>>> 社民・辻元氏が駄々っ子状態 民主ため息要するに、本人の意思確認というか連絡もせずに勝手に決定したから本人が嫌がっているという、辻元氏にしてみれば当然の反応、かつ、社民党組織のドタバタぶりを報じているわけですが、それにしてもタイトルだけみると何かぜんぜん違う印象をうけますねえ。
9月20日18時18分配信 産経新聞
頑固に「護憲」を掲げる社民党が、鳩山由紀夫首相が率いる連立政権でさっそく足をひっぱり始めた。社民党きっての論客である辻元清美衆院議員の国土交通副大臣起用をめぐっても大混乱。組閣翌日に副大臣辞任というハプニングが起きる寸前だった。社民党は衆参12人の小所帯だが、外交・安保政策だけでなく、政権運営面の「火種」となりかねないドタバタぶりに、民主党からは「付き合いきれない」(党幹部)とため息が漏れている。(原川貴郎)
18日午後、国会内の社民党控室で、辻元氏は国交副大臣就任を駄々っ子のように拒み続けた。
辻元氏「やだ、やだ、やだ、やだ!」
阿部知子政審会長 「そんなのダメ。やりなさい!」
辻元氏「(福島瑞穂)党首が閣議で署名しちゃってるんですよ。もうどうしてくれるんですか、幹事長!」
混乱は17日夜に始まった。前原誠司国交相から電話で副大臣就任の要請を受けた辻元氏は、社民党国対委員長であることを理由に断り、対応を重野安正幹事長に一任した。
これを受け、重野氏は党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相氏と協議しようとしたが、電話がつながらず、福島氏は18日午前の閣議で、辻元氏の名前が掲載された副大臣名簿に署名してしまった。
ところが、福島氏は閣議後の記者会見で「サインはしていない。平野博文官房長官からは『調整中の方がまだ何人かいる』とのことだった」と署名の事実を否定。最後は署名したことを認めたが、なぜ辻元氏の意向を踏まえず署名したのかは定かではない。
辻元氏の抵抗を受け、社民党幹部は18日夜の副大臣認証式までに閣議決定を撤回させようと動いたが、官邸サイドは「できません」ときっぱり拒否。重野氏は国民新党幹部に「連立政権として十分な意思疎通ができていない」と不満をぶちまけたが、もはや白旗を上げるしかなかった。
社民党の混乱に民主党幹部は「党内の連携ミスの責任をこちらに押しつけられても困る」とあきれ顔。辻元氏が国対委員長職に固執した理由は分からないが、辻元氏は平成15年に秘書給与流用事件で詐欺容疑で逮捕され、翌年2月に有罪判決を受けた。自民党幹部は「内閣に入ってくれた方が攻撃しやすい」とほくそ笑んでいる。 <<<
産経が社民党嫌いなのは分かりますよ。その主張を見れば分かるし、この記事にしても最初の書き出しを見れば分かりますから。ならば、「与党:社民党」の余りにもお粗末な組織的迷走を示すこの事態、もう少しおいしく調理したらどうかと思うんですがねえ。
というかそれ以前に、タイトルのピントと本文のピントが違わない?タイトルは辻元氏の言動にピントを合わせているかのような印象を受けるのに、本文は社民党の組織としての迷走っぷりにピントを合わせている。
「産経はネトウヨレベル」とか良く聞きますが、当のネトウヨならばおいしいネタはもうちょい上手く調理するんじゃないかと。文章の書き方、特にタイトルのつけ方がアレなのは類似するところがあるけど。まあ、それを言うなら私もそうだけど(´・ω・`)タイトルツケハムズカシイノヨ