病弱な体で申し訳ないです。
昨日は昼過ぎに下放させてもらい、まず靖国神社に行きました。
8月中旬に、「10月10日をめどに作る」といって全然作っていなかった「私家版遊就館ガイド」執筆のための取材です。
ちょうど、1時半頃についたので、新東宝映画制作の映画『人間魚雷回天』を見ました。
どうせ靖国の見せる映画なんだから、回天マンセー、特攻隊マンセーなのかと思っていたらアラビックリ。
のっけから「こんな戦争はイヤだ」とか「生きているってことは最高に素晴らしい」とか言うセリフが沢山でてくるじゃありませんか。
特に劇中、特攻隊の世話役の老人が「あのひとたちは気の毒だぁ」とか雑談していたのに目をつけた下級士官が、「お前らはたるんでいる!特攻隊に申し訳が立たん!」といいながら、海軍名物の制裁を加えている場面に出くわしたホンモノの特攻隊員が「これ(制裁)が海軍のやり方というなら、それは間違っている」とか「特攻隊特攻隊というが、お前達が行くのか?」とか言うようなセリフは印象的でした。
「北と戦争だね」とか「朝鮮戦争再開で韓国が焦土になってもいい」とか言っている右翼共に聞かせてやりたいです。
そういえば、最近自衛隊員って人材不足らしいね。(参考記事)
どうだろう、愛国ネチズン諸君。そのあふれんばかりの愛国心を自衛隊に入って発揮しないか?もちろん銃剣突撃で。
国民の血税で買った銃弾なんて、君達のよく言う「シナチク」や「チョン」には勿体無くてつかえないもんね。
あんまり映画について書いちゃうとネタバレになるので、この辺で自重しておきますが、遊就館の歴史観とは正反対の認識を持つ私でも、電波浴としてではなく、なかなか見ごたえある映画でした。
12月25日までの期間放映です。入場料だけで見られるので、遊就館の歴史観とは正反対の認識の方も是非ご覧頂たいです。
その後は展示場へ。展示場の記述は突っ込みどころ満載です。
詳しくは、そのうちうp予定の私家版ガイドにてご報告いたしますが、ごく一部、張作霖関連記述のところをご紹介します。
張作霖といえば、馬賊出身の軍閥で、日本軍の手によって殺害されたとして知られている人物(最近はソ連陰謀説があるようです。だれかさんの脳内ソ連って大活躍ですね)ですが、靖国の記述では「誰が」殺害したのか主語が書かれていないんですよ。ソ連がやったってんならそう書けばいいのに。
靖国ってのはこういう細かいところにおけるセコイ印象操作が沢山あります。
某地上の楽園のプロパガンダのように、壮大な大嘘だと分かりやすいのですが、こういう真実の影にちょっとウソや誤解を生みかねない表現を盛り込むとは、なんだかなあです。
まあ、そんなこんなで相変わらずの展示を楽しんだ後、永田町の教育基本法関連集会へ。
連日の人込みでもう国会前は警官も整理し切れていません。
とりあえず、国会前集会報告は、例によって音声ファイルのご提供とさせていただきます。
ただ、集会中に当方、風邪の症状が再び悪化してまいりまして、最後の首相官邸前のシュプレヒコールまでは参加できませんでした。
ゆえに、いつも首相官邸前のシュプレヒコールの後の参加人数発表を聞けませんでした。
参加人数について詳しくご存知の方、教えていただけるとありがたいです。
ttp://www.geocities.jp/kimchimanse2001/12-15/V_400010.WMA
結局、力及ばす成立させてしまいましたが、上記音声ファイルにも似たような発言があるように、今後は私達が「改正論者」となり、47年基本法の復帰を掲げて更なる闘争に励みたいと思います。
そういえば、昨朝の読売新聞の3面だったでしょうか、「もっと中身の審議が欲しかった」みたいな記述がありました。
あの読売新聞にすらそういわれて言われてしまうだなんて、本当にメチャクチャなことが行われたんですね。
いやはや、この国は本当に議会制民主主義国なんですか?
なんか纏まりの無い記事だけど終わり