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2007年10月07日

自衛隊への歯止めとしての『9条』

 私は自分は広い意味での護憲派に立つものと認識しています。『広い意味』というのはどういうことかといいますと、私の場合は現行9条の条文そのものではなく実際の効果、すなわち自衛隊による際限の無い軍事活動に対する歯止めとしての役割を評価しており、それ以外の、よく言えば『理念』、悪く言えば『先走りすぎの理想』については額面どおり守る必要は必ずしも無いのではないか、と思っている点にあります。また、1項と2項の法解釈的な矛盾を解決するための「改憲」についても決して悪いことではないと思っています。(もちろん、『歯止め』の役割に関して同時に明記すればの話です)

 この認識について以前にも一度ご紹介した、mixi某コミュに私が書き込んだのと、それに対するログを、書き込み多いから見失っちゃいそうなので保管します。

48
 ところで自分は、自衛隊については現状では必要不可欠であると認識していますが、その自衛隊による軍事活動が際限なく行われないようにするための歯止めの一つとして、9条の存在を肯定的に捉えています。話の流れをぶったぎってしまいますが、この点についてはどうでしょうか。

59
9条は一切の戦力の放棄。いかなる紛争の解決にも武力を用いないという法律。これを忠実に行えない以上、肯定的も否定的もない。条文と現実に矛盾がある。どちらかに合わせねばならない。

76
>>59さん
>>48へのご意見と認識して、以下書かせていただきます。

そのご指摘については私も認識しています。
ゆえに私としては、現行9条が矛盾を起こしつつも強力な歯止めとして機能してきたという一点に絞った要素を残しつつ、法的に矛盾が起こらないようにするために、新たに条文を書き換える「改憲」が必要ではないかと思っています。
レスくれなかった(´・ω・`)

ついでに、8月19日づけの日本会議神奈川の総会と記念講演『憲法9条は諸悪の根源』に行ってみたでもちょっと出てきた、刑法36条に基づく正当防衛を引き合いに出す方とのやりとりも保存。

79
護憲の人に聞きたいのですけど、

 何故 自衛の為の戦力までも 放棄したほうがよい。と考えるのですか?

 自衛権は 自然権である。というのは 意義ありませんよね。 その人としての自然権 いてみれば 基本的人権のなかの一つまで 何故 放棄するのですか?

 それと、刑法に条文のある 正当防衛については いかがお考えですか?
ぶっちゃけ今日日、軍事が全くいらないと言い張る護憲派なんてかなり少ないと護憲派である私ですら思っているのに。。。まあ改憲派にしてみれば、護憲派=非武装絶対平和主義者としておいたほうが攻撃しやすいんだろうけどね。

また、個人の話と組織の話をごちゃ混ぜにされても困るなあ、と思ったけど、せっかくだから相手の土俵で相撲をとってみた。
87
刑法36条に基づく正当防衛の理念を個別的自衛権の確立として憲法の条項に明記するのも、ひとつのあり方であると思います。

しかし、刑法36条の判例の立場は、積極的加害意思が認められる場合(正当防衛のついでに相手組織を壊滅させてやろう、など)は正当防衛に当たらないし、正当防衛が認められるのは権利侵害が継続している間に限られる(相手が攻撃をやめた後の反撃・追撃はできない)という考え方だったはずなので、この場合、自衛隊による軍事活動が際限なく行われないようにするために、現行9条の持つ『歯止め』の要素も同時に含める必要があるかと思います。


89
s19171107 さん

昔 つい最近までは スクランブルで発進した日本の戦闘機がロシアの戦闘機を自衛の為攻撃する 法的根拠は 刑法の正当防衛しかありませんでした。

 有事三法 というのが できましたので 今は大丈夫です。(なにか心もとないですが) (色々と難しい規則があります) 

 自衛隊法がありますが、この考え方の基本は警察です。自衛隊と警察ではあきらかにその 目的が違います。 軍隊と明記しなければ 様々な 不都合が生まれます。
 
 有名なのが ジュネーブ条約の捕虜の規定です。 有事のとき 自衛隊員が捕虜になったとします。 ジュネーブ条約での捕虜の対象は敵の「軍の兵士」です。
 捕虜の規定からはずれれば ただのテロリストです。 拷問しても国際法には抵触しません。


 日本は自衛隊員に 余計なリスクをおわせて 国を守らせているのです。
今日疲れているからか、何を言いたいのか意図が分らん。

私は刑法36条に基づく正当防衛の理念を個別的自衛権の条文明記という形で憲法に確立したり、あるいは自衛隊を『正当防衛のための軍隊』として正式に認めたいなら、同時に法解釈的に正当防衛の範囲外にあたる行為についても考える必要があり、特に自衛隊は世界有数の軍事組織であることから、一般人と同じように過剰防衛の部分に関して事後処罰で済ませるという訳には行かないので事前予防(=歯止め)が必要だね。って言う意味で書いたのに。このレスじゃ何が大丈夫なのか分らんし、ジュネーブ条約を引き合いに出す意味も分らん。

今、このコミュのトピックはかなり殺伐としているので、疲れて思考力が低下しているときに妙なことを書いて叩かれると困るから、疲れを癒して、このレスの真意についてじっくり考えてから改めてレスを書こうと思うけど、疲れていなくても分りにくそうだ。

なんかご意見あったらご遠慮なくいただけると有り難いです。


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http://www.geocities.jp/s19171107/DIARY/BLOGINDEX/kaikenha-ronri.html


posted by s19171107 at 21:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 憲法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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