当ブログは移転しました。詳細はこちらに掲載してありますので、ご参照ください。

2009年04月27日

日本共産党「党員代表」

 4様ブログにて掲載されている、元日本共産党政策委員長である筆坂秀世氏の講演要旨より一部引用。
http://shinomiya-m.txt-nifty.com/diary/2009/04/post-15e2.html
>>> 共産党内にいると思考停止に陥る。党中央が何を言うかを待っている。これが非常に怖い。党の方針は決まっているから歴史の勉強はしない。自分の頭で考えない。共産党ワールドで生きている。党にいた頃は、テレビの皇室番組が映るとチャンネルを変えた。今は違和感なしに見ている。自分でもこの変化に驚いた。党を辞めて良かったと負け惜しみではなくしみじみ思う。

今の若者がなぜ共産党に入るのか不思議。世の中は白か黒かではない。灰色もある。度量が共産党にあれば幅広い国民の支持が得られる。
<<<
 「共産党内にいると思考停止に陥る」から「党を辞めて良かったと負け惜しみではなくしみじみ思」い、また昨今、若者が共産党に新規入党することが「不思議」らしいです。

 たしかに、共産党員(民青同盟員もそうだけど)が、「自分の頭で考えない」「共産党ワールドで生きている」ことは否定しがたいと私も思います。リアルの知り合いにそっち系が多いので、日々実感しています。もっとも、共産党系以外の人にも、現実世界を認識する営みを停止させて「お花畑」の世界に生きている人は少なくないし、見ている限り、共産党系以外の人の思考停止っぷりと、共産党系の人の思考停止っぷりは大差ありませんけど。もともと自分で考える癖の無い人が共産党には少なくないんでしょうね。

 それはさておき、共産党員に対して辛口の論評をしている筆坂氏ですが、「今の若者がなぜ共産党に入るのか不思議」という部分を読む限り、そういう氏も未だに、「自分の頭で考えない」状態にあるのではないかという疑問を禁じえません。今の「若者」がおかれている状況と、それに対する「世間」の「接し方」(すなわち、当ブログにおいては「世論」と呼んで来たものです)、そして、そういう社会において「若者の側に立っている(ように見える)組織」はどこなのか。どれだけあるのか。その辺を考えると、答えが見えてくるのではないかと。どうしても分からないならば、朝日新聞1月11日づけ「派遣切り、限界集落…そこに「共産党」―ルポにっぽん」において一定の答えが提示されているので、お読みください。「党報告の情勢分析は我田引水」とか言っているけど、筆坂氏の場合は我田引水以前の問題であるような。。。

 もっとも、これは筆坂氏の発言を4様が要約しているものなので、実際はもっと詳しく話されているのかもしれないけれど、もし4様の要約が筆坂氏の発言を正確に要約しているとするならば、筆坂氏は「もともと自分で考える癖の無い人が共産党には少なくない」ことの代表例であると言えると思います。

 そのような視点から考えると、今回の一件を通して、日本共産党という政党は、これほどまでに情勢分析が出来ない人、厳しい表現をすれば、かくも頭を使う習慣の無い人に「政策委員長」なんて肩書きを名乗らせていた(過去形)政党であると言えると思います。私は以前より「容共」的な立場をとってき、またそれを公表してきましたが、ちょっと考え直さないといけないかもしれません。

 なお、「度量が共産党にあれば幅広い国民の支持が得られる」というのは同感。あと、ここには引用しなかったけど、「共産党は企業献金をもらわず地域のために奉仕する政党としての存在意義はある。地方議会で真面目に活動しているのは共産党議員。自民党の地方議員が共産党議員の半分くらい活動すれば大したもの。」というのも。「理論がない人は軽く見られる。」というのについては、理論の無い人は、共産党じゃなくても軽く見られて当然です。
posted by s19171107 at 22:44| Comment(3) | TrackBack(0) | 共産党とかそっちの方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月25日

建軍節

 今日は建軍節、朝鮮人民軍創建77周年です。
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090424AT2M2403O24042009.html
>>> 北朝鮮「より強硬な措置」、米韓に 建軍記念控え報告大会
 北朝鮮は24日、朝鮮人民軍創建77周年記念日を翌日に控えて慶祝中央報告大会を開いた。李英浩(リ・ヨンホ)軍総参謀長は演説で米韓両国を非難し「我々は戦争抑止力をさらに強化し、より強硬な対応措置を取るだろう」と強調した。日本については言及しなかった。朝鮮中央放送などの報道をラヂオプレスが伝えた。

 李総参謀長はオバマ政権を名指ししなかったものの「米国の好戦勢力は核戦争演習を狂ったように繰り広げ、朝鮮半島を一触即発の局面へと追い込んでいる」と批判。「(米韓が)侵略戦争の火を放つなら、すべての軍事的潜在力を総爆発させて徹底的に撃滅、掃討する」などと主張した。(ソウル支局)(00:30)
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 ついでに、ちょっと古いけど下記を保存。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0409&f=politics_0409_014.shtml
>>> 「発射成功」で金正日の目に涙、「国民に申し訳ない」?
2009/04/09(木) 13:45

  9日付中国新華社電によると、北朝鮮の朝鮮中央テレビは7日、、「光明星(クァンミョンソン)2号衛星」発射と金正日(キム・ジョンイル)総書記のドキュメンタリー番組を放映した。金総書記は発射成功に涙を流し、「国民に申し訳ない」と語ったという。

  金総書記の動く映像が公開されたのは、病気で倒れたとされる昨年8月以来初めて。朝鮮中央テレビは7日の現地時間午後6時から、金正日総書記が昨年8月から12月にかけて各地を視察したドキュメンタリー番組を放送した。放送時間は約54分。

  番組では、金総書記が昨年12月、改修工事を終えた動物園を視察したり、地方の視察で村民に手を振る様子を紹介した。北朝鮮は一貫して「病気説」を否定し、金総書記の健康状態は良好としていた。

  北朝鮮「労働新聞」の7日の報道によれば、金総書記は「衛星」発射の全過程を見守り、「人民の生活改善のために、もっと多くの資金を投入できなくて心苦しい」と嗚咽(おえつ)したという。同紙は、総書記の「我々の人民は、以前と変わらず理解してくれる」との発言も引用して伝えた。(編集担当:吉田庸子)
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 (´;ω;`)チャングンニム・・・
posted by s19171107 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | ウリ共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月20日

新聞も頑張っているじゃん

 新年度が始まり、太陽節も過ぎました。「諸般の事情」で、しばらくブログを更新しておらず、その間に起きた多くのネタをどうやって消化しようか、もういっそのこと全部消して「s19171107」は消滅してしまおうか(どうせ「毎日がエイプリルフール」みたいな記事しか書いていないし)などと色々考えたのですが、まあとりあえず適当に、新聞記事を切り抜くする要領でのんびり更新してまいります。

 うん、自分が絶望的に勉強不足だっていうことは自覚していますよ。ほんとに情けないくらいですよね。このブログは、恥さらし以外の何者でもありません。しかし、だからこそ、とりあえず現時点で興味のある分野について記事を集め、所感をメモし、それをブログを通して広くネット世界に晒すことによって、やさしいひとたちに「添削」してもらっているのです。

 というわけで、ネタとマジが殆ど地続きであるのに加えて、当方の絶望的な勉強不足が加わったこのカオス、「毎日がエイプリルフール」の当ブログを、今後も生暖かくヲチしてやってください。とりあえず今後の第一目標は、「4月1日」率を50パーセントくらいまでに低下させることです。


 とりあえず今回は以下を切り抜きます。
http://www.asahi.com/national/update/0418/TKY200904180217.html
>>> 林真須美被告、面会取材でも無実訴え 21日最高裁判決
2009年4月19日11時46分
  
 98年7月に起きた和歌山カレー毒物混入事件の上告審判決が21日、最高裁第三小法廷で言い渡される。4人が亡くなった事件の発生から10年8カ月。一、二審で死刑とされた林真須美被告(47)は今も無罪を主張している。一方の検察側は、直接証拠が一切ないなか、膨大な状況証拠を積み重ねてきた。

 林被告は捜査段階と一審・和歌山地裁で黙秘を貫いた。二審・大阪高裁では黙秘を撤回したものの、夏祭りのカレーにヒ素を混入させたとする起訴事実を否認し続けた。

 このため、検察側はヒ素の鑑定書など約1700点の状況証拠を裁判所に提出。(1)起訴された事件以外にも、林被告が保険金などを得るためにヒ素や睡眠薬などを使って夫や知人らの殺害をはかった「類似事実」が多数存在する(2)カレーに混入されたヒ素は科学鑑定によって、林被告の自宅から押収されたヒ素と同一と証明できる(3)ヒ素を混入する機会は被告にしかなかった――として、カレー事件は林被告の犯行と立証した。

 これに対し、上告審で弁護側は「被告はカレー事件を起こす動機がない」という点を特に強調した。金銭を得るために繰り返した保険金詐欺と異なり、誰が食べるか分からない夏祭りのカレーにヒ素を混ぜる理由がない、と説明。(2)、(3)の主張に対しても「鑑定は信用できない」「林被告以外にも混入の機会があった」と反論した。(中井大助、山平慎一郎)

■服装はピンク一色「証明がないから、私は犯人じゃない」

 逮捕から10年半。林被告は大阪拘置所(大阪市)に勾留(こうりゅう)されている。

 「長かった。子どもと一緒に暮らしたくて、頭がおかしくなりそうな時期もあった」

 今月中旬。5回目の面会取材に、こう語った。時間は毎回10分。アクリルの遮蔽(しゃへい)板の向こうで、身を乗り出し、手ぶりも交え、時には質問をさえぎる勢いで、何度も「無実」を訴えた。

 一時は40キロ台まで落ちた体重は事件前近くにまで戻っている様子だ。最近の服装は「ラッキーカラー」というピンク一色。差し入れの毛布やせっけん箱、タオルもピンクという。

 黙秘した理由について「早く裁判を終わらせたかった。4人の子どもとの接見禁止を解除してほしい気持ちが強かった。(黙秘しても)まさか死刑と言われるなんて思っていなかった」と説明する。控訴審では黙秘を撤回したが、死刑の結論は覆らなかった。

 「犯罪の証明がないのだから、私は犯人じゃない。真犯人は別にいる。このまま国に殺されたら、死んでも死にきれない」と話した。(宮崎亮)
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 私自身はカレー事件の詳細については全く知らないので、特に「弁護側主張」として掲載されている項目が本当に弁護側が主張しているとおりなのか、すなわち、編集担当者の文章表現の拙さによって、その主張における力点の置き場がズレてしまい、結果的に弁護側が真に主張したいこととは異なる印象を伝えてしまっているといった問題が発生していないかについて検証することができないのですが、仮にこの記事の表現が弁護側の主張を、その力点の置き場を含めて正確に伝えているとしたら、本件裁判の論点について、検察側・弁護側双方の主張をバランスよく伝えているのではないかと思われます。朝日新聞社は、来る裁判員制度運用開始に向けて、公平中立な事件報道・裁判報道につとめると以前より再三、紙面において決意表明していますが、それなりに努力しているようです。

 まあもともと、朝日に限らず、新聞の事件報道・裁判報道は比較的、公平中立でしたけれど。問題はテレビだよなあ。

関連記事一覧
http://www.geocities.jp/s19171107/DIARY/BLOGINDEX/saiban.html
posted by s19171107 at 00:59| Comment(3) | TrackBack(1) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月18日

労働者の「労働条件」を理由とする不買運動について

 太陽節も過ぎたことだし、そろそろ更新しようと思う。

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/04/20090416t13018.htm
>>> 賃金未払い告訴されたゼンショー 従業員を逆告訴
 残業代などが未払いだとして、牛丼チェーン「すき家」を経営する外食大手「ゼンショー」(東京)を告訴した仙台市のアルバイト従業員福岡淳子さん(41)が、逆に同社から告訴され、不起訴処分になっていたことが15日、分かった。福岡さんらを支援してきた首都圏青年ユニオン(東京)は「従業員への報復、どう喝で許されない」と反発している。

 関係者によると、同社は2月、福岡さんが(1)休日に勤務したかのような勤怠報告書を出し、賃金をだまし取った(2)店の食材を勝手に食べた―として、詐欺と窃盗の疑いで仙台地検に告訴した。

 福岡さんは地検に「報告書の一部に誤記はあったが、実際に働いていた。4時間以上の勤務者は食事が認められている」と説明し、3月末までに不起訴となった。

 福岡さんはほかの従業員2人と昨年4月、時間外割増賃金などが未払いだと、労働基準法違反容疑で同社や社長らを仙台労働基準監督署に告訴。労基署から書類を送られた地検は1月、「未払い額は少額」として、いずれも不起訴とした。

 3人は会社に割増賃金など計約125万円の支払いを求め、東京地裁で係争中。福岡さんは「まるで子どものけんかのようだ」と会社側の対応を批判。ゼンショー広報室は「法的手続き中でコメントは控えたい」としている。
2009年04月16日木曜日
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http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090416/trl0904161238006-n1.htm
>>> 会社告訴の店員を逆告訴 「すき家」のゼンショー
2009.4.16 12:36

 牛丼チェーン店「すき家」を運営する「ゼンショー」(東京)が、残業代が未払いとして同社を刑事告訴した仙台市の女性アルバイト(41)に対し、店のコメをおにぎりにして持ち帰ったなどとして、窃盗容疑などで仙台地検に刑事告訴し、不起訴になっていたことが16日分かった。

 女性の弁護士によると、ゼンショーは3月、女性が同市泉区の仙台泉店のコメをおにぎりにして常習的に持ち帰ったり、実態とは違う勤務報告書を提出していたなどとして刑事告訴。地検は同月27日付で嫌疑不十分で不起訴処分とした。

 女性は産経新聞の取材に、地検の取り調べには「炊飯器に(洗浄用の)たわしの毛が入っていたので客に提供することはできなかった。もったいなかったのでアルバイト店員数人と分けて持ち帰った。社内規定では4時間以上の勤務者には食事が認められている」と説明したという。

 ゼンショーの残業代未払い問題では、女性が昨年4月、時間外割増賃金が未払いとして、労働基準法違反の疑いで同社や同社社長らを仙台労働基準監督署に告訴。仙台地検が1月、未払い額が少額だったことなどから不起訴処分とした。
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 件の女性のいう「報復」なのかどうかは知らないけれど、不起訴処分ってことはそんな事実はなかったということになるんだと思うから、そういうことになるんかなあ。

 こういう企業に対しては是非、不買運動みたいなのに参加したいわけですが、(自分を含めて)多くの人は「安いもの」には目が無いから、不買運動を提唱したところで大して賛同者もいないだろうし、それ以前に、下記第3段落を読む限り、不買運動は「すき家」で働くひとたちの労働条件に対してむしろ悪影響を与えてしまいかねない気もします。
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200904160105a.nwc
>>>デフレ、牛丼戦争の号砲? 「すき家」値下げ“先陣”切る
2009/4/16

 牛丼チェーン「すき家」を展開するゼンショーは15日、今月23日から主力の牛丼とカレーの価格を値下げすると発表した。牛丼(並盛り)は20円安、カレー(同)は50円安となり、それぞれ330円となる。すき家は2001年3月、牛丼を先行値下げして低価格競争の先陣を切った経緯がある。日本経済のデフレ傾向が鮮明になる中、吉野家と松屋を巻き込む「第2次牛丼戦争」が勃発(ぼっぱつ)する可能性が高まっている。

 ≪狙いは客数アップ≫

 今回の値下げに伴って、すき屋は04年2月から発売してきた「豚丼」(並盛りで300円)の販売を休止。豚肉の仕入れ費用を抑えて、牛丼とカレーのコスト削減につなげる。

 消費者の節約志向を受けて、すき家の09年3月期末の既存店の客単価は前期比2.1%減少し、売上高は同1.6%のマイナスに陥った。客数を増やさなければ「売上高の増加は見込めない」(すき家)と判断、価格に敏感な消費者の来店を促したい考えだ。

 すき家が“価格破壊”の先駆けだったことはまだ記憶に新しい。01年3月、牛丼の価格を一気に120円下げ、280円とした。独走を許すまいと、01年8月に吉野家が同額の値下げを実施。松屋も01年9月、110円の値下げを実施している。

 激しい価格戦争は、結果として牛丼チェーン全体の客数増の引き金となり、吉野家の02年2月期の売上高は前期比4割超の1406億円、経常利益も4.6%増の155億円と「安さで稼ぐ」方程式を実証した。

 ≪耐える吉野家・松屋≫

 ただ、今回のすき家の値下げに対して、牛丼を380円で販売する吉野家、松屋はともに静観の構えを見せる。両社では、すき家がメーンで使っている豪州産の牛肉より単価が1.5倍高い米国産を主に使用しており、値下げが難しいためだ。

 吉野家を傘下に置く吉野家ホールディングス(HD)の安部修仁社長は14日、「品質を優先したい」などと述べ、“値下げ路線”と一線を画す考えを表明した。春と秋に牛丼価格を50円程度引き下げる吉野家の方針は、あくまで「期間限定」というわけだ。

 もっとも、吉野家の09年2月期の既存店の客数は3.2%減で、松屋も09年3月期で3.7%減った。毎年新規に200店程度の大量出店を続け、計1214店(15日現在)と業界最大の店舗網を誇るすき家に顧客が流れれば、苦戦を強いられるのは間違いない。

 吉野家は今後、総店舗数を1220店まで増やす方針だが、来客数ですき家と差がつけば、恒常的な値下げに踏み込む公算が大きい。デフレ下の牛丼戦争が再び幕を開ける日は、そう遠くなさそうだ。(今井裕治)
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 うーん、むずかしいなあ。

 もっとも私個人について言えば、私の活動圏はド田舎なので、選択の余地が殆どないんですけどね。
posted by s19171107 at 21:05| Comment(0) | TrackBack(1) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月15日

てやんじょる

偉大な首領、金日成大元帥様の生誕記念日を謹んでお祝い申し上げます!

ところで、最初に投稿したときの投稿時間が23時59分59秒だった件について。うちの時計がズレているのか、Seesaa鯖の時計がズレているのか。
posted by s19171107 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ウリ共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月07日

「脅威」が深刻ににればなるほど逆に

【お知らせ】4月8日1時13分に、なんとなく改題しました。

 共和国が5日に発射した飛翔体については、明白に「ミサイル」である証拠が無いばかりか、アメリカ軍までもが「軌道投入に失敗した人工衛星」との見解を発表したため、今まで散々「人工衛星発射を口実にしたミサイル発射」としてきた日本メディアは、振り上げた拳のおろしどころに困っている様子です。

 そのため、苦し紛れでしょうか、人工衛星もミサイルも原理上は同じことを今度は逆手にとって、「北の脅威が更に増した」という風に論調をシフトし始めました。

 確かに広い意味では「北の脅威が更に増した」かもしれません。過去2回、チュチェ87年とチュチェ95年に発射された長距離飛翔体と比べれば、飛翔距離は伸びています。しかし、「日本に対する脅威」という点に限って見れば(そして日本としてはとりあえずこの視点で考えればよい)、私としては、余り変化は無いのではないかと思います。なぜならば、もし共和国が日本をミサイル攻撃するのならば、なにも、必要以上に長射程であり且つ発射まで発射台で長時間固定か必要な、所謂「テポドン」シリーズを使わなくても、既に実戦配備されている移動発射式の「ノドン」を使う可能性が高いからではないかと考えるからです。

 また、今回の一件を通して、またも「敵地攻撃論」というものが一部では見られますが、やはり日本を「狙っている」のが移動発射式の「ノドン」であるといわれている以上は、そもそも「敵地」の特定からして難しく、実効性は薄いのではないでしょうか。

 共和国は過去に何度も長距離飛翔体を発射してきました。さらに先日は、共和国が「ノドン」に搭載できる核兵器の開発に成功したというニュースも流れました。日本では、共和国が長距離兵器開発の動きや長距離兵器開発に転用できる技術的進歩を見せるたびに、必要以上に「脅威」を煽る(注:脅威が全く無いと言っているわけではないので読み間違えないように)報道がなされ、それに付随して、「敵地攻撃論」をはじめとした軍事的強硬手段を図るべきだという主張がなされてきました。しかし、最近少し思うのは、共和国の「脅威」が深刻になればなるほど、軍事的強硬手段はむしろその効力が弱まって行っているのではないか(核兵器搭載をしたトラック移動発射式「ノドン」をどうやって「敵地攻撃」するのか)と思えてなりません。まさか共和国の禿山や、何も植わっていない「水田」、どうせ稼動していない工場群に爆弾落として「敵地攻撃」とか言うわけじゃあるまいし(悲しいけど、共和国に有効な攻撃対象としての産業拠点が無いのがある意味、幸いしている 今更あんなもんを壊しても、解体工事の手間が省けるだけだろう)。

 このように考えると、「北の脅威」論は、現実的に見えて、実は非現実的な設定も少なからず含まれているといえると思います。

 ちなみに、所謂「ミサイル防衛」は、前述の「軍事的強硬手段」には入れていないつもりなので、勘違いしたコメントは寄越さないでくださいね。個人的には「ミサイル防衛」は、打ち落とす対象が違うだけで高射砲と同じような物だと思っているんで特に問題は無い(他所様の家に土足で上がりこんでご迷惑をおかけする道具にはなりえない)と思うし、たとえ相手が移動発射式ミサイルであったとしても、「ミサイル防衛」の場合は「敵地攻撃」よりかは意味のあることだと思います。
posted by s19171107 at 02:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月05日

共和国が飛翔体を発射したことについて

 共和国が5日、飛翔体を発射させました。共和国政府は人工衛星を搭載した宇宙ロケットであると発表しています。当ブログでは、ここ最近の「ミサイル」騒動については全く取り上げてこなかった、というかブログの更新自体を殆どしてきませんでしたが、今更ながら、今回の騒動についてニ三、コメントしておこうと思います。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090405-00000090-jij-int
>>> 「何も軌道に入らず」=北の打ち上げ失敗か−米防衛司令部
4月5日19時33分配信 時事通信


 【ワシントン5日時事】北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)は5日、北朝鮮が人工衛星を軌道に乗せたとの主張について、「2段目以降は太平洋に落下し、何も軌道に乗らなかった」と否定した。北朝鮮による打ち上げは失敗した可能性が高い。
 NORADの分析によると、北朝鮮はテポドン2号を打ち上げ、一段目は日本海に、弾頭の搭載物を含めた2段目以降は太平洋に落下した。
 また、「テポドン2号は日本を飛び越えたが、日本への破片の落下はない」としている。さらに「ハワイと米本土への脅威はなく、米軍は迎撃しなかった」との見解も示した。「何の物体も軌道には入らなかった」としている。 
<<<
 コメント欄。
>>> もともとミサイル実験だもの軌道に乗るはずがない。
政府には、次回このようなミサイルを発射しようとしたら発射基地を事前に爆撃するぐらい言って欲しい
<<<
 一行目。今回の一連の騒動でも一貫して見られ、そして本騒動最大の問題とも言うべき言説、すなわち、「人工衛星発射ロケット」ではなく、「ミサイル」と断定している言説です。

 私は軍事関係には全く疎い人間なので、余り偉そうなことは言えないのですが、以下の記事にもありますが、チュチェ87(1998)年8月の「テポドン1号」の発射がミサイルか宇宙ロケットかの最終的決定には2ヶ月を要したとあります。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090405-00000075-jij-pol
>> 米衛星情報「しっかり確認」=詳細分析は時間必要−防衛省
4月5日18時34分配信 時事通信

 防衛省は5日、北朝鮮の「ミサイル」発射の探知に関して、米軍の早期警戒衛星の情報を得ていたことを明らかにした。千葉県にある航空自衛隊の地上レーダーFPS5も発射を探知したという。一方、正確な落下地点や軌道などの詳細な分析は「時間がかかる」とした。
 日本は発射探知を早期警戒情報(SEW)に頼っているが、同省は4日、これが入ったと誤って伝達し、政府が「発射」を誤発表した。5日の情報伝達について、同省幹部は「経路は昨日と同じだが、再発防止に配慮し、SEWをしっかり確認した」と述べた。
 同省は発射推定時刻の約1分後の5日午前11時31分ごろ、A棟地下3階の中央指揮所でSEWを確認。その約2分後に官邸の危機管理センターなどに第一報を伝えた。幹部は「国民の生命財産に直接関与するため、情報はほぼリアルタイムで上げた」とする。
 SEW、FPS5のほか、イージス艦などのレーダー情報も各部隊から指揮所に入ったという。
 「ミサイル」が人工衛星かどうかや軌道、正確な落下地点などについては「総合的に分析しており、時間が必要」と説明。「テポドン2号」かどうかについても、明言できないとした。分析の期間について、幹部は「1998年には2カ月かかった。今回、どの程度かかるか分からないが、可能な限り早く結果を出したい」と話した。
<<<
 もちろん、発射するまで分からない以上は、最悪の事態を想定して準備することは当然ですし、何らかのトラブルで明後日の方向に飛んでしまえば、たとえ宇宙ロケットであったとしても危険であることは間違いありません。ゆえに私としては、今回、自衛隊が念のために迎撃ミサイルを展開したことについては、金正男同志も仰っているように、自衛のための正当な備えであると言えると思います。

 しかし、今回の騒動では何故か一貫して、早々からミサイルであると断定されてきました。そのため、いつだったか日テレ系列の午後のワイドショータイプの番組では、ゲストの中年女性が半分発狂していました。

 この点、すなわち、国民が(一部ではあるものの)半分発狂していた点、そして4日の「大失態」をあわせて考えると、ミサイル防衛だイージス艦展開だという以前に、日本国家には、国民への的確なアナウンスと重要な軍事情報の伝達の2点で極めて深刻な問題があると言わざるを得ません。

 当初私は、今回の「ミサイル」騒動が必要以上に危機感を煽っていることについて、あるいは改憲を後押しする風土を作るという策動があるのではないかとか陰謀じみたことを考えていたりもしたのですが、こうして振り返ってみると、今回の騒動で浮き彫りになった問題点は、改憲したところで解決するような問題ではありません。そう考えると、なんでここまで騒いでいたのか不思議でなりません。


 また、発射後の「世論」の展開にも問題があると言わざるを得ません。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090405-00000619-san-soci
>>> 【北ミサイル発射】「もう北朝鮮に支援は必要ない」市民からも怒りの声
4月5日20時20分配信 産経新聞


 北朝鮮のミサイル発射強行で、市民からは「もう北朝鮮に支援は必要ない」と怒りの声が上がった。拉致問題の解決に背を向けたまま核、ミサイル開発を進める暴挙。拉致被害者の家族は「断固とした制裁措置を」と憤りの声を上げた。

 地対空誘導弾パトリオット(PAC3)が配備された岩手県。陸上自衛隊岩手山中演習場近くの飲食店店員、伊藤雄樹さん(29)は「PAC3が発動したら破片が落下しないかと不安だった」と話した。

 ミサイル発射に対する怒りや不安は、通過ルート以外の各地でも聞かれた。

 神戸市須磨区のスカイマークスタジアムで行われた関西独立リーグの試合を観戦した神戸市中央区の会社員、坂井吉明さん(58)は「(北朝鮮は)自分の国のことしか考えないから信用できない。もう日本は何の支援もする必要はない」。円山公園(京都市東山区)で花見をしていた神戸市長田区の会社員、松谷徳子さん(30)は「被害はないということだが、今後何が起こるか、北朝鮮が何をするか予測できない」と不安そうだった。

 日本政府へ注文を付ける人も多く、和歌山県海南市で開かれた菓子祭を訪れた男性(65)も「国連決議違反で、経済制裁をすべき」。高速道路料金の値下げでにぎわった名神高速道路上りの大津サービスエリア(大津市)では、名古屋市の無職、須山則料さん(74)が「被害がなくてよかったが、国には毅然(きぜん)とした態度で臨んでほしい」と話した。

 一方、在日コリアンらは発射による影響を心配している。

 大阪市生野区のボランティア団体「コリアボランティア協会」の鄭炳熏(チヨン・ビヨンフン)さん(57)は「たとえ衛星だったとしても、世界を騒がせる事態を引き起こした北朝鮮政府は幼稚で愚かだと思う」と非難したうえで、「在日コリアンにとって迷惑な話だし、何よりも北朝鮮に住む人が気の毒だ。日本に住む北朝鮮籍の人たちが悪意を持ってみられることのないように願いたい」と話した。
<<<
 第4段落。かつて私は、共和国は国民の意見が全く国政に反映されない国家であり、これはすなわち、国家の全ての活動は上層部の勝手な判断に基づくものであり、国民にはその責任は無いと書きました。今回の飛翔体発射も、そういえると思います。

 この「何の支援もする必要はない」という言葉のさす「支援」がどの程度のレベルの「支援」なのか、つまり、経済支援なのか、人材支援なのかは分かりませんが、もし、最低限の人道支援すらも今回の発射で凍結すべしとするのならば、それは共和国政府と共和国公民との間の関係を見誤っている暴論であると言わざるを得ません。

 なお、拉致被害者の「家族会」が何故か今回も出てきたことについては、とにかく共和国に対して圧力をかけられる話題に対して群がるその心理については、以前にも書きましたが、彼らが「人間の被害者」である以上は、仕方ない反応です。しかし、直接の被害者ではないが、家族会と歩調をあわせている「救う会」が、家族会の場違いな活動に対して何のアドバイスもしないどころか、一緒になって署名活動をしている点を見ると、「救う会」の魂胆みたいなものが透けて見えるように思います。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20090404-OYT8T00988.htm
>>> 横田めぐみさんら「救う会」、打ち上げ反対の署名活動

 新潟市中央区の古町十字路では、「横田めぐみさん等被拉致日本人救出新潟の会(救う会新潟)」が、打ち上げ反対を訴える署名活動を行った=写真=。「ミサイル発射のような瀬戸際外交は間違っている。拉致被害者全員を帰すことが先決だ」と訴えると、買い物客らが次々と署名に協力した。

 救う会新潟の馬場吉衛会長(87)は「一番大切なことは、大勢の拉致被害者を1日も早く救うこと。救出もなくミサイル発射を準備するなんて……本当に怒っています」と声を震わせた。

 署名に協力した同区の本間ミイさん(79)は「めぐみさんたちを帰国させず、その上ミサイルで日本を脅し、侮辱するなんて許せない」と憤っていた。

(2009年4月5日 読売新聞)
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posted by s19171107 at 23:54| Comment(3) | TrackBack(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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