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2006年05月03日

偉大な日本国憲法記念日に、「9条守ろう!ブロガーズ・リンク」に賛同します

 タイトルどおり。以前から加入の機会をうかがっていましたが、このたび、偉大な日本国憲法記念日に「9条守ろう!ブロガーズ・リンク」(http://our.sakura.ne.jp/9/)への賛同を表明いたします。

 賛同表明のついでに、せっかくですから私の9条感について、本日は少々書かせていただきます。9条は国防と深いかかわりがあるので、国防の観点から私の9条感について申し上げたいと思います。
 その前にまず、改憲派の中でも特に強硬な方々の、軍事抑止力万能ないしは中心主義というものに対して一言。たしかに、軍事抑止力万能の考え方は、心理的には安心するでしょう。とくに力こそ全てと考えている方々には、大変な安らぎであると感じるでしょう。某地上の楽園の指導者であるキム何某さんなんてその典型です。
 しかし、これには大変なお金がかかります。また、このやり方というのは、地域で一番の軍事力を持たない限り、確実性がもてません。そうするとただでさえ維持費がかかるのに、さらに、常に新しい兵器を装備し続けなくてはならなくなります。
 また、周辺国だってバカじゃありません。隣の国が軍備を拡張していれば警戒します。そうすれば外交関係などにも悪影響を及ぼし、軍拡競争に陥る可能性だってあり得、最悪の場合、外交で阻止できた戦争も阻止できなくなる可能性があります。軍拡競争というのは基本的に相手国の軍事費がかさんで経済的破綻をきたすまで継続されるものです。ソ連なんかは元々非効率的な生産体制だった上に、アメリカとの冷戦や、代理戦争などで消費(浪費)した軍事費で崩壊したといっても過言ではありません。
 つまり、軍事中心の国防方針、軍事的抑止力中心主義というのは大変に金がかかる割りに、何も儲からないやり方であると私は考えます。

 それでは、私の国防論と9条感について。以前より日記や当方運営サイト(http://www.geocities.jp/s19171107/)の自己紹介ページ(http://www.geocities.jp/s19171107/KANRI/ME/aboutme2.html)において、申し上げてまいりましたが、国防において最も大切なことというのは、軍隊の強さや規模では無く、いかに他国(主に周辺国)と持ちつ持たれつの関係(利害関係ともいう)を築くか、具体的に言うと、いかに「経済的つながり」を深めるかであります。基本的に、どんな単位の組織間であっても、持ちつ持たれつの関係にある相手を攻撃することはありません。特に経済関係ともなると、せっかくのお得意様を最悪、永久に失うようなことをする人はまずいません。
 つまり、経済関係の構築を国防方針の中心に据え、その方針に従い、経済関係を深めることにより、両国の利害関係が一致し、それによって戦争に対する抑止力が発生するといえるでしょう。また、同時にお金稼ぎもできるといえます。

 しかし、これでは万能ではありません。歴史上には、東アジアの「神州」を名乗る某島国のように、あろうことか最大の貿易相手国に銃を向けた、どキ○ガイ国家もあります。私としては、こういう国に対しての「セコム」のような役割としての自衛隊には、その存在を容認しております。しかし、その装備と規模、権限は最低限のもの、すなわち現行憲法枠内ので十分であると考えます。そういう意味で、私は現行憲法9条を支持しております。というか、変える必要が無い。

 では、憲法9条第2項の「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」の「戦力」との整合性はどうするのかということに対しては、詭弁のように聞こえるかも知れませんが、私の考える最低限の国防装備というのは、「戦力」というよりかは「維持力」、つまり国家の独立を維持する最低限の能力であると考えております。もっと分かりやすく申し上げると、「戦力」というものは「維持力」の上部構造であり、「維持力」がその最低ラインを越えた瞬間に、その過剰分が「戦力」としてカウントされるものであるのではないかと思うのです。
 ただ、この「戦力」と「維持力」の線引きが大変難しい。たとえば隣が小国だらけで、武器もたいして無いようなところならば「維持力」も低くてすみますが、それなりの力を持つ中堅国家が周辺国にあるのなら、少なくとも小国相手の「維持力」よりは装備が必要となります。
 こういうところを突かれると、やはり私の考えはまだまだ隙があるといわざるを得ません。
ちょっとこのシステムホールに対する解決策までは考え付いていないのですが、とりあえずは参加型の民主主義の徹底と文民統制の強化による軍事部門の押さえつけと、国際情勢を的確に得、分析する部門の強化などで対応するのが大切だと考えておる次第です。いわゆる対外諜報機関ってのもある意味では有効かも分かりませんね。もっとも、そういう組織はいつでもシュタージになりえるわけですが。

 まあ、なんだか纏まっていない長文になってしまいましたが、これにて終了いたします。

※ブロガーズリンク管理人の方へ
 運営ご苦労様であります。ひとつお願いがあるのですが、宜しいでしょうか。当ブログ、現在、タイトルは「為着理想勇敢前進@ネタ切れ人民共和国統合不定期更新日記」と表示されていると思います。しかしながら、変な話ではありますが、「為着理想勇敢前進」の部分は月ごとに変える「タイトルの前」という位置づけをしており、正式なタイトルはあくまで「ネタ切れ人民共和国統合不定期更新日記」ということになっております。
 貴リンクサイトでご紹介されることがある場合は、「為着理想勇敢前進@ネタ切れ人民共和国統合不定期更新日記」ではなく、「ネタ切れ人民共和国統合不定期更新日記」でお願いいたします。
 訳分からないことやっており申し訳ありません。お手数おかけいたします。

※追記
 この記事を書いたあとも、憲法9条論や国防論については色々考えております。遠くない日のうちに、新しい憲法9条論・国防論の記事を書こうと思っています。

 また、この記事のコメント欄にも似たようなご意見を頂いておりますが、私は昔の社会党左派や絶対平和主義者さん達のように、軍備が全くいらないとは決して申し上げておりませんし、そういうご意見には以前より反論しております。

 この記事へ賛同するかしないかは読者諸氏それぞれかと思いますが、ここだけは確りと押さえてほしいです。

(2007年3月と2007年8月にちょっと追記しました)


posted by s19171107 at 11:46| Comment(6) | TrackBack(3) | 憲法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
keep9管理人です。賛同ありがとうございました。ともにネットの中に9条を守る輪を広げましう。ブログ名は御希望のように掲載しました。今後とも宜しく御願いします。
Posted by Mr.Q at 2006年05月03日 14:12
> つまり、軍事中心の国防方針、軍事的抑止力中心主義というのは大変に金がかかる割りに、何も儲からないやり方であると私は考えます。

スイスは、ナチスドイツを撃退して自国防衛を果たしましたが?

> 歴史上には、東アジアの「神州」を名乗る某島国のように、あろうことか最大の貿易相手国に銃を向けた、どキ○ガイ国家もあります。

そして、中国のようにチベットなどで民族浄化を繰り広げている国家が未だに存在していますね。そこの国を奴隷にしてしまえば経済的には何も困窮しないと言うことを証明しています。

> 周辺国だってバカじゃありません。隣の国が軍備を拡張していれば警戒します。

はい、我が国は馬鹿ではありません。
だから、軍備を大幅に拡張している、北朝鮮、中国、韓国に対抗して軍備を強化しているのです。これは悪いことではありません。

ちなみに、韓国空軍のワッペンは、自衛隊機を撃墜する絵を採用していることをお知らせしておきます。凄い国ですね。
Posted by at 2006年05月07日 03:33
どうも、ご意見ありがとうございます。

>スイスは、ナチスドイツを撃退して自国防衛を果たしましたが?

そうですね。
軍事力防衛の成功の一つでもあります。

>そして、中国のようにチベットなどで民族浄化を繰り広げている国家が未だに存在していますね。そこの国を奴隷にしてしまえば経済的には何も困窮しないと言うことを証明しています。

そうですよ。
だから私は以前より、軍事力を防衛の手段のひとつとすることは否定していないんですよ。
意図が分かりにくい記事だったかも分かりませんが、この記事を簡単に纏めると、「国防戦術を軍事力ばかりに頼るのではなく、軍事力は国防戦術の一つとして大切に活用し、そのほかにも利害関係の一致などを使ってより確実な国防をしよう」ということです。

>はい、我が国は馬鹿ではありません。
>だから、軍備を大幅に拡張している、北朝鮮、中国、韓国に対抗して軍備を強化しているのです。これは悪いことではありません。

周りの情勢を鑑みての装備更新。これは悪いことではありません。仰るとおりです。
私は自衛隊の装備更新の現状についての詳しい情報は存じ上げませんが、周辺国に比べて飛びぬけて高性能な装備を持っているとは思いません。某地上の楽園は除きますが。
ただ、今後どうなるかは分からないので、継続的に軍事部門の動性を見極めなくてはならないと思う所存です。

>ちなみに、韓国空軍のワッペンは、自衛隊機を撃墜する絵を採用していることをお知らせしておきます。凄い国ですね。

この流れで韓国空軍の話を持ち出す貴方様の意図は分かりかねますが、困ったもんですよね。
しかし、こういうアホの行動にいちいち反応していてはキリが無いので、竹島問題や「広島原子爆弾酒」の件のように、どうしてもアレな場合以外は静観いたしましょう。
Posted by s19171107@管理人 at 2006年05月07日 14:03
>2006年05月07日 03:33投稿の名無し
お前記事読んでないだろwwwwwwwwww
Posted by at 2006年05月27日 16:49
>スイスは、ナチスドイツを撃退して自国防衛を果たしましたが?

嘘でしょう?スイスとドイツ軍・親衛隊との戦闘なんてどれくらいありましたか?
それは大手銀行がナチスの金塊を預かっていた関係や、ナチスに妥協的な態度をとっていたおかげではないのですか?
Posted by tokumei at 2006年07月30日 00:25
>tokumeiさん
Wikiによると、スイスはナチ資産の隠し場所だったそうですね。
となると、スイスは私の持論を概ね証明してくれているということになるんでしょうかw
Posted by s19171107@管理人 at 2006年08月05日 01:00
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