>>> ひったくり:妻が被害、夫が逮捕 警官夫婦好プレー 福岡毎日新聞はmixiにも記事を提供しているんですが、mixiニュース一覧では、紙幅の制限から、本記事は、記事一覧などでは「妻がひったくり被害 夫が逮捕」と短縮して表示されています。で、この短縮表示を見た少なくないユーザーには、「妻がひったくり被害にあって、犯人を捕まえてみたら夫だった」というふうに誤読した人が少なくないようで。。。
福岡県警博多署は17日、女性警察官(29)のショルダーバッグをひったくろうとしたとして住所不定、無職、伊藤修容疑者(31)を窃盗未遂容疑で現行犯逮捕したと発表した。女性の近くにいた警察官の夫(33)が、女性に大声を上げられて逃げ出した伊藤容疑者を取り押さえた。
(中略)
伊藤容疑者は「女性とぶつかっただけで、ひったくりはしていない」と容疑を否認しているという。
毎日新聞 2010年8月17日 10時41分(最終更新 8月17日 11時49分) <<<
まあ確かに「夫が逮捕」を「夫が逮捕された」と読む、つまり、「された」が省略されていると読めば、その読みも可能ですが、紙幅が限られているがゆえの短縮表示という事情、そして誤読防止の必要性を考慮すれば、本当に「捕まえてみたら夫だった」といいたいのであれば、「夫が逮捕した」のか「夫が逮捕された」のか曖昧になる「夫が逮捕」ではなく、「夫を逮捕」にするでしょうよ。一応、新聞記者って言葉の商売ですから、その辺の措置はとると思うんですけどね。まあ、採らない記者もいますけどw
誤読、怖いですよね。特に刑事事件報道で誤読とかされると、ただでさえ「世論」は感情的になりやすいのに、それに輪をかけることになる。お怒りになるのはこの際、いいんですが、まともな日本語認識能力が求められます。まあ、私もあまり人のこといえないのでありますが。もっと辞書ひこう。。。