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2006年03月05日

マガジン9条アンケート結果考

3月1日に発表されたマガジン9条(http://www.magazine9.jp/)の「新春国民投票」の結果が発表されました。(http://www.magazine9.jp/vote/index.html
護憲側としては惨敗ともいえる結果じゃないでしょうか。
今日はこれについて、つらつらと考察してみましょうか。そんなに長くはならないだろうけど。

まず第一に、選択肢が極端で酷くないかねえ。今更だけど。
私も最初見たとき「これ投票できねぇよ」と思ったね。(私の憲法9条観はこちらの最下部にあります)
だってさ、1.2.3のいわゆる「改憲派」は、まあまあの内容なのに、4.5.6のいわゆる「護憲派」は非武装絶対平和主義的内容じゃないの。現在の憲法論議で最大というかほぼ唯一の焦点であるはずの「集団的自衛権」のあり方を中心に据えていない。
これじゃあ、私みたいに、セコムみたいな自衛隊のあり方を良しと考える「護憲派」には4.5.6は投票できないよ。実際、私も2番に投票したし。
いわゆる「護憲派」の票が伸びなかった原因はもっともっと色々あるだろうけど、こういう選択肢の悪さもまた一つの原因じゃないかね。
せめて、「この選択肢には投票できる項目は無い」くらいつけておけば、また結果も違ったかも分からんのにね。

第二に「護憲派」の主張、従来の主張自体、そろそろ自体遅れになりつつある気がする。
だってさ、なんと言うか、理論的な感じがしないんだよね。抽象的というかモヤモヤとした感じが否めない。「非武装絶対平和主義」の空気が抜け切れていない人まで少なくない数、居る。反戦護憲派の私もそう思う。
よく、私の最寄の駅前で市民団体や労組とかが「9条擁護」を訴える演説しているけど、いつも、どの組織も、似たような、抽象的なこと言っていて全然グッと来ないんだもの。もう念仏聞いているみたい。
これじゃあダメだよ。やっぱり新鮮な理論じゃないと。相手(改憲派)も新鮮な理論で来ているんだから。
毛沢東氏だっけ、1945年8月14日くらいに「現在、蒋介石は刀を研ぎつつある。われわれも刀をどかなくてはならない。」って言ってたと思うけど、この場合「改憲派は新鮮な理論武装を強めつつある。われわれも新鮮な理論武装しなくてはならない。」でしょう。まず同じ土俵に上がらなくちゃ。
そのためにも、今、マガジン9条で伊藤真氏がなされている『伊藤真のけんぽう手習い塾』みたいな理路整然としたやり方じゃないとダメだよ。

第三に、「護憲派」の「不正投票」。
お恥ずかしい限りです。私がやったわけじゃないけれど、穴があったら入りたいですよ。本当に。
世の中には本当にこういう困った人が居るもんです。
こればっかりは流石に当人以外はどうしようもありません。

最後に、この調査全体を考えてみると、マガジン9条編集部の状況把握が全然ダメだってことが言えるんじゃないでしょうか。(ちょっとキツい表現かも知れないけど、マガジン9条には頑張ってほしいから敢えて強く言う。)
しかしながら、マガジン9条としては期待していたよりも全く逆の結果になったのにも関わらず、それを隠さずちゃんと集計して公表したこの姿勢は立派ですよ。

...とまあ、ここまで論になっていない「持論」をつらつらと書いてきたけれど、「小泉内閣の支持率が一桁台になるまで」(http://brilliant.air-nifty.com/nikki/2006/03/post_3656.html)さんの方がよっぽど良く書かれているね。
是非ご一読ください。お勧めです。

追記
追加考察の記事もあります。
http://s19171107.seesaa.net/article/14375141.html


posted by s19171107 at 11:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 憲法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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