今日は安倍捏三新政権に関するニュースを集積。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060926-00000057-mai-pol
自民党の安倍晋三総裁(52)は、26日午後の衆参両院本会議で行う首相指名選挙で自民、公明両党などの賛成多数により第90代、57人目の首相に選出された。安倍氏はただちに組閣に入り、同日夜までに自民、公明両党の連立による安倍内閣を発足させる。日本オワタ\(^o^)/
衆院は午後1時からの本会議で安倍氏を首相に指名。続く参院本会議でも安倍氏が指名された。戦後生まれの首相は初めて。52歳での首相就任は、田中角栄元首相の54歳を抜き戦後最年少。戦前まで含めても5番目に若い。
衆院本会議指名選挙での得票数は、安倍晋三339票、小沢一郎115票、志位和夫9票、福島瑞穂7票、綿貫民輔5票、無効1票だった。参院本会議では、安倍晋三136票、小沢一郎85票、志位和夫9票、福島瑞穂6票、綿貫民輔4票。
http://www.asahi.com/politics/update/0927/005.html
昨年の郵政政局で自民党離党を余儀なくされた「郵政反対組」の無所属衆院議員13人のうち、欠席した野呂田芳成氏を除く12人が、26日の首相指名で安倍氏に投票した。もともと安倍氏に近い野田聖子氏や古屋圭司氏をはじめ、ベテランの堀内光雄氏や保利耕輔氏らで、それぞれ自民党復党への期待をにじませた。腐っても自民党員
12人は首相指名に先立つこの日昼、衆院議員会館の一室に集まり、「一致して安倍さんに投票しよう」と確認した。
平沼赳夫元経産相は衆院本会議後、安倍氏に投票した理由を「全く政治信条が変わらない」と記者団に説明した。さらに「いろいろ曲折があると思うが、正しい保守の政治を確立するため、話し合いが進んでいくのではないか」と述べ、首相指名をきっかけに復党に向けた折衝が進むことへの期待を隠さなかった。
一方、同じ郵政反対組でも、国民新党と新党日本でつくる会派に所属する衆参両院議員10人のうち9人は、国民新党の綿貫民輔代表に投票した。だが、新党日本の荒井広幸幹事長は安倍氏に投票し、対応が乱れた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060926-00000091-jij-pol
成蹊大卒の安倍晋三首相の誕生で、私大出身の首相は細川護煕氏(上智大)以来8人連続となった。成蹊大出身は初めて。これに対し、多くの宰相を輩出してきた東大は、宮沢喜一氏を最後に13年にわたって途絶えている。
戦後の首相は安倍氏が28人目。このうち東大(旧東京帝大)出身者は最多の10人で、2位早大の5人を大きく引き離している。特に幣原喜重郎氏から鳩山一郎氏までの11年間は、5人連続で東大出身が首相の座を占めた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060926-00000109-jij-pol
新党日本の荒井広幸幹事長は26日、参院本会議で行われた首相指名選挙で、自民党の安倍晋三総裁に投票した。衆参両院で新党日本と統一会派を組む国民新党は、荒井氏を厳正に処分するよう新党日本に要求。対応次第では会派を解消せざるを得ないと通告した。( ^ω^)
http://www.asahi.com/politics/update/0926/015.html
自民党の安倍晋三総裁は26日午後、衆参両院の首相指名投票で第90代首相に選ばれ、自民、公明両党による連立内閣を発足させた。党内基盤を安定させるため、自民党総裁選で功績があった派閥やグループに配慮しつつ、その中から、日本の歴史や伝統、文化を重視する首相の政治信条に近い、保守色の強いメンバーを閣僚や官邸スタッフに積極的に起用した。特に、政策立案のために新たに配置した首相補佐官5人は首相の側近で固め、官邸主導で安倍カラーを出していく布陣をとっている。>歴史教科書や過激な性教育批判などの活動を首相が評価する山谷えり子氏を教育再生担当
■功名が辻
新内閣には自民党総裁選で率先して安倍氏支持を広げて、党内で「功名が辻」と言われた人物が目立つ。
厚生労働相の柳沢伯夫氏は合同選対本部長で、総務相の菅義偉氏と金融相の山本有二氏は、安倍政権の実現に主導的な役割を果たした「再チャレンジ支援議員連盟」の中核メンバーだ。
派閥別に見ても、安倍氏を支持した森派、丹羽・古賀派からそれぞれ4人ずつ採り、伊吹派からは、会長の伊吹文明氏を文部科学相につけた。
さらに小泉前首相と違って入閣要請にもできるだけ配慮。参院出身の2人は党参院執行部の要請を丸のみし、公明党が推薦した国土交通相の冬柴鉄三氏も同党の要請通り。非主流派になった津島派からも同派が「最優先候補」とした佐田玄一郎氏を起用。ただ、党総裁選で対立した谷垣禎一前財務相の派閥からは一人も起用しなかったように、政治信条が相いれない場合は受け入れていない。
■ホワイトハウス
一方で、首相官邸は「保守の再構築」を掲げる首相と思想・信条が近いメンバーで固め、歴代の政権に比べて、多くの政治任用の人材を配置した。各政策ごとに配置された大統領補佐官が時に閣僚以上の影響力を発揮する米国のホワイトハウスを参考に、官邸機能の強化を図っている。
内閣の要となる官房長官には「首相が衆院議員になる前からの親友で、最も気心が知れている」(首相周辺)という塩崎恭久氏を起用。衆院出身の副長官には、教育基本法改正や皇室典範改正などの問題で、首相と協調した下村博文氏、事務副長官には、首相と親交が深く、経済政策ブレーンとして知られる的場順三氏を霞が関の慣例を破って民間から起用した。
■安倍カラー
首相が最重要課題として取り組む拉致問題は、官邸主導で取り組む姿勢が鮮明だ。塩崎官房長官に拉致問題担当を兼務させ、小泉内閣で被害者家族の支援を担当した中山恭子氏を拉致問題担当の首相補佐官に起用した。
定員いっぱいの5人を配置した首相補佐官でも安倍カラーを強く打ち出した。
小泉内閣で環境相だった小池百合子氏を国家安全保障問題担当につけるなど、国会議員4人を配置。当選同期で親交が深い根本匠氏を経済財政担当、歴史教科書や過激な性教育批判などの活動を首相が評価する山谷えり子氏を教育再生担当、党改革実行本部で活動をともにした世耕弘成氏を広報担当に、それぞれ起用した。
閣僚人事でも首相に近い人物を多く選んでいるため、国家観や憲法観、家族観で、日本の伝統的な考え方を重んじる保守的な人物が目に付く。首相の意向も相まって、新内閣の政策はより保守色を強める可能性がある。
教育崩壊
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060926itw4.htm
5年半続いた小泉内閣に代わり26日に発足した安倍内閣は、久しぶりに初入閣者が2ケタ台に乗るなど新鮮さを打ち出した。
一方で、閣僚の平均年齢は小泉内閣とほぼ変わらず老壮青のバランスをとることに腐心した跡もうかがえる。新内閣の特徴を数字で分析した。
◆小泉時代上回る◆
初入閣は11人で、小泉内閣時代に最多だった9人(第2次改造)を上回った。初入閣が2ケタ台に乗ったのは1998年発足の小渕内閣の11人以来のことだ。衆院の初入閣組の当選回数を見ると最少が塩崎官房長官、菅総務相、高市沖縄相の4回。最多は冬柴国土交通相の7回。
◆年齢◆
安倍首相は、歴代首相の中で5番目、戦後では最も若い52歳で就任した。内閣の中でも、最年少の高市氏の45歳に次いで2番目の若さだ。一方、最高齢の尾身財務相の73歳をはじめ、70歳代が4人おり、平均年齢の60・9歳は、歴代内閣と比べても、ほぼ平均レベルだ。
◆派閥◆
自民党の派閥別の入閣者数を見ると、小泉内閣時代は森派が単独首位だったのに対し、安倍内閣では丹羽・古賀派が4人で首位に並んだ。同派の柳沢厚生労働相が総裁選で安倍氏の総合選対本部長を務めるなど、派閥をあげての支援が功を奏した格好だ。逆に、安倍氏と総裁選で争った谷垣禎一・前財務相率いる谷垣派は、前内閣で二つあった閣僚ポストが0になった。総裁選では自主投票だった津島派は、党三役ポストを外れ閣僚人事に期待をかけたが、前回より1人減って2人にとどまった。
◆女性・民間人◆
女性閣僚は大田経済財政相と高市氏の2人で、第1次小泉内閣の5人に比べて少ないが、首相補佐官に小池・前環境相ら女性を3人起用したのが目立つ。民間人閣僚は2004年9月発足の第2次小泉改造内閣以来途絶えていたが、大田氏の入閣で復活した。
出身校は東大が最多で6人。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060926-00000120-mai-pol
安倍晋三内閣の発足について、野党各党は26日、「重厚感が感じられない」(鳩山由紀夫民主党幹事長)などと一斉に批判した。安倍氏のタカ派的な思考に合った人選との強い警戒感も目立った。共産党の市田忠義書記局長は記者会見で「タカ派仲良しクラブ内閣。安倍氏の特異で危険な政治理念を体現している」と酷評した。
http://www.asahi.com/politics/update/0927/004.html
久間防衛庁長官は26日の就任記者会見で、集団的自衛権行使をめぐる政府解釈について「今のところ従来の解釈を踏襲しながらやっていく」としながらも、「現実に即した場合、そういう解釈だけで乗り切ることができるのかどうか、具体的に検討する余地はあるのではないか」と述べ、見直しに前向きな姿勢を示した。
一方、公明党から入閣した冬柴国交相は記者会見で「我が国に対する急迫不正の侵害がない限り武力行使はできないという解釈が一貫しており、それはできない」と明言し、見直しについては「個別的自衛権の範畴(はんちゅう)に入る部分」と条件をつけた。
http://www.asahi.com/politics/update/0926/014.html
長勢法相は26日夜、死刑執行命令書への署名について「大変重い問題だ」としたうえで、「法治国家にあって、確定した裁判の執行というのは冷静に行われなければいけない。法律の規定に沿って判断していく」と話した。
一方、終身刑の導入を含めた死刑制度そのものの議論について「いま早急に議論しなければいけない問題かというと、私自身の判断は持っていないが、皆さんの意見も聴いてみたい」と話した。
http://www.asahi.com/politics/update/0927/002.html
佐田行革担当相は26日夜の閣議後記者会見で、靖国神社参拝について「本当に古里、国を思い、今の平和な日本の礎になった方々に対して心から敬意を持ち、参拝をすべきだ、そういう風に思っています」と語り、閣僚となっても続ける考えを明言した。高市少子化担当相も「毎年参拝してきた。公務死された方に感謝の念をささげる行動は続けていきたい」と語った。>高市少子化担当相も「毎年参拝してきた。公務死された方に感謝の念をささげる行動は続けていきたい」
また、菅総務相は参拝するかどうか明言しなかったが「個人的に毎年参拝している。閣僚になったが、国のために亡くなった方に誠をささげるのは自然なものである」と述べた。
一方、冬柴国交相(公明)は「首相や官房長官、外相は、少なくともA級戦犯が合祀(ごうし)されている期間は参らない方がベターであろうと思う」と述べた。
あれ、戦死・戦病死・餓死者は?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060926-00000135-mai-pol
安倍晋三首相は26日夜、首相官邸で就任後初の記者会見に臨み、財政再建の模範を示すため自らの給与の3割、閣僚の給与の1割をカットすることを明らかにした。また、07年度予算編成で新規国債発行額を06年度(約30兆円)以下に抑制する方針を公約した。3割と言わずに7割返上ハセヨ。
首相は自ら「美しい国づくり内閣」と命名。教育再生を政権の最重要課題とし、臨時国会で教育基本法改正案を成立させ、首相直属の「教育再生会議」を設置して具体策を作る考えを示した。
また、「成長なくして財政再建なし」を強調。(1)人材育成(2)イノベーション(技術革新)(3)オープン(市場開放など)――をキーワードに挙げた。
外交では中国、韓国との関係について「首脳同士が会って胸襟を開くことが大切だ。そのために努力していきたい。両国にも一歩前に出てほしい」と述べ、早期の首脳会談開催を呼びかけた。
皇室典範の改正については「安定的な皇位継承は極めて重要な問題。慎重に議論を重ねていく必要がある」と慎重姿勢を示した。
安倍晋三首相が26日行った記者会見要旨は次の通り。
<冒頭発言>活力とチャンスと優しさに満ちた国へ「美しい国づくり内閣」を組織した。
<財政再建など>再チャレンジ推進施策を実行する。道州制も視野に議論する。財政再生へ来年度予算で新規国債発行額を今年度以下に収め、給与を首相30%、閣僚10%カットする。
<教育改革>すべての子どもに高い学力、規範を身につける機会を保障しなければいけない。そのため公立学校をしっかり再生させたい。臨時国会で教育基本法改正案を成立させ、内閣に教育再生会議を発足させる。
<社会保障>共済・厚生年金の一元化を進める。社会保険庁の解体的出直しが必要だ。分かりやすい制度にするため親切に通知する仕組みを構築する。
<外交>日米同盟は日本の外交・安全保障の基盤。アジア外交を重視し、中国、韓国、ロシアとの関係を緊密化していく。首脳同士が会って胸襟を開いて話すことが大切だ。安保理常任理事国入りも目指す。
どうせ財界からいっぱいカネ貰っているんだから。(http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-09-20/2006092015_01_0.html)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060926-00000114-mai-pol
安倍晋三新首相は26日に召集された臨時国会で早速、民主党の小沢一郎代表との論戦に臨む。自民党総裁選、民主党代表選を終えて新体制に移行した自民、民主両党にとって今国会での論戦と、間近に迫った衆院統一補選(10月22日投開票)は負けられない戦い。安倍政権と来年夏の参院選の行方を占う試金石としても注目される。【尾中香尚里、平元英治】逃げたりしてwwwwwwwwww
■補選
「民意に応える自民党を選ぶか、抵抗・反対を貫く民主党を選ぶか。国会の論戦で国民に明らかにして戦っていくことが大事だ。それで選挙の結果も決まると思う」
中川秀直幹事長は26日のフジテレビの報道番組で、小沢一郎代表主導で対決色を強める民主党の国会運営を強くけん制。大阪9区と神奈川16区の二つの衆院補選への危機感をあらわにした。
自民党は、総裁選にエネルギーを割いた分、補選対応でやや出遅れた。特に大阪9区は厳しい戦いとなっており、幹事長に就任したばかりの中川氏が27日に大阪府茨木市内で講演を予定。今後は、安倍首相も現地入りすると見られ、大物投入による「空中戦」で候補の知名度不足を補っていく戦略だ。
これに対し民主党は総裁選で大わらわの自民党を横目に、補選に向けた運動を党を挙げて展開していた。所属全国会議員を大阪9区と神奈川16区に振り分け、議員自らポスター張りに歩かせる「ドブ板選挙」を徹底。小沢氏を知る党関係者も「自民党、新進党時代もこんな激しい選挙はしていなかった」と舌を巻く。
二つの選挙区はともに自民党の議席だっただけに、党幹部は「1勝1敗でも安倍首相に大きな打撃を与えられる」とみる。
■臨時国会
臨時国会は「与野党対決型」の法案が目白押し。なかでも最大の争点になりそうなのが、通常国会からの継続法案である教育基本法改正案だ。安倍首相にとって「わが国と郷土を愛する態度を養う」ことを教育の目標に掲げる同改正案は、自身の思想と合致するもので、「最重要法案」と明言している。
片や小沢氏は24日のテレビ朝日の番組で、教育基本法改正案、テロ対策特別措置法の延長、「共謀罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案の成立阻止を最優先する考えを示した。
民主党は、安倍氏と小沢氏の党首討論を柱に「党首同士の論戦」を仕掛ける。当選5回の安倍氏に対し、当選13回の小沢氏の「格上感」を演出する狙いだ。衆院統一補選直前の来月18日に、初の党首討論を行うよう与党側に呼びかける方針で、党幹部は「断れば首相は逃げたことになる」と意気込む。
ただ不安材料は検査入院中の小沢氏の健康問題。来月2日に予定されている同氏の衆院本会議での代表質問も見送る方向が固まり、同党に臨時国会冒頭から暗雲が垂れこめている。
http://www.people.ne.jp/2006/09/26/jp20060926_63394.html
新華社のウェブサイト「新華網」によると、米紙「ワシントン・ポスト」は25日付の社説で、日本の新首相は「歴史に誠実に対応しなければならない」と指摘した。社説の要旨は次の通り。
間もなく退任する日本の小泉純一郎首相は、A級戦犯を祭る靖国神社への参拝を続けたほか、その在任中に、政府の検定に合格した一部の教科書が日本の戦争の記録を粉飾したことにより、中国や他の隣国の強い不満を不必要に引き起こした。
日本が自国の過去の誤りを無視するのなら、自国の安全を守り外交上の難題を解決しようとする日本の努力は隣国との緊張を引き起こし、地域の安全を促進するのではなく、破壊することになるだろう。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/09/26/20060926000027.html
安倍晋三新総裁の下での自民党執行部は、安倍氏の側近中の側近によって固められ、「安倍内閣」にも側近が多数登用されるとみられる。その年代は40代前半から50代前半までという差こそあるものの、「信念」によって安倍氏と強いきずなで結ばれているという点では、韓国の「386世代」(1990年代に30歳代になり80年代に大学に通った60年代生まれの世代)と似ている。韓国の386世代は「進歩」を標ぼうする運動家たちだが、「日本版386世代」は正反対に「保守勢力の再構築」を標ぼうしている。
安倍新執行部の人事でまず注目されるのが、中川昭一政調会長(53)と石原伸晃幹事長代理(49)の抜てきだ。文部科学相候補にも名前が挙がった中川氏は、歴史教科書や北朝鮮による拉致問題などで安倍氏とウマが合う、タカ派の急先鋒(せんぽう)とされる人物だ。北海道出身で、「北海のヒグマ」と呼ばれて1983年にナゾの自殺を遂げた父の中川一郎氏も、自民党内でタカ派として知られた人物だ。だが父は親韓派の大物とされ、朴正熙(パク・チョンヒ)政権時代にシン・ヒョンホ補佐部長官の非公式でのソ連訪問で陰の立役者となったという秘話もある人物だ。
同じく、「日本版386世代」で要職に抜てきされる可能性が強いとされているのが、安倍氏の側近中の側近である下村博文衆議院議員(52)と世耕弘成参議院議員(43)だ。内閣官房副長官や首相補佐官の候補として名前が挙がっている。安倍氏が「首相官邸主導の政治」を掲げているため、これらのポストは米国のホワイトハウス秘書室のように、政権内で中心的なポストとなり、安倍氏が情熱を見せている教育改革や北朝鮮による拉致問題を担当することになるとみられる。下村氏は超党派のタカ派グループといわれる「日本会議国会議員懇談会」の事務局長を務めているタカ派だ。今後は首相直属の「教育改革推進会議」を率いていくものとみられる。
世耕氏は選挙運動やPR能力にたけ、「自民党のゲッベルス」との異名を持つ。
やはり安倍氏の側近中の側近とされる女性議員の高市早苗氏(45)もまた、同じ流れで要職起用説が出ている。靖国神社参拝を熱烈に支持し、「信念の 386」といえる。満州事変以後の一連の戦争を「自衛のための戦争」と主張し、日本を代表する大物ジャーナリストの田原総一朗氏から「下品で無知な人」とまで言われた。
幹事長代理に抜てきされた石原伸晃氏は、極右の政客として知られる石原慎太郎東京都知事の長男。だが、父のように問題発言を繰り返すような性格ではない。経済専門家として、「政策通の386」といえる。安倍氏の政策ブレーン「NAISグループ」(構成メンバーの名前の頭文字をとったもの)の一員だ。
官房長官候補に名前が挙がっている塩崎恭久外務副大臣(55)もこのグループに属する。官房長官に起用されれば、官邸内の「386世代」を率いる中心的な存在になるとみられる。
問題は政権中枢を占める「386世代」に、韓国に対する理解が足りないということだ。韓国の386世代もまた、日本に対する理解が足りず、韓日関係に悪影響を及ぼしたと考えられている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060926-00000132-mai-soci
安倍内閣の顔ぶれが出そろったことを受け、拉致被害者の横田めぐみさんの父滋さん(73)と母早紀江さん(70)が26日、川崎市内で取材に応じた。滋さんは「これまで拉致問題に熱心な人を登用・再任しており、これまでにない強力な布陣。交渉を再開して一日も早く解決してほしい」と期待を語った。
滋さんは、拉致担当相を兼任する塩崎恭久官房長官が同じ日銀OBであることに触れ「支店が一緒にならず直接は知らないが、あいさつする時には話題になると思う」と親近感を示した。
早紀江さんは、元内閣官房参与の中山恭子補佐官について「大事な役職に起用されて喜んでいる」とエールを送った。
家族会の増元照明事務局長(50)も「来年の参院選までに拉致問題を解決させたいという内閣の姿勢が感じられる」と感想を述べた。【工藤哲】
◇蓮池さんらも期待
また、拉致被害者で新潟県柏崎市の蓮池薫さん(48)は「拉致問題担当相の設置などで、政府の取り組みが一段と強化されることと期待しています」、同県佐渡市の曽我ひとみさん(47)は「拉致問題解決のための担当が設置されたことは、大変うれしく、心強く感じております」などとするコメントを出した。
http://www.asahi.com/politics/update/0926/007.html
公明党代表選が26日告示されたが、太田昭宏幹事長代行以外に立候補の届け出がなかったため、太田氏が予定通りに無投票当選を決めた。30日の党大会で正式に新代表に就任する。任期は2年。パルパティーン代表
太田氏は当選後の記者会見で、「現場、庶民、大衆に根ざした政治を力強く推進していきたい。戦う人間主義、生活現場主義を掲げていきたい」と表明。安倍政権の発足を「(自公)連立第2期が始まる」と位置づけ、「少子高齢社会への対応や安心・安全な社会の再構築、アジア外交の立て直しなどに未来志向で臨みたい」と語った。