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2007年08月19日

日本会議神奈川の総会と記念講演『憲法9条は諸悪の根源』に行ってみた

 タイトルどおり。15日の靖国取材でもらった日本会議のチラシに神奈川県支部の総会と記念講演『憲法9条は諸悪の根源』があるということなので、日本会議とも改憲派とも正反対の立場の人間ですが行ってみました。

 総会の方は会計報告など、中学高校の生徒総会と大差ない内容だったので細かくはカットしますが「会長挨拶」で神奈川県支部の会長が、「アメリカンスタンダードも大切かもしれないが、宗教紛争などを解決するには『和を以って尊しとなす』のジャパニーズスタンダードが大切」といっていた点だけご紹介します。

 それでは講演の内容の要約をご紹介します。
 講演は、元空自幹部で、今は岡崎研究所とかそっちのほうの団体で政治提言をしたり、また防衛庁(紹介文ママ)広報誌編集長をやっている潮匡人氏です。主催は日本会議神奈川、後援は神奈川教育正常化連絡協議会、教科書を良くする神奈川県民の会、つくる会神奈川県支部、日本世論の会神奈川県支部、サンケイ新聞横浜総局です。
・アフガンに潜伏するテロリストがインド洋を経由して逃げないために現在インド洋を海上封鎖している。その活動の基盤を支えるのが給油活動。

・インド洋上における日本の給油活動は特にパキスタン海軍の活動を財政的に支えている。日本が給油活動をやめるとパキスタン海軍の活動は縮小してしまう。イスラム国家で唯一『テロとの戦い』に参加しているパキスタンを戦線にとどめることは『テロとの戦い』を『キリスト教vsイスラム教の戦い』に変えないためにも重要。

・米国の軍事行動を支持している国は世界70カ国近くで、他国を支援することのできるほどの経済力を持つ国々はほぼ全てが支持している。これはアメリカの戦争ではない。

・日本の民主党は国民の中にあるイラク戦争に対する反米感情を政治的に利用している。

・今まで220億かけて給油活動してきた。湾岸戦争のときはもっと出したのに感謝されなかったが、今回は多大な感謝を受けている。これをやめるのはもったいない。

・テロ対策特措法を廃止すると現行憲法下で唯一できる給油活動もできなくなり、国際社会が一丸となっている『テロとの戦い』に日本だけが参加できなくなる。

・インド洋上で軍事衝突が起きた場合、法的には確実に戦闘行為となり、インド洋は戦闘地域となる。海自は憲法の制約で非戦闘地域にしか派遣できないので日本に帰らなくてはならない。最悪の場合、周りの艦艇を見殺しにすることになる。

・日本のとるべき道は9条を改定するか憲法解釈で集団的自衛権を認めるべきだ。

・日本刑法では急迫不正の攻撃に対しては自己のみならず他者への攻撃でも阻止・反撃しても正当防衛となる。なのになぜ自衛隊ではできないのか。
といった感じでした。
 流石に根本的に破綻したことは言っていませんが、疑念懸念はいくつか。
 最大の疑念懸念は、ただ集団的自衛権を認めるだけでは際限無く何処までも軍事活動ができてしまうのではないか、ということ。今私は、以前に書いた『keep9』賛同記事(2006年5月3日づけ 偉大な日本国憲法記念日に、「9条守ろう!ブロガーズ・リンク」に賛同します)において書いた私の護憲論の更新版執筆の準備をしており、特に「際限ない軍事活動への歯止めとしての9条の役割」という点について考えているのですが、潮氏の講演ではその辺が良く分からなかった。特に最近は「あえて巻き込まれる」という戦線拡大戦術を本気でやろうとしている人が自衛隊内にいる(いた)ことが判明したばかり。文民統制とは別の何らかの歯止めが絶対に必要で、やはり憲法9条的なものによるべきだと思うけど、その辺はどうなんだろう。

 次。日本の民主党は国民の中にあるイラク戦争に対する反米感情を政治的に利用しているの部分。『利用している』んじゃなくて『民意を代弁している』っていうんじゃないの。独裁国家の政府が突然、特定の民意を代弁し始めたら『利用している』(たとえば中共の反日政策とか)といえるけど、民主党はそういう政党じゃないよ。

 米国の軍事行動を支持している国は世界70カ国近くの部分。世界何カ国あると思っているんだ。それに、他の国が何と言おうと日本は日本で譲れないものってのがあるんじゃないか。

 刑法云々の絡みについては、先ほど宣言した新版護憲論に取り入れて書く予定です。

 ところで、背教者ムシャラフのパキスタン海軍は日本の給油のおかげで活動できていたのか。これがイスラム過激派にバレたら大変だなwwww

 報告は以上。
 護憲の同志たちは、この主張について考えてみてほしいです。私も考えて、いつの日かまた記事にしたいと思います。
posted by s19171107 at 22:04| Comment(2) | TrackBack(0) | 憲法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なんとも守備範囲が広いのですね、おつかれさまです。
2ch情報ですが……

963 :ブッシュとタリバンはテロ対策特別法延長を希望している:2007/08/14(火) 02:24:37 ID:fxs2OdO00

2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件の報復としてアメリカ合衆国のブッシュ大統領は
10月7日からアフガニスタン空爆を開始しました。

開戦時、彼は不用意にこれを十字軍にたとえたので、
イスラム諸国から 「キリスト教国の侵略」 として強い反発を招いてしまいました。

失言を取り繕うために、ブッシュはパキスタンのムシャラフ大統領に
海軍のアラビア海 (インド洋ではない) 展開を要請しました。
「アフガニスタン侵攻軍がキリスト教国だけではない」 ということを世界に示すためです。
もちろんパキスタン海軍の艦艇は陸路500km隔てたアフガニスタンへの戦闘には何の役割もありません。

日本の海上自衛隊の給油艇はパキスタン海軍の艦艇に給油します。
パキスタン海軍上層部はこれをすぐ転売します。
この重油は日本国内流通基準の高品質のものなので、現地では高値で売れます。

転売した代金の一部は海軍上層部の懐(ふところ)にはいります。
一部はタリバンへのみかじめ料となります。
出身部族にタリバン勢力が浸透しているからです。

日米両国とも転売を見て見ぬふりをします。
とがめると、パキスタン海軍が引き上げてしまい、「イスラム国も連合軍側で参戦してますよ」という
大義名分が崩れます。

「満タン給油したばかりのパキスタン艦艇が涼しい顔をして入れ替わり給油に来る。」
と任務交代で一時帰国した近所の隊員さんが語ってくれました。

……なんてのがありました。
>日本の給油活動は特にパキスタン海軍の活動を財政的に支えている
と言ってますから、こんなようなことなのでしょうw 真実ならタリバンも役者ですね。
いったい量的にどれくらい提供して、それが常識的な量なのか知りたいところです。

あと、ヒゲの軍人も「駆けつけ警護」とか言ってましたが、
>日本刑法では…正当防衛となる。なのになぜ自衛隊ではできないのか。
みたいに、個人レベルの話と大きな組織上の決めごとをゴチャ混ぜにして
頭の弱い連中をダマくらかすのが得意な人たちなので、要注意ですね。
Posted by ウヨホイホイ at 2007年08月20日 00:08
コメント有難うございます。

>>「ウヨホイホイ」さん
 実は全部繋がっていたとwこれは思いもよらないことですが、ビンラディングループがブッシュファミリーとお友達だったという話もありますから、否定は出来ませんね。

>個人レベルの話と大きな組織上の決めごとをゴチャ混ぜにして頭の弱い連中をダマくらかすのが得意な人たちなので、要注意ですね。

 そうですね
Posted by s19171107@管理人 at 2007年08月20日 20:37
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