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2008年12月31日

ブログ記事で振り返るチュチェ97(2008)年

 昨年と同様、この1年間の出来事を、当ブログにて扱った範囲内でふりかえりたいと思います。

1月
1月12日づけ光市事件:『「光市事件」 報道を検証する会』などがBPOに申し立て
完全に視点が固定していました。

1月13日づけ刑法:安易な厳罰化について
今年一年間の刑事事件関係記事の編集の方向性を決定付けた原点となった記事です。

1月20日づけ実利優先主義的理論のすすめ
今年1年を通じて、「感情屋」と所謂「自己責任論者」という、どちらも俺様基準で物事を判断したがる人たちの性向を分析してきた結果、彼らには通説の法哲学や人権思想、所謂「ヒューマニズム」などに基づく反論は殆ど通用しないことが判明しました。やはり、彼らと対峙するためには「実利優先主義的理論」で武装する必要があると改めて感じている次第です。

1月30日づけ「外国人参政権に反対する保守層」が橋下当選を喜ぶのが良く分からん
単純だなあw

2月
2月3日と3月29日綿井健陽の『逆視逆考』トーク 第1回「光市母子殺害事件〜裁判で何が争われてきたのか」


2月4日づけ143冊
ボーイズラブどころの騒ぎじゃない

2月15日づけよかったね!ひこにゃん!!!
ひこにゃんってかわいいね

2月16日づけ「光市事件」と「八戸事件」のメディアにおける扱いの違い
「家族殺し」に対する「世論」研究の原点となった記事です。

2月22日づけ沖縄少女強姦事件に対する世論と福岡3児死亡事故に対する世論の類似性

3月
3月15日づけ古今日中覇権主義
今年は「改革開放」30周年だったわけですが、チベット問題を通じて、中国の「本質」が、「改革開放」以前と何ら変わっていないことが明らかになったように思います。

3月19日づけ改憲派論理研究:「非武装中立派」は護憲陣営の多数派ではないことをやっと分かってくれたらしい
半年近くにわたって連載してきた「改憲派論理研究」に、一応カタがついた記事でした。

4月
4月2日づけ「取り上げない」ことより「取り上げ方」の方が問題
近いうちに補足記事を書こうと思っています。

4月15日づけ裁判員制度に向けた「模擬評議」について

4月21日づけ新潮の恣意的記事について(今更)
これは本当に酷かったなあ

4月25日づけ現代日本の文化大革命的熱狂
22日の光市事件差し戻し控訴審判決に伴う熱狂

5月
5月3日づけ「憲法」という存在そのものの危機
ほんとどうにかなんねえのかなー

5月8日づけ政治問題における日本人の単純思考
この記事において指摘した「人物評の過一面性」は、考えてみると結構根深い問題で、私としては、「感情屋」や「自己責任論者」はもちろんのこと、所謂「レイシスト」のうちの相当数も、このような思考回路を持っているように感じています。来年も「人物評の過一面性」がもたらす諸々の短絡的思考について研究したいと思います。

5月13日づけHARAKIRIテロリズム

5月21日づけ仕返し正当化は通用しない
よく、「xxだから仕方ない」という論理を以って、ある人物に対する不当な扱いを正当化する言説がありますが、「相手に落ち度があるからといって、それに付け込むことは許されない」という、この考えに従えば、その言説の失当性は見えてくると思われます。

6月
6月11日づけ刑務所の中はどうなっているのか?
所謂昨今の「厳罰化」にともなう長期懲役はむしろ逆効果なのではないでしょうか。

6月19日づけ自己責任と社会進歩

6月30日づけ誰でも「殺人犯」になりうる

7月
7月3日づけ類似構造
なんか「遺族タブー」が出来てしまっているような。。。

8月
8月2日づけ朝日は尚も「被害者」「被害者遺族」のことを考えてはいない

8月6日づけ「Ocean」設立1周年集会報告(1)
そういえば第2回報告記事書いてないなあ

8月17日づけ「再チャレンジ」に対する障壁となる「前科者に対する不安」は如何に打破すべきか

8月24日づけどん底から這い上がる「自己責任」?

8月30日づけ八戸母子3人殺害事件が何故か盛り上がらない

9月
9月1日づけ共産党関係の世論を集めてみようと思う

9月12日づけ自覚すらない「殺人者予備軍」たち

9月20日づけ「農水省に対する監督責任」はどうなるのか

10月
10月18日づけ「共感」の名を借りた「一体化」がもたらすもの

11月
11月8日づけ「悪質な犯罪には重罰を」の単純勧善懲悪主義は「被害者のため」になるのか

11月18日づけ法治国家における「正しいこと」

11月24日づけああいえばこういう

12月
12月4日づけ感情屋インターナショナル

12月13日づけ「被害者のために」の「正体」

12月15日づけ「感情屋」と「自己責任論者」の共通性について

12月23日づけ飲酒運転死亡事故を、その「本質」と「加害者の視点」から考える

12月27日づけ絶望的に視野が狭い

 「ブログ記事で振り返るチュチェ97(2008)年」は以上です。今年もあと23時間程度しか残っていませんが、時間的に可能ならば、当ブログで本年取り上げた話題から特にコメントをつけておきたい話題について、個別に記事を書こうと思っています。まだ「終わり」ませんw
posted by s19171107 at 00:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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