネル桜にとって追い風になりそうな出来事も特に無いし。。。うーん。まあどうでもいいか。妄想勃起の精神で頑張ってください。私はついていけません。
posted by s19171107 at 22:16| Comment(0) | TrackBack(0) | ウヨがウヨウヨ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月28日

青天白日旗

 毎年恒例の『反中共デー』がまた今年もあるみたいですww(参考:昨年分の潜入記録)「反中共」の催しならば何にでも首を突っ込む『台湾の声』から案内状が来ていました。

http://www.emaga.com/bn/?2008090082502554001095.3407
>>> 件名:「台湾の声」【9・29】第7回反中共デー東京大会

《第7回9・29反中共デー東京大会》

☆日時

9月29日(月)雨天決行
午前11時〜集会開始
正午〜徒歩行進出発


☆場所

三河台公園
東京都港区六本木4の2の27
(六本木通り沿い/俳優座の横)


※東京大会の他に東北大会(仙台)、中部大会(名古屋)、関西大会(大阪)、
九州大会(福岡)が開催されます。

※超党派の運動のため、会旗や社旗など団体の旗の掲揚は禁止します。

※国旗の掲揚は大歓迎です。また旭日旗やZ旗の掲揚も歓迎します。

※台湾、満州、南モンゴル、東トルキスタン、チベットの国旗(独立旗を含む)
を掲揚することは歓迎します。ただし中華民国の国旗(青天白日旗)を掲揚する
ことは禁止します。

※「日中国交断絶」をはじめ「中華思想排撃」や「共産主義撲滅」など趣旨に沿
った幟やプラカードなど、または拡声器の持参を歓迎します。

※車輛での参加および徒歩行進に適さない服装での参加はご遠慮ください。


9・29反中共デー東京大会共闘委員会
<<<
 あれ?「ただし中華民国の国旗(青天白日旗)を掲揚することは禁止します」なんて条件あったっけ?、と思い、昨年の広報を参照してみると、、、
http://sv3.inacs.jp/bn/?2007090056817141001781.3407
>>> 件名:「台湾の声」【デモ案内】第6回9・29反中共デー東京大会

《第6回9・29反中共デー東京大会》

昭和47年9月29日、我が国は中華人民共和国との国交を樹立しました。
その日から35年の年月が過ぎましたが、我が国と中共との関係が正常かつ友好的であった事はありません。
靖国神社に対する冒涜、歴史教科書への介入、尖閣諸島への侵犯…、さらに東シナ海における海底資源の盗掘、我が国の領土である沖ノ鳥島の存在の否定…など、我が国に対する中共による主権侵害や内政干渉が繰り返されています。
さらに中共は、我が国からのODAや円借款など多額の経済援助によって、軍備を増強し、我が国をはじめ周辺諸国に軍事的脅威を与えています。
「反日」「共産」「中華」の3悪国家である中共は、我が国にとって明確かつ危険な敵国です。
我が国は現在、中共による侵略という重大危機に直面しています。

我々は草莽の有志として、祖国の危機を坐視する事は、断じて出来ません。
平成14年9月29日、所謂「日中国交正常化」30年の秋、我々は中共との国交断絶を勝ち取る為、第1回9・29反中共デーを開催いたしました。
第5回の昨年は東京をはじめ神奈川(横浜)、中部(名古屋)、関西(大阪)、九州(福岡)と各地において大会を開催いたしました。
これは「中央での共闘」から「全国での連帯」への拡大であり、統合から連合への発展といえます。
北京オリンピックを来年に控えた今、「9・29反中共デー」の旗の下、「打倒中国共産党」「日中国交断絶」「中華覇権主義排撃」「まもれ!尖閣諸島」を声高らかに叫び、勝利を目指して、同志同憂各位が共に起ち上がり、共に闘う事を熱望いたします。


             ☆☆☆記☆☆☆


☆日時

9月29日(土)午前11時〜集会開始/正午〜徒歩行進出発(雨天決行)

☆場所

三河台公園
東京都港区六本木4の2の27
六本木通り沿い/俳優座の横

☆合意事項

超党派の運動の為、次の行為はご遠慮下さい。
@会旗の掲揚
A車輛での参加
B隊服の着用


9・29反中共デー東京大会共闘委員会
<<<
 今年から新規に設置された条件みたいですwwwwwwwwww

 『台湾の声』曰く、台湾は「民主国家」とのことです。とすれば、その「民主国家」の国旗である「青天白日旗」は現在の台湾政府と台湾国民を象徴するものということになるはずなんですが、それの掲揚を禁止して、代わりに、同人組織が勝手に作った非公式の「台湾の国旗」(どうせ緑色の「台湾旗」だろ)の掲揚は認めるというのは変な話ですねー

 やっぱあれか、馬英九が総統になったからか。本当、この手の人たちは敵をつくるのだけは上手い一方で、「友達」といえば、自分達をマンセーしてくれる、「友達」というよりかは「手下」ばっかりなんですねえ。
posted by s19171107 at 22:17| Comment(0) | TrackBack(0) | ウヨがウヨウヨ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

世界が敬う親しい名前

http://sankei.jp.msn.com/world/america/080927/amr0809271951011-n1.htm
>>> アジア政策では突っ込んだ議論なし
2008.9.27 19:50
 米大統領選の第1回討論会は外交・安全保障問題がテーマだったが、約90分の討論時間のうち金融危機への対応などに約40分が割かれたこともあり、アジア政策では突っ込んだ議論はなかった。

 民主党のオバマ上院議員はブッシュ政権が北朝鮮との直接交渉を行わないとの方針を変更し、対話に応じたことで「一定の進展があった」との認識を示した。北朝鮮が核施設の無能力化を中断したことは「北朝鮮側の問題による」とした。

 共和党のマケイン上院議員は「親愛なる指導者(金正日総書記)の健康状態はわからないが、北朝鮮があらゆる合意を破ったことを知っている」と語った。

 オバマ氏はイラク政策を批判したなかで、「われわれは中国の挑戦を受けてる。イラクにばかり焦点をあてていたため、中国は米国不在の間にラテンアメリカ、アジア、アフリカで存在感を示している」と指摘した。
<<<
 奇しくも「親しい名前」を聞きながらニュース検索をしているさなかに発見する。

 米帝の大統領候補も認めるチネハヌンチドジャ、キムジョンイルドンジマンセー! ペクチョンベクスネチョソンロドンダンマンセー!


 ところで、Seesaaがチョソングルチャを表示できないのはどうにかならんかねえ。いちいち「チョソンロドンダンマンセー」とかカタカナで書くのも何かねえ。引っ越そうかねえ。
posted by s19171107 at 01:14| Comment(0) | TrackBack(0) | ウリ共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月24日

農林水産委員の反応

 20日づけ「「農水省に対する監督責任」はどうなるのか」において、「農水省に対する監督責任」について提起しましたが、日本は間接民主制、すなわち、主権者は国民であるが実際に日常的に国政に関与しているのは国会議員という政治体制をとっています。そこで今回は、衆議院農林水産委員会委員名簿に掲載されている農林水産委員たちの本件に対する見解について一人ずつ見てまいります。

【おことわり】
 この記事は、前回記事を送信した直後の9月20日(正曜日)0時10分頃から、たしか4時ごろまでにかけて作ったもの、つまり、9月20日4時現在の内容です。本来ならば本日は9月24日(水曜日)なので、最新の情報をお伝えすべきなのでしょうが、全ての委員のページを再度読み返して編集する時間が私にはありませんので、9月20日未明の内容を9月24日夜に送信させていただきます。最新の反応・見解について興味のある方は、各自で委員のページをご確認ください。時間があれば、週末あたりに続報として、今度こそ最新の反応・見解についてまとめたいと思いますが、時間次第です。


 その前に、衆議院で公開されている農林水産委員会ニュースもご紹介しておきます。

 それでは参りましょう。

続きを読む
posted by s19171107 at 22:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月22日

朝鮮民主主義人民共和国創建60周年在日同胞大祝典になんか紛れ込んでしまった記録

 去る9月9日、朝鮮民主主義人民共和国は創建60周年を迎えました。それを祝賀して、9月21日、東京・十条の東京朝鮮中・高級学校にて「在日同胞大祝典」が催されました。「在日同胞」でもないくせに逝ってきましたので、ご報告いたします。

 私が十条界隈に到着したのは12時ごろだったと思いますが、どこから本祝典を聞きつけたのか知りませんがウヨさんたちの害戦車が。。。やたら道路が渋滞していると思ったらこいつらのせいでした。

 通りから朝鮮学校入り口までの狭い道は訪問者が列をつくる。共和国旗がプリントされた運営Tシャツを着た運営の中の人が整理していました。

 なんとなく人の流れについていって入り込む。それまで日本語で会話していた人たちが門を入ると急に朝鮮語で話し始める。知っている単語は聞き取れるが知らない単語は右の耳から左の耳へ。「地理的には"日本"だけど、文化的にはもう"日本"じゃないんだなあ」という思いをしみじみと感じるが、周りの人の顔立ちを見ると、日本人と朝鮮人の区別はつけづらい。特に女性は。まあ、金英日ソンセンニムは「もう120%同胞と言っても過言でないくらい熱気がムンムン。チョッパリは目視観測でどうやらおいら一人のようである。 倭奴の血が流れていることに羞恥心すら感じる感じなのである」と自虐気味に書かれていらっしゃるので、単に私の修行が足りないだけなのかもしれませんが。

 タイムスケジュールをご覧になればお分かりいただけると思いますが、12時から開幕セレモニーが催されるとのことだったのですが、あいにくの雨のためか20分ほど遅れて始まりました。

 まず国旗掲揚・国歌斉唱。なぜか直前から急に雨足が強まるが、国旗掲揚・国歌斉唱のときは傘をたたむ人もみられる。壇上には金日成主席・金正日国防委員長の肖像画。

 つづいて開会宣言。もちろん朝鮮語で。断片的にしか朝鮮語が分からない私には何を言っているのか良く分からなかったのですが、最後「朝鮮民主主義人民共和国万歳!」の掛け声とともに爆竹が鳴り、会場からも「万歳!」の声が沸き立ち、風船が飛ばされる。つづいて「人民共和国宣布の歌」の生合唱が始まる。舞台脇の巨大スクリーンには建国当初のものと思われる白黒のフィルムが投影されました。

 その後は各地各界からの「メッセージ」としていろいろ読み上げられたり、あるいはビデオレターが放映されましたが、朝鮮語が分からない私には残念ながら良く分からん。アントニオ猪木氏、デヴィ・スカルノ女史、川上参議院議員(日朝国交正常化推進議員連盟)のメッセージは日本語で流されました。

 会場参加者の中からも何人か壇上に上がってスピーチしていましたが、やっぱり朝鮮語が(ry でも、「父なる首領様」「敬愛なる将軍様」「社会主義」「強盛大国」と、どっかで聞いたことのある単語が聞こえてきました。もちろん、文脈を無視して単語や短文だけで何らかの評価を加えることの危険性は、4月21日づけ「新潮の恣意的記事について(今更)」にて既に実例を取り上げていますので、朝鮮語の出来ない私としては特にコメントはしないでおきますが、実際にこういう単語が飛び出したことは事実ですので書きとめておきます。

 こういう集会は一人で行くと完全に浮きます。やることないけど、何かあるかもしれないという突撃取材者根性で居座る。実際、いろいろな集会の取材経験から「そろそろ帰ろうかな」と思う頃に事件が起きますから。結局最後まで何も無いことも多いんだけどwww

 写真展に入る。抗日武装闘争時代の様子を描いた絵画から始まる金日成主席・金正日国防委員長の時代ごとの写真や、新国旗を掲げて練り歩く平壌市民や金日成将軍の肖像画を掲げ建国を祝う特別仕様の路面電車の写真といった建国当初の共和国の様子、あるいは、建国後の土地分与の恩恵にあずかり笑顔で農作業をする農民、団欒する農民、「保守主義消極性をぶっ飛ばせ(←相当意訳)」の張り紙の下で真剣な顔で作業に従事する労働者といった一般人の様子、更に、日本国内の在日朝鮮人の60年間の歩みの写真記録といった、それぞれ資料性の高そうな品々が展示されていました。私の横で展示を見ていた女性曰く、「あっ、これなつかしい。昔、教科書にのってた!」と言っていました。

 ところで、修整写真らしきものがあったような気がするのは気のせいでしょうか。「私設 朝鮮民主主義人民共和国研究室」さんとこの修整写真集の一番下に掲載されている「最高人民会議第1次大会」に似た写真があったような無かったような。。。記憶が相当曖昧なので断言できないのですが、金日成首相と、なんか弱わっちそうなオッサンが並んで座っている写真があったと思うんだけど。。。金英日ソンセンニム、あのような写真が展示されていたご記憶はありますか?

 写真展も見終わってしまい、いよいよやることが無くなったので冷麺食べながら人物観察。やっぱり日本人と朝鮮人の違いが殆どつきません。強いて言えば、会場が朝鮮中・高級学校(日本の中学・高校にあたる)だったので学生も相当数参加しているのですが、昨今の日本の高校であれば必ずみられる、だらしない服装の男子生徒(「腰パン」している奴って頭に蛆でも沸いているんじゃないの?)や、無意味にスカートを短くしていたり、あるいは、「それもう化粧じゃなくてペンキでしょ」と言いたくなるほど化粧を塗ったくっている女子生徒が私の見る限り皆無でした(化粧については、学生以外では極一部見られた)。そういう意味では、「日本人と朝鮮人の区別」はつけられたかもしれません。

 ところで、この祝典に参加していたと思われる方々も今日の体験を思い思いに記録されているのですが、そのなかで以下のようなものを見つけました。
>>> つうか今日、東京朝高の学生と茨木朝高の学生が喧嘩になったらしい。
理由は茨城朝高のハッセンが少し茶髪なんだけど、チョッパリみたいと言う理由でいきなり顔面になぐりかかったらしい。血だらけだって…
ひどくね…マジ可哀相。
<<<
 で、そこのコメント欄。
>>> そいえばケンカみたわ
たぶん血だらけになったのゎ2回目のケンカ
ナァが見たのは1回目のケンカだけど、合唱のときナァの後ろにいた東京のくそ男子がその茶髪の子のことずっとチョッパリAって言ってて、茨城だけ遅れてきたんだけど「早くしろよ田舎っぺ」とか言ってて、てか日本語使ってるてめーがチョッパリだよってかんじだったんだけど、合唱の本番のときも、わざと歌詞ずらすわ勝手に1人でしゃべるわ観客指さすわで最悪だったよ
ナァがそいつ殴っときゃよかったー!!!!!
<<<
 (´・ω・`)
 確かに、昨今の日本で何故か注目されている、「ファッション」と「だらしない」&「化け物」の境界線の際どい所にあるシロモノ(一部は最早、頭に蛆が沸いているとしか思えないものもある)が今回の祝典では皆無に近かったことは事実であり、これは即ち、日本人と朝鮮人の感覚が違うということを意味しているものと思います。私としましては、昨今の日本のああいうシロモノを快く思わないことについては特に文句言うつもりはありません。
 
 しかし、昨今注目されているあの手のシロモノが「チョッパリ」すなわち日本人の形容とされることについては、ああいうものに対しては嫌悪感すら感じる一方で、今回の祝典に参加しておられた朝鮮学校生徒諸兄の身だしなみに大変な好感を抱いていた日本人の私としては、極めて心外であるといわざるを得ません。

 というか、「チョッパリ」って日本人の蔑称じゃない。チョンだ何だと言われ不当な圧迫を受けてきた在日朝鮮人が、今「茶髪はチョッパリ」だとか「日本語使ってるてめーがチョッパリだよ」という言うことの矛盾はどうしたものか(というか、あんたもそれ日本語で書いているじゃんwwwwwwwwwwww)。

 もちろん、たったこれだけのサンプルを元に数千万の朝鮮民族の評価を決定することは、「茶髪」という理由だけで1億数千万の日本民族の評価を決定する馬鹿者、「日本語使ってるてめーがチョッパリだよ」と日本語で書く困ったさん、更に言えば、どこからか朝鮮民族の醜聞を引っ張りだしては「チョンはクズ」だとか言ってチンケな優越感に浸っている、「自称愛国者」(実際は「日本の恥」)と同等になってしまうため、私としましては、上記コメントを以って「朝鮮人とはこういう民族だ!」と短絡的に評価するつもりは毛頭ありません。何処の国にもこういうのは一定数いますからね。中東の某国とか。

 しかしまあ、、、ふぅ。まあ一定数だしね。。。うん。。。馬鹿は鋼鉄の胆力で革命的にスルー(`・ω・´)

 まあそういうわけで、祝典会場では結局何も見出すものは無く、むしろ帰宅後にネタを見出した本件でした。

 最後に、先ほど金英日ソンセンニムの記事を一部引用しましたので、ソンセンニムの記事中から気になる部分を抽出させていただきます。
>>>  意外だったのは、将軍様のバッジをつけている人は見当たらなかった(もしかしたらつけていた人がいたかもしれない) <<<
 いました。総連関係者っぽい方々は、バッヂをつけていらっしゃいました。それ以外の下っ端運営は共和国旗がプリントされたTシャツでしたけど。

>>>  写真撮影のほうですが、撮影している人・カメラ持っている人はいませんでした。

 また撮影禁止とも書いてませんでした(みてないだけ?!)そういう環境下でデジカメ撮影したらボクシング部のイルクンにボコられても文句は言えないだろうな・・・・(確か強いんですよね?!)
<<<
 いえいえ、何枚か取りましたけど、大丈夫でしたよ。帰宅後によくよく吟味してみると使えそうな写真ではなかったので今回の記事では写真類は一切掲載しませんでしたが、取ること自体は問題なかったですし、在日の方々も特にシルムの会場では普通に撮っていらっしゃいました。
 単にわざわざ撮るようなものが無かっただけじゃないかと思います。

 以上、報告終わり。
posted by s19171107 at 00:15| Comment(2) | TrackBack(1) | 突撃取材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月20日

「農水省に対する監督責任」はどうなるのか

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-136354-storytopic-3.html
>>> 太田農相:辞任 次官に続き汚染米転売の責任取り
2008年9月19日

 太田誠一農相は19日午前、汚染米の不正転売問題に関する農林水産省の検査体制の不備や自らの発言の責任を取って辞任する意向を固め、福田康夫首相に伝えた。事実上の更迭人事とみられ、首相は辞任を了承した。白須敏朗農水事務次官の退任も同日の閣議で了解されており、閣僚と事務方トップの二人がそろって辞任する異例の事態となった。
 太田氏は首相に辞意を伝えた後の記者会見で「本日、農水省で取り組む当面の再発防止策を決定した。一つの節目だと思う」と説明。「解決は今の内閣ではできない。この際、農水省全体としての結果責任を明確にした方がいいと思い、辞意を固めるに至った」と語った。
 業者に対する農政事務所の立ち入り調査が不徹底で不正転売が見抜けなかったことを受け、農水省の対応への批判が高まった中、太田氏は12日、衛星放送「BS11デジタル」の番組で「人体への影響はないと自信を持って言える。だから、あまりじたばた騒いでいない」と発言していた。 太田氏は自ら辞することで、国民の間に広がった農水行政に対する不信感を払しょくしたい考えだ。一方で、自民党総裁選を受けて24日には新首相が誕生する予定。福田内閣が残り5日になったタイミングでの辞任には、新政権発足前に不祥事を片づける思惑も働いているとみられるが、政府・与党に深い痛手ともなりそうだ。
 太田氏は8月1日の内閣改造で農相に就任。同月10日に中国製冷凍ギョーザによる中毒事件などを受けた食の安全対策をめぐり、「消費者がやかましいから徹底する」と発言して批判を浴びた。
 さらに、同月下旬には政治団体「太田誠一代議士を育てる会」が東京都目黒区の農相秘書官宅を事務所として届け出て、多額の経費を計上していた問題が毎日新聞の調べで発覚。政府・与党内に早期辞任を求める声が上がっていたが、首相が今月1日に退陣を表明したことで、かき消される形になった。
 太田氏は衆院福岡3区選出、当選8回で、自民党古賀派。【白戸圭一】

 ◇相次ぐ交代
 昨年以降、農相の交代が相次いできた。昨年5月、資金管理団体の不透明な光熱水費問題の渦中にあった松岡利勝農相が自殺。同年8月には事務所を実家に置いた政治団体の不正経理疑惑で赤城徳彦農相が辞任し、翌9月には遠藤武彦農相が農業共済組合の補助金不正受給問題で辞任している。

 ◇農相会見
 太田誠一農相の閣議後会見の主なやり取りは以下の通り。
 農相 閣議後に福田首相と会い農相を辞職する決意を固めたとお伝えした。(首相に)預かって頂いている。

 −−なぜこのタイミングで決めたのか。
 今週になって流通ルートの骨格は判明してきた。これだけ大きな社会的な問題になっているので、解決は今の内閣の任期を超えないとできない。(自分の任期は)あと4日だが、農水省全体としての結果責任を明確にした方がいいと思い、辞意を固めた。

 −−首相からは。
 農相 預かっておくと。

 −−いつ決断したのか。
 農相 ずっと考えていた。この出来事が広がった先週末あたりから。

 −−白須次官が辞めることが影響したのか。
 農相 私自身も進退を明らかにしなければと思っていた。同時にということ。

 −−汚染米の転売問題自体が理由か。発覚後の対応の問題か。
 農相 対応ではない。社会問題になって、いずれは政治的な責任も決めないといけないと。

 −−衛星放送の番組収録で「じたばた騒いでいない」と発言したが。
 農相 臨時異例の事態の時に、沈着冷静に行動しないといけない。私自身のことを言った。
<<<
 さて、いよいよ中国のことを笑っていられなくなってきた今日この頃でございます。

 テレビ報道などを見ていると、本件に対するコメンテーター(笑)のコメントは大きく2つ、「再発防止のための流通監視強化」と「農水省の業者に対する監督責任」に分けられるように思われます。

 まず、「再発防止のための流通監視強化」についてですが、以前から刑事事件関係の記事にて申し上げているように、「悪い奴」を全て事前に検挙できるわけない以上は、そういう輩が「悪だくみ」を思いついたとしても、それを実行させない「隙の無い社会」をつくるしかなく、それゆえ私としては、これは妥当な意見だと思います。
 テレビのコメンテーター(笑)というと、特に刑事事件・刑事裁判の報道などでは、こういった「隙の無い社会」については殆ど触れず、「死刑」「厳罰」と繰り返すだけでしたが、やればできるじゃんwww

 「農水省の業者に対する監督責任」について。農水省は食料の流通を監督する役所ですので、今回の問題について責任問題が生じるのは必至です。ゆえに、「農水省の業者に対する監督責任」を指摘すること自体は何の問題もありません。しかし、「監督」という観点から見ると、「農水省に対する監督責任」はどうなるのか。
 昨今の特にメディアが主導する公務員批判の前提として良く使われる言説として、「日本国の"主人"あるいは"使用者"は日本国民であり、役所・公務員は"召使"あるいは"従業員"である」があります。それならば、国民は「主人」として「使用者」として、「召使」「従業員」の行動を監督する責任が当然生じます。にもかかわらず、「主人・使用者の監督責任」、すなわち、「国民の農水省に対する監督責任」を問う声が少ない。昨今の公務員批判で使われるもう一つの主要な言説には「民間企業なら、、、」というものがありますが、民間企業なら、それこそ仕事を従業員に丸投げして、あとは知らぬ存ぜぬなんてしませんよ。
 ほんと、都合の良いときだけ「監督責任」だとか「民間の感覚」とか引っ張りだしてきていますが、ご自分たちの「監督責任」はどうなっているんですか。ご自分たちこそ「民間の感覚」が欠如しているんじゃないんですか。
 私は別に「国民の農水省に対する監督責任」という問題を以って「農水省の業者に対する監督責任」をごまかそうとしているわけではありませんよ。「農水省の業者に対する監督責任」は、それはそれで適切に処理してもらわなければなりません。その点、私は感情屋とは違うんです(←福田風に)。
posted by s19171107 at 00:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月12日

自覚すらない「殺人者予備軍」たち

http://mainichi.jp/select/today/news/20080911k0000e040026000c.html
>>> 死刑:3人執行 保岡法相の命令は8月の就任以降初
 法務省は11日、3人の死刑を執行したと発表した。執行されたのは▽萬谷義幸(68)=大阪拘置所収容▽山本峰照(68)=同▽平野勇(61)=東京拘置所収容−−の各死刑囚。死刑執行は6月17日以来3カ月ぶりで、保岡興治法相の命令は8月の就任以降で初めて。

 死刑執行は法相の命令が出なかった約3年4カ月の中断後、93年3月に再開された。再開後に執行された死刑囚は計73人になった。また、確定死刑囚は102人になった。

 確定判決などによると、萬谷死刑囚は強盗殺人罪の無期懲役刑で受刑し87年に仮出所後4〜9カ月の間に、大阪市内で女性(当時19歳)を強盗目的で刺殺、女性(当時18歳)を鉄パイプで殴るなど4件の事件を起こした。

 山本死刑囚は04年、神戸市でいとこの男性(当時68歳)と妻(当時75歳)を刺殺し現金などを奪った。平野死刑囚は94年、以前に住み込みで働いていた栃木県市貝町の牧場経営者(当時72歳)宅に侵入し、経営者と妻(当時68歳)を殺害。現金などを奪い経営者宅に放火して全焼させた。

 平野死刑囚は死刑確定から1年11カ月での執行となった。2年未満での執行は異例だ。山本死刑囚は、期日間整理手続きが採用された公判で初の死刑判決を受けた。公判は3回の短期で結審した。

 保岡法相は00年7〜12月の第2次森内閣でも法相を務め、3人の死刑執行を命令した。鳩山邦夫前法相下では4回の執行がほぼ2カ月おきに行われたが、今回もそれに近いペースが維持された。

 保岡法相は11日午前、法務省で会見し「慎重厳正に審査し、法秩序を守る責任者として毅然(きぜん)と行った。時期を選んだわけではない」と説明。前法相に続き執行を会見で発表したことについては「重大事件を対象とする裁判員制度も始まる。可能な範囲で公開することは意義があると思う」と述べた。
<<<
 例によって「世論」。この手の話題に対する「世論」は金太郎飴の如く濫造されているので、代表として一つだけご紹介します。
>>> 被害者の感情として死刑は肯定します。
勝手な衝動、勝手なご都合で命を奪われてしまった人や、その遺族はなぜに相手の更正を望める?
仕返しは人間として非道だと?
うっさいんじゃ、ぼけ!!!
どんどん死刑にしろ!!
殺人犯の人権?
うっさいんじゃ、ぼけ!!!
すぐに死刑にしろ。
どうやって殺したらいいかを被害者に決めさせてあげろ。
「最も苦しむ方法で殺してください」
と、私なら言う。

死亡ひき逃げ犯なんかが罰金刑だけで済んだり、5〜10年で交通刑務所から出てきて普通の暮らしをするなんて間違ってる。

遺族が運転する車で、時速20キロ位の遅いスピードで、加害者が死ぬまで何度も何度も轢いてやればいいんだよ。
しかも、加害者の家族の前で・・・・・。

卑怯な犯罪で人の命を奪った奴に人権?

うっさいんじゃ うっさいんじゃ ぼっけ〜〜〜〜〜〜〜!!!!
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 感情論を根拠にした支持・推進派としては「教科書どおり」の典型的一品です。本当にこの手の方々は、予想通りの金太郎飴的の反応を見せてくれるものです。一つずつ吟味してみましょう。

>>> その遺族はなぜに相手の更正を望める? <<<
 なんか日本語として変な感じがしますが、「遺族が相手の更生を望むだろうか」という風に解釈しました。この解釈を前提に話を進めます。

 「?」がついていますが、文脈から見て反語表現であることは明らかです。つまり、「遺族が相手の更生を望むわけない。遺族の感情を重視して死刑にしろ」というものになると思われます。

 ところで、死刑制度を「日本の伝統文化」とする人物が結構います。その代表格のひとりが、アルカイダ前法相でありました。『週刊朝日』5月2日号に掲載されている「鳩山邦夫の死刑執行論」(32〜33ページ)によると、「日本文明は歴史的に自然との共生を体現してきており、命をすごく大切にする。だからこそ、命を奪うことへの怒りも強い。死をもって報いるという文化がある」としており、彼の「死刑は日本の文化」論は広範の死刑支持・推進派の日本人に支持されました。

 そしてもう一人の代表格が、光市事件遺族の本村洋氏です。たしか、最高裁判決前後に発表されたものだったと思いますが、「死刑制度は武士道につながる」という自論を展開していました。彼が光市事件被告人に対して一貫して死刑を求めてきたことは余りにも有名ですが、彼の要求の根底には「死刑制度は武士道につながる」という思想があり、そして、相当規模の「世論」が、かくなる思想を持つ彼の言動を熱狂的に支持していたことは記憶に鮮明であります。つまり、日本社会のうちの相当規模の人たちは「死刑制度は武士道につながる」という思想を受け入れたといえます。

 なるほど確かに平安時代に一時期廃止されていた死刑制度を平安時代末期に復活させた主体は武士でした。平安末期には、今で言う「武士道」に相当するものはまだ確立はされていませんが、その後、「武士道」なるものが形づくられていった武家社会においては、最後まで死刑制度は維持されつづけたので、「死刑制度は武士道につながる」という考え方は的確なのかもしれません。

 本村氏の言う「自らの死を以って事件の責任を果たす」という武士道的贖罪の歴史的な基本的且つ典型的方法は切腹自害です。これはすなわち、武士道的贖罪は自己の犯した罪の自覚が必要であることを示しています。なぜか。たとえば皆さん、もし道端で突然、公安関係者に呼び止められて「刀貸してやる。介錯もしてやる。だから今すぐここで切腹しろ。」といわれたらどう思いますか。「何で?」と思うことでしょう。ここでなぜ「何で?」と思うのかといえば、自分は切腹しなきゃならないような心当たりが無い、つまり、罪の自覚が無いから「何で?」と思うわけです。

 「日本の死刑制度は、武士道的贖罪としての伝統を継ぐもの」という本村氏の論理にもとづけば、死刑囚が罪の自覚を持つことが必要であることは論理的に帰結すべきものであり、本村氏の「伝統」論理を相当規模の人たちが熱狂的に支持していた日本社会としては、死刑囚に罪の自覚を持たせ、その上で処刑しなくてはなりません。

 にもかかわらず、「遺族が相手の更生を望むわけない。遺族の感情を重視して死刑にしろ」という趣旨の今回のコメント。今回は紙幅の関係上、代表としてこのコメントだけをピックアップしましたが、この手の「世論」というものは本当に金太郎飴の如く濫造されています。アレだけ全面的に本村氏の言動を支持していた人たちは一体どこに行ってしまったのでしょうか。それとも、己の黒い欲望を満たさんがために、本村氏の遺族感情にただ乗りしていたということでしょうか。

 続いて以下。
>>> どうやって殺したらいいかを被害者に決めさせてあげろ。「最も苦しむ方法で殺してください」 と、私なら言う。 <<<
 人間という生き物は恐ろしい生き物です。自分がひとたび「敵」だと思った対象については、この部分が象徴しているように、徹底した攻撃性を示すのですから。

 その点、原田正治氏や河野義行氏のような方々がいる以上は、殺人事件被害者遺族の100%全てとは言いませんが、しかし、かなり数の遺族は、加害者を最早憎しみの対象としか見ていない、人間とは見ていません。となれば、人心の根底にある徹底した攻撃性が加害者に対して発露することは想像に難くありません。

 しかし、以前から繰り返し申し上げてきていますが、基本的に、社会的存在としての人間は、他者の権利を侵害することは許されません。しかし、殊「犯罪者」に限って言えば、権利を侵害されるに見合う罪を自らの意志で行ったからこそ、「正当な権利侵害」「因果応報」として例外的に認められるのです。それが刑罰というものです。これは逆に言うと、罪に不相応の刑罰を科すことは「不当な権利侵害」であります。

 「正当な権利侵害」や「応報」ならまだしも、それらの範疇を逸脱した、「新たな犯罪」とも言い得る過重処罰に、なぜ社会が付き合ってやる必要があるのでしょうか。「被害者」という肩書きさえ持っていれば、応報の域を逸脱するような何を要求してもいいんでしょうか。「被害者特権」とも言い得る失敗の例は、既に部落解放運動における、一部腐敗分子が行ってきた横暴の数々で既に明らかになっています。

次。
>>> 遺族が運転する車で、時速20キロ位の遅いスピードで、加害者が死ぬまで何度も何度も轢いてやればいいんだよ。しかも、加害者の家族の前で・・・・・。 <<<
 先ほどご紹介した「最も苦しむ方法で殺してください」というくだり以上に、人間の恐ろしさというものを強く感じさせる部分です。私としましては、この発想は、「人殺し」の思考回路と完全に一致するものであると考えます。

 このように書くと、「あんな事件を起こした奴は人間じゃない!人間の姿をした化け物だ!」というような反論をときどき戴きます。本人にしてみれば、自身は正常であり、自身の要求は妥当なものであることを証明するために言っているつもりらしいのですが、人間のカップルからは人間しか生まれません。たとえ所謂「人の道」から外れることをしたとしても、やはり「人間」であることは間違いありません。にもかかわらず、その人物の行動を以って「こいつは人間ではない。だから殺しても良い。」と考えるその思考回路は、異教徒であるイスラム教徒を大量虐殺した「十字軍兵士」という名で呼ばれる「人殺し」たちや、新大陸征服の過程で原住民を大量虐殺した「白人植民者」という「はるばる海の向こうからやってきた殺人者ご一行」と同じものを感じます。

 「殺人者」に対する死刑を支持する言説のなかにはよく、「殺人者といえど、人を殺すことにはかわりないので抵抗感はあるが、出所後同じ社会で暮らすのは怖い。もう出てこないでほしいから、死刑もやむなし。」というものがあります。しかし、今回ご紹介した「世論」を見る限り、周囲は勿論のこと、本人も恐らく自覚していない「殺人者予備軍」が社会に存在することを示しています。私たちは全ての犯罪を可能な限り予防する必要性を負っている以上は、「自覚すらない殺人者予備軍」に対する対策も講じなくてはなりませんが、現実的施策としては、以前から繰り返し申し上げてきているように、「犯罪がおきる隙の無い社会」を作るしかありません。しかし、そのような社会が実現すれば、「社会防衛としての死刑」は存在意義を失います。その点を考えると、死刑制度って、巷で言われているような効果が本当にあるのかなあ、それは死刑制度が無いと維持できないのかなあ、と思わざるを得ません。

 そういえば、「十字軍兵士」も新大陸への「白人植民者」も一神教徒であるキリスト教徒の仕業でした。先にアルカイダ前法相の死刑論の「日本文明は歴史的に自然との共生を体現してきており、命をすごく大切にする。だからこそ、命を奪うことへの怒りも強い」というくだりをご紹介しましたが、これも一種の一神教的思考回路なのかもしれません。多神教文化の中の一神教的発想というのも面白いもんですね。

 いやはや、それにしても本当に恐ろしいものです。「自覚すらない殺人者予備軍」のご機嫌を損ねたら、何されるか分かったもんじゃありません。ホント、前科者対策ばかりやって、この手の「自覚すらない殺人者予備軍」たちを放置している限りは、犯罪が減ることはないでしょうな。

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2008年09月09日

朝鮮民主主義人民共和国創建60周年

 本日、チュチェ97(2008)年9月9日をもって、朝鮮民主主義人民共和国は創建60周年を迎えました。共和国の更なる発展を心より願います(`・ω・´)
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2008年09月07日

こっちが「笑止!」

 以下は予定では8月中旬にうpする予定でしたが、諸般の事情で本日までずれ込みました。話題そのものは今更感を感じさせるものですが、本件の根底には、それでも注目しておくべきものがあると思いますので、元ネタが発生してから1ヶ月近く遅れていますが、取り上げます。

http://www.emaga.com/bn/?2008080038839973002403.yasukuni
>>> 件名:「靖國の友」笑止!万引き犯が「俺が盗ったのは三冊、六冊じゃない」

これが反日鬼畜野郎共の思考回路だ!

反天皇制運動連絡会 書記長・天野恵一(万引犯)が西村修平主権回復を目指す会代表を名誉毀損で訴える?!

<万引きした本は三冊であり、六冊は「事実を捻じ曲げた誇大謀略宣伝」と怒りの声明?>


【2008 平和の灯を!ヤスクニの闇へ キャンドル行動〜ヤスクニ・戦争・貧困〜】
に韓国人学生約四〇名が参加して、竹島が韓国領だとして、集会とデモ行進をした。このデモ行進糾弾の呼びかけに応じた参加者からデモと集会の先導役を勤めていた反天連書記長の天野恵一へ、窃盗行為(万引き)を糾弾する声がわき上がった。

小生も現場に居ましたが、「天野恵一は万引きした本屋さんに謝罪しろ!」「万引き書記長デモ行進」とか言ってましたけど、六冊万引きしたとか、三省堂とか言ってなかったような気がします。どちらにしてもキチガイの思考回路ですね。
これだけ嫌な思いをさせることが出来た今回の行動は大成功だったと思います。
皆さんありがとうございました。

西村さんを支持して、天野恵一とは全面的に戦います。


以下を参照【下記は主権回復を目指す会掲示板から】


20.天野恵一 投稿日:2008/08/12 03:29 西村修平に謝罪を要求する

8月10日に行われたキャンドル行動の最中、西村は私に対する万引き疑惑を引き合いに出し、「天野書記長は神田の三省堂書店で本を6冊万引きして神田警察に逮捕された」とスピーカーを使用して、参加者及び通行人に告知した。

そればかりか、行進中のデモ隊に向って「万引き書記長、デモ行進」などと西村グループと共に大声で連呼した。
これら西村修平の行為は事実を捻じ曲げた誇大謀略宣伝であり、断固として許す事はできない。
私が、万引きした書籍はたったの3冊であり、西村の言う6冊とは大きく内容に隔たりがある。
まさに、2倍もの数字をでっち上げて、私を誹謗中傷していることになる。

加えて、事件があったのは2001年10月2日であり、7年近い年月を経過している。万引きされたと称する三省堂書店とは示談が成立している。
にも拘わらず、個人の尊厳を貶める秘密の暴露を行った西村修平は、人権を無視した犯罪者といわれても仕方ない立場にある。
西村修平のとった行動は名誉毀損という立派な犯罪である。西村修平はすぐに謝罪せよ。そして私の蒙った精神的苦痛に対し100万円の慰謝料を支払え。
これら実行されないときは、確固とした法的措置、又は報復攻撃を加えられることを覚悟せよ。

反天皇制運動連絡会  書記長 天野恵一
<<<
 引用元記事でも触れられている『主権回復を目指す会』掲示板の本件関連の書き込みも、あわせて引用します。
>>> 21.冒険 投稿日:2008/08/12 06:51
>>20
窃盗罪は最高10年の懲役刑で、時効には7年もかかるんですね。

示談で解決したという事は、要するに「金で解決したから良いんだ。」 って主張してるように聞こえますね。

3冊とか6冊とかいう問題でなく、万引きした事が問題であり、それが責任ある立場の人であれば尚更の事でしょう。
<<<
>>> 27.ギャラリー 投稿日:2008/08/12 08:41
>>24
3冊でも6冊でも万引きには変わらない。万引、つまり窃盗犯ががやれ天皇とか平和などと説教する資格があるのかい。それも裁判で論ずるのも、はなはだ興味があってよろしい。楽しみである。

まあ、100万円欲しかったら主権回復を目指す会の事務所へ取りに行けばいいでしょう。西村修平さんだったら、あんたの心が傷ついたと分かって同情すれば払ってくれるでしょう。貰いに行けば。

万引きをしたという犯罪を、掲示板で認めたことは潔いと評価しなければならない。
<<<
>>> 49.松本英志 投稿日:2008/08/12 19:11
「万引き」などという恥ずべき行為をした人間が、その事を指摘されて「人権侵害」だの「名誉毀損」だのを言い立てて100万円もの賠償金請求までするとは、盗人猛々しいにも程がある、というものである!
特に「人権」だ「平和」だと高邁な理想を訴える指導者的立場の人間ならば、なおさらのこと、自らがそれに恥じないよう身を律して行うのが当然で、そんな事すらできない「人間失格者」が何を偉そうにぬかすか!
西村修平氏は断固、天野の破廉恥極まる告訴とやらを受けて立つべき。
その法廷で、天野に代表される「サヨク似非人権屋」どもの破廉恥・身勝手・非常識・社会人失格ぶりを徹底的に糾弾してやろうではないか!
小学生の子供に最低限の道義を教える資格すらない「万引き」サヨク文化人とやらの似非人格者ぶり、偽善者ぶりを、国民の前に徹底的に糾弾せよ!
そして、もし司法当局がまたぞろ歪曲裁判を行ったら、その司法当局の道義破綻・法理破綻ぶりを徹底的に追及するのみ、である!
<<<
>>> 66.FD 投稿日:2008/08/13 12:30
天野とやら、お前はいったい何者なんだ。
韓国人と一緒に反靖国デモという、国民の心を土足で踏みにじるようなマネをして、お前はそれでも人間か。
それどころか、一般国民の言論、表現を圧殺するかの如き
100万円の慰謝料を要求するとは厚かましいにもほどがある。
万引きという事実を事実として表現するのは、個人の言論,表現の自由だ。
お前は、一般国民の個人の言論、表現の自由に対する挑戦をしているという自己矛盾に陥っていることに気づけ。
<<<
>>> 67.neko 投稿日:2008/08/13 12:45
>反天皇制運動連絡会  書記長 天野恵一
 
 人として恥ずかしくないのでしょうか?
 3冊でも6冊でも、1冊だって万引きは窃盗という犯罪行為です!
 犯罪を犯しておいてそれを指摘されると精神的苦痛?
 犯罪を犯された書店の苦痛を考え反省されていないのでしょうか?
 そのような人間が、人を批判する資格なんてありませんね。
 天野恵一は皇室を批判し国民を侮辱してます、全国民に謝罪と賠償を要求します!
<<<
 8月10日のキャンドル行動に対して、西村氏一派が対抗街宣をやるとかやらないとかいう話は小耳には挟んでいましたが、こんなことやっていたんですね。

 何処から突っ込んで良いのか困ってしまうくらいアレなシロモノですが、本引用元記事は、『主権回復を目指す会』掲示板に書き込まれた天野書記長を名乗る人物(以下、「天野氏」と略す)の書き込みを発端としていますので、まずは、天野氏の主張についてまとめておきましょう。
1.万引きしたのは事実。
2.しかし、盗んだのは6冊ではなく3冊であり、西村氏は犯行事実を2倍も水増しして宣伝しており、これは名誉毀損にあたる。
3.ちなみに、事件は既に示談で解決している。
4.にも関わらず、終わったことを穿り返すことは個人の尊厳を貶める秘密の暴露であり、人権侵害である。

 対して、上記にて引用した書き込みにおける批判的意見は、以下のようにまとめることが出来ると思われます。
1.1冊でも3冊でも6冊でも万引きは万引き(>>20 >>67)
2.窃盗犯ががやれ天皇とか平和などと説教する資格があるのか(>>27 >>49)
3.万引きという事実を事実として表現するのは、個人の言論,表現の自由(>>66)
4.被害者の(ry (>>67)

 まず、1.のような批判について。
 当ブログでも、各刑事事件に対する、この手の批判的意見については度々取り上げてきましたが、この話題に対する回答を考えるには、まず「"犯罪者"の人権」というものは如何なるものなのか、もっと言えば、「"犯罪者"に人権はあるか」「ある個人の人権は他者が制限・侵害しても良いか」という問いについて考える必要があります。
 紙幅にも限りがありますので、端的にこの2つの問いに対して答えますと、"犯罪者"にだって人権はあります。また、ある個人の人権は、基本的には他者が制限・侵害してはなりません。ただし例外として、"犯罪者"に限って言えば、当人が自身の人権を制限されるに見合う罪を犯した場合には、社会的な合意の下に「正当な人権制限・侵害」が可能であります。それが、所謂「刑罰」です。
 ここで大切なのが、「人権を制限されるに見合う罪」とは何かであります。これは基本的に、犯した罪の重さに比例するものであります。つまり、罪と罰は均衡を保たなければなりません。
 その点、「1冊でも3冊でも6冊でも万引きは万引き」というのは失当な批判であると言わざるを得ません。書籍万引き1冊には1冊分の罰、3冊には3冊分の罰、6冊には6冊分の罰。ゆえに、たとえば犯行が「3冊万引き」であるにも関わらず、6冊分の罰を与えたり、あるいは逆に1冊分の罰しか与えないということ、つまり罰の過大評価・過小評価は、これは「新たな犯罪」と言っても過言ではありません。

 つづいて2.の批判について。この手の批判的意見についても、当ブログでは今まで何度も「小学校低学年児童レベルの"反論"」として取り上げて参りました。すなわち、たとえ批判主体が何らかの落ち度を抱えていたとしても、批判対象が抱える問題が軽くなったり、あるいは消滅することはありません。批判主体が自己の行動について反省・自己批判を進めることは必要ですが、それとこれとは基本的に別個の問題であり、このような批判は失当です。

 3.について。この論理を持ち出したのは>>66のみなので、改めて>>66の書き込みを引用します。
>>> 66.FD 投稿日:2008/08/13 12:30
天野とやら、お前はいったい何者なんだ。
韓国人と一緒に反靖国デモという、国民の心を土足で踏みにじるようなマネをして、お前はそれでも人間か。
それどころか、一般国民の言論、表現を圧殺するかの如き
100万円の慰謝料を要求するとは厚かましいにもほどがある。
万引きという事実を事実として表現するのは、個人の言論,表現の自由だ。
お前は、一般国民の個人の言論、表現の自由に対する挑戦をしているという自己矛盾に陥っていることに気づけ。
<<<
 天野氏側の主張は、実際の犯行が「3冊」であったにも関わらず、西村氏一派が「6冊万引きした」として、虚偽を吹聴している点であります。
 虚偽を吹聴することは、日本では権利として認めてはいません。

 4.については、天野氏主張より、改めて引用。
>>> 万引きされたと称する三省堂書店とは示談が成立している。 <<<
 示談が成立しているということは、被害者は天野氏による万引き事件を示談で解決することについて納得しているわけです(というか、納得していなかったら通報しているだろう)。つまり、犯罪を犯された書店の苦痛というのは、当ブログでも数え切れないほど引用して来、つい最近も、8月6日づけ「河野澄子さんを政治利用する死刑推進派」において改めて批判した、第三者による、被害者感情をダシにした典型的な批判文句であります。
 また、反省されていないのでしょうか?と書いていますが、たとえば、天野氏が「被害書店がやかましいから」(農水相風に)と言ったのならば、あるいは、河野談話を継承する言いながら、その反面、「従軍慰安婦問題は存在しなかった!」と言ってのけるどっかの誰かさんのように、「一体どっちなのよ」といいたくなるような目に見えるダブスタ論理を展開したというのならば、それは「反省が足りない」とか「本当に反省しているのか」と疑念を持つことも当然であります。しかし、本件の発端となった天野氏による『主権回復を目指す会』掲示板に対する書き込みを見る限り、そのようなことを直接的に感じさせる記述はありません。ゆえに、この批判もやはり、失当であると言わざるを得ません。

  ただ一方で、天野氏の主張についても、指摘しておかなければなりません。以下、ちょうど私が本記事前半で箇条書きでまとめた「天野氏の主張」の4.に該当する部分について。
>>> 加えて、事件があったのは2001年10月2日であり、7年近い年月を経過している。万引きされたと称する三省堂書店とは示談が成立している。
にも拘わらず、個人の尊厳を貶める秘密の暴露を行った西村修平は、人権を無視した犯罪者といわれても仕方ない立場にある。
<<<
 「3冊」を「6冊」と吹聴した西村氏一派の行動については、先にも書いたとおり、失当であります。しかし、万引き事実を口にすることは、果たして「個人の尊厳を貶める秘密の暴露」となりえるかという点については、疑問符をつけざるを得ません。
 私の読む限り、天野氏の「名誉毀損」が成立するとする論理は、
・「3冊」を「6冊」と吹聴した。虚偽を吹聴した ・・・1
・終わったことを改めて穿り返した ・・・2

∴1と2をあわせて鑑みるに、西村氏一派の行動は天野氏に対する名誉毀損に当たる
であると見ています。1については、今まで書いてきたとおり、正当な主張であると考えおりますが、2については疑問符をつけざるを得ません。結論としては、2が成立しなくとも、1だけでも結論は成立するんじゃないかと思いますけどね。。。しかし、「結果として落ち着くこと」と、「正当な論理として落ち着くこと」は、私は全く別であると考えてますので、指摘しておきます。

【斜線部分を撤回します】

 さて、右派というと、たとえば「従軍慰安婦問題」では、「たしかに日本軍関係者に対する性的奉仕をする女性はいたし、奉仕させられた女性の人権は踏みにじられただろう。しかし、性的奉仕活動の主体は非軍人がどっかから連れてきた女性によるものであって、その責任は実際に女性をどっかから連れてきた業者にあって、軍には責任はない」といった風に、ある程度、冷静な論理立てをしている印象がありました。あるいは、東京裁判についても、「あの法廷の判決は遡及処罰だから国際法的に無効」といった風に、やはり、それなりに法的な根拠を立てていた印象がありました。しかしながら、今回ご紹介した一連の書き込みは、結局、都合の良いところだけを都合良く継ぎ接ぎしているようにしか見えません。

 また、示談という形で決着している問題を、尚も犯罪者呼ばわりする点については、8月6日づけ「「Ocean」設立1周年集会報告(1)」でご紹介した、河野義行氏の講演において氏が指摘した、日本社会の前科者への接し方の問題点を改めて感じさせるものでした。

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「改革」となるか「文革」で終わるか

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080906-00000095-mai-soci
>>> <橋下大阪知事>廃止方針の児童文学館の仕事ぶりを隠し撮り
9月6日21時25分配信 毎日新聞

 大阪府の橋下徹知事は6日、廃止方針を打ち出している府立国際児童文学館(吹田市)の館内の様子を調べるため、職員に内緒で2日間にわたってビデオ撮影したことを明らかにした。橋下知事は「なんの努力の形跡もうかがわれない」と映像を見た感想を述べた。「隠し撮り」について「民間だったら当たり前のリサーチ」と話したが、その手法は議論を呼びそうだ。

 橋下知事の私設秘書が8月、撮影した。知事は「(来館者を増やす)取り組みは一切感じられなかった」と酷評。子どもたちが漫画ばかり読んでいたとして、「実際は漫画図書館」と不満を表した。映像は府議会などでの公表を検討する。

 文学館の北田彰常務理事は「びっくりした。府民サービスを心がけて、いつ誰が来てもきちんと対応している」と困惑気味に話した。6月から書庫などの見学ツアーを始め、50回で延べ約500人が参加したといい「7月の来館者は昨年の4割増、8月は5割増になった」と反論。さらに「『漫画ばかり』と言われるが、70万点の資料のうち14%に過ぎない」と話した。

 府は財政再建案で、文学館を来年度中に廃止し、機能を中央図書館(東大阪市)に移す方針を示している。橋下知事は「行政は予算を付けても、執行の管理ができていない。本当にやっているのかチェックするのが僕のやり方」と話し、廃止を検討する他の施設についても府職員らに「隠し撮り」させる方針を示した。
<<<
 ただの「内部調査」だと言えばいいのに、橋下の場合は、いちいち「民間だったら」という意味の無い前置きをつけるのは何でなんだぜ?

 相変わらず、昨今の「公務員バッシング」を相当意識するゆえの意味の無い前置きなんでしょうなあ。

 橋下の、民主的政治制度が支えている「府民の信任を得た首長」という立場と、昨今の「公務員バッシング」の風潮をフルに利用した文化大革命的扇動手法の2本柱による政策推進は、彼に対する反論や批判がしにくい情勢を生んでいますが、幾ら「府民の信任を得た」といっても、全権を委任されたわけではありません。本件施設に関しても、府知事選挙のときには具体的な廃止対象としてはリストアップされてはおらず、橋下が個人的に「この施設は要らない」と言っているに過ぎません。その点を踏まえて考えると、橋下のが行った本件調査とは別ルートで、府民自身が自主的に調査する必要があると言えるでしょう。しかし、橋下が斯くも文革的扇動手法を多用するということは、結構この手口は効いているという証左なのかもしれません。

 となると、以前当ブログでは、橋下の扇動手法とシンパの言説が「文革的」だと書きましたが、その情勢は相変わらずということになります。ホンモノの文革はご存知の通り、最終的には破滅に向かいました。「橋下府政改革」は果たして「改革」となるのか「文革」で終わるのか。今「ネット紅衛兵」をしている方々は、数年後、「下放青年」となっているかもしれません。

 「改革」も「文革」も「何かを革める」という点では同じものなので、なかなか区別しにくいものですが、大阪の動向はまだまだ注目に値すると思います。しかしすくなくとも、いつまでも橋下が文革的扇動に精を出し、それに大衆が乗っかっている、逆に言うと、橋下が就任後に思いついた(=選挙公約には書いていない)政策に対する監視が疎かになっているようでは、お先は真っ暗であると言えると思います。


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2008年09月03日

検挙より予防

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080903k0000e040072000c.html
>>> 性犯罪:福岡で多発 強姦被害は全国最悪

 福岡県で性犯罪が多発している。昨年の強姦、強制わいせつ事件(未遂を含む)は計564件で10年前の約2倍。今年上半期の強姦被害は人口10万人あたり1.3人で、全国最悪だった。福岡県警博多署が強盗強姦容疑で逮捕した男(28)は1人暮らしの女性宅に忍び込む手口を詳細に供述した。県警は自己防衛策をまとめた冊子を作り、啓発に力を入れている。

 「ワンルームマンションの無施錠の部屋を狙った。ドアノブを1軒1軒回して確かめた」

 男は06年ごろから女性を襲い始めたとみられ、8月までに強姦容疑などで計5回逮捕された。オートロックでも駐車場から塀を乗り越えるなどして侵入。無施錠の部屋を見つけると、ドアを開け室内のにおいや靴で男女の別を判断した。時間は午前4〜6時。スタンガンや目出し帽を準備し、熟睡した女性を襲った。

 同署幹部は「オートロックや高層階でも安心はできない。鍵をかけていれば防げたケースも多い」と話す。被害者は身を守れなかった自分を責めがちで、県警生活安全総務課は「泣き寝入りをしている被害者もおり、実際の被害は3〜5倍」とみている。

 県警も取り締まりに力を入れており、今年の検挙数は7月末で238件と昨年同期の126件の2倍近い。それでも歯止めがかからない現状に、昨年作った防犯意識が分かる冊子を8万部増刷し、今年は県内の女子高生全員に配った。夜間の一人歩きなどで十代の被害が多く、昨年の県内の性犯罪被害者のうち女子高生が約2割を占めるためだ。

 「コンビニやレンタルビデオ店に夜1人で行く」「ナンパされてついて行ったことがある」「音楽やメールをしながら歩いていることがある」など15項目に答え、危険度をチェックする仕組み。

 「エレベーターは非常ベルが押せる位置に乗る」など防犯ポイントを書いたあぶらとり紙も作り、コンビニで無料提供している。同課は「残暑の季節でも性犯罪は多い。正しい知識を持って、防犯意識を高めてもらいたい」と訴えている。
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 本件に関して、またも「世論」を幾つか集めてみたのですが、以下のようなのがありました。
>>> 飲酒運転でも騒ぎ起こして、こっち方面でも顔だすたぁ地域民族的にバカなのか?

どっちにしろ性犯罪者を禁欲させて改心させるいまのやり方には疑問を抱かざるをえない。
多少リスクはあるがちんこ切るのが最良だと思う
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>>> やっぱ、例外なく「去勢」だって。こんな男、出てきたらまたやらかすよ。再犯率は高い。
「鍵を閉めていない」とか、不用心なところがあったとしても、人としては超えてはならない尊厳を踏みにじる行為は絶対に許されない。
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>>> いつも思うんですが、こういうコトする男はですね、アレをちょん切っちゃって欲しいですな。
オイラの大事な友人が福岡に引っ越すって言うのに勘弁して欲しいですわい。

性犯罪って、カウントされていない闇に埋もれた被害は凄いんだよな。
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>>> レイプとかするやつ
最低・・・

そんなやつのチンコは
麻酔なしで
鋏でちょっきんでしょ・・・・

性犯罪は再犯率高いから
ほんまちょんぎるべきです
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 いやはや、ホント彼ら何も考えていないんですね。以下、wikiの「宦官」の項より引用。
>>> 時期や方法にもよるが去勢されても性欲は残る。そのため宦官と女官との不義がたびたび起こっており、多量の張型が押収されるという事がたびたびあった。宦官の性行為では多量の汗をかき、相手や物に噛み付くなどして性欲を発散させるという記録が残っている。 <<<
 以前から繰り返し申し上げてきているように、犯罪というものは起きなければ何でも良いものであります。また、現実的観点から考えるに、前科の無い潜在的な犯罪者予備軍を検挙することは不可能であり、既犯者についても検挙までの間は自由の身である以上は、やはり、「犯罪がおきる隙」の無い社会を作るしかありません。ゆえに、私としては福岡県警の自己防衛策啓発活動を歓迎します。

 一方で、今回ご紹介した世論のように、警察の自己防衛策啓発活動を報じる記事であるにもかかわらず、何故か「そんな奴は去勢しろ」と、記事のテーマとは違う方向に話を持っていってしまう人たちについては、「で、初犯者はどうするの?」と問うておきます。ちなみに、「厳罰による抑止力」という返答に関しては、「最初から捕まる予定で犯罪を犯す人はいない」「厳罰化をうけて"犯罪者"が最初に考えることは、"犯罪計画の断念"ではなく、"どうやったらバレないか"である。特に性犯罪となれば、沸き立つ性欲の前には厳罰を恐れる理性など崩壊するだろう。」と返答する予定ですので、ご参考までに。現に、佐賀男児ひき逃げ放置事件では、事件の発覚を防ぐために重傷の被害者を連れ去り山中に放置しています。

関連記事一覧
http://www.geocities.jp/s19171107/DIARY/BLOGINDEX/saiban.html
posted by s19171107 at 23:07| Comment(2) | TrackBack(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月02日

国策宣伝はこうして展開される

http://www.47news.jp/CN/200808/CN2008082901000446.html
>>> アニメ「めぐみ」を無料レンタル 全国のビデオ店で
 北朝鮮に拉致された横田めぐみさん救出を訴える父滋さん(75)と、母早紀江さん(72)の姿を描いたアニメ映画「めぐみ」が全国のレンタルビデオ店で無料で貸し出されることが決まり、滋さんらが29日、内閣府で記者会見した。

 原作は雑誌に掲載され単行本にもなった漫画「めぐみ」(双葉社)。若い世代にも拉致問題を理解してもらおうと、政府の拉致問題対策本部が無料レンタルを決めた。

 対策本部はレンタルビデオ店5000店にDVD1万5000枚を配布。29日から早速貸し出しを始めた店舗もある。

 滋さんは「アニメを見た子どもたちからの反響が大きく、勇気づけられている」とあいさつ。

 早紀江さんも「親としては見るのがつらいほどよくできている。全国の人にこれほどひどいことがあったと知ってもらいたい」と話した。
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 なるほど、日本の国民向け国策宣伝はこういうルートでもなされるわけですね。わかります。
posted by s19171107 at 22:20| Comment(3) | TrackBack(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月01日

福田辞任

辞意表明会見の最後の最後、「総理の言葉は人事みたいと言われている」(要旨)という記者の苦言に対する「あなたとは違うんです!」発言は拙いだろう
posted by s19171107 at 22:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

共産党関係の世論を集めてみようと思う

http://excite.co.jp/News/politics/20080831/20080901M10.040.html
>>> 2008年8月31日 19時43分
<共産党>「蟹工船」ブームで1万人新規入党
 小林多喜二の「蟹工船」ブームに乗る共産党の地方行脚に従来の支持者を超えた関心が集まっている。格差問題に対する取り組みなどが評価され、昨年9月以降の10カ月間で約1万人が新規に入党。次期衆院選をにらんだ幹部の演説会には1カ所平均約1300人が集まる。接点のなかった業界団体や保守系地方議員との対話も行われ、国政の長期低迷脱却への期待がふくらみ始めている。

 8月28日午後、京都市伏見区にある京都府トラック協会事務所。衆院京都1区から立候補予定の穀田恵二国対委員長が初めて訪ねた。協会は杉本守専務理事が出迎え、燃油高騰に苦しむ業界の現状や環境、行政改革で1時間にわたり意見交換した。協会の陳情先は自民、民主両党が中心で、協会員で構成する政治連盟は両党議員のパーティー券を購入してきた。初めて共産党を迎え入れた理由について杉本氏は「弱者への思いやりを感じる」と率直に話した。

 保守系地方議員との接触も増えた。市田忠義書記局長は7月上旬、奈良県吉野郡などの7市町村の首長・議員と会った。下市町の森本晴男議長は「私は与党議員だが、私たちの気持ちを一番代弁してくれるのは共産党だ」と明言した。

 共産党は志位和夫委員長が就任した00年11月時点で衆院20、参院23だった国会での議席が、現在は衆院9、参院7。国会の党首討論にも参加できない低迷状態にある。旧来の支持層の高齢化も顕著で、新たな支持層の獲得が急務だ。同党は次期衆院選で小選挙区候補擁立を140選挙区程度に絞り込み、比例代表に重点を移した。広範な支持獲得を目指した演説会はすでに47都道府県135カ所を数え、参加者も計約17万人に達した。集会の盛況が選挙結果に結びつくかは微妙だが、穀田氏は「何十年も接触がなかった人たちの視野を広げられた意味は大きい」と手応えを語る。
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 久々に共産党関係の「世論」収集。

 以前は「信念的反共産党の人と只の馬鹿は除外する」としてきましたが、今後以降は、「信念的反共産党の人と只の馬鹿」については、別途ではありますが、一応保管することにします。

 まずは従来基準、すなわち、「ちょっと頭の片隅に入れておいたほうが良さそうな投稿」をご紹介します。途中で面倒くさくなったので150件程度しか目を通していませんが、殆どが歓迎しない書き込みです。(150件全てご紹介するわけではありません。類似したものや、取るに足らなすぎるものはカットしました。)

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posted by s19171107 at 00:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 共産党とかそっちの方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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