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2008年01月14日

ようつべの"日本発"の反・反捕鯨動画について

http://www.asahi.com/international/update/0112/TKY200801120235.html?ref=goo
 オーストラリアが日本の調査捕鯨に反対していることをめぐり、「豪州も希少な野生生物を殺している。人種差別ではないか」などと批判する動画が大手サイト「ユーチューブ」に投稿され、波紋を呼んでいる。約3週間で閲覧は80万回以上。豪州の公共放送ABC(電子版)が、「品がないことだが、両国の関係には影響しない」とするスミス外相の反応を報じる事態になっている。

 動画は、12月下旬に投稿された。投稿元は「日本」となっている。日本語と英語で豪州の捕鯨反対を批判する約10分間の内容。豪州が「日本の捕鯨は残酷だ」と訴える一方で、ディンゴやカンガルーを駆除している、などとしている。ディンゴは野生の犬で、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで「近い将来に絶滅のおそれがある」と分類されている。

 これまでに80万回以上見られ、賛否などのコメントが英語と日本語合わせて2万5000件以上書き込まれている。

 ユーチューブでは豪州政府も昨年、日本の捕鯨に対する反対キャンペーンを行っている。

 日本は昨年、調査捕鯨の対象にザトウクジラを初めて加えたが、豪州などが強く反発。結局、しばらくは捕獲を見合わせることになった。
たぶん以下。

くだらねえにも程がある。閲覧時間9分59秒返せ。

以前から、とくにウヨさんの言説に対する指摘記事おいても書いてきたけど、相手が批難されることやっているからといって、こちらが批難されることをしても良いというわけではない。また、批難が相殺されるわけではない。まったくナンセンスな批判。

動画自体もなんか良く分からん。
捕鯨反対運動を批判しているのか、オーストラリアの「人種差別」とやらを批判しているのか、野生動物駆除を批判しているのか。まあ、とにかく批判できるところを手当たり次第に批判している印象を受ける。

また、この動画では、やたらディンゴ駆除を取り上げ、「鯨よりディンゴの方が絶滅危惧種じゃねーか」とか言っているが、ディンゴのもたらす害については最後まで言及無かった。せめて英語版wikiの記述くらい引用した上で、「ディンゴは必要とあらば何でも食べ、羊などの財産などに被害をもたらすため、ある程度の駆除は必要かも知れない。でも、絶滅しないように計画的に駆除しろよ」くらいにしておけば良いのに、とにかく叩くことだけを最優先にした結果だろうか、実に説得力の無い出来になってしまっている。

そして8分40秒頃。
鯨肉を食べることは野蛮ではない
もう大笑い。「非は相手にすべてあり、ぼくちん悪くないもん」というのは、太平洋戦争総括論争の時にも良く見かける論理構造だけど、こんなところでお目にかかれるとは思わなかった。

9分5秒あたり。
日本は商業ミンク捕鯨の再開を望んでいる
こんなに在庫あるのに?

http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/news/20060905gr01.htm?from=os1
意外にダブつく「忘れられた味」
 ■在庫10年で倍増

 関係者が売り込みに懸命なのは、鯨肉の供給量が大幅に増えたのに、消費量が低迷したままだからだ。

 日本鯨類研究所は、詳しい実態調査のため捕獲する鯨の種類を増やしており、鯨肉の供給量は2000年度の2450トンから05年度に5560トンに増えた。

 ところが、消費の方は思うように伸びず、1982年に国際捕鯨委員会(IWC)が商業捕鯨の一時禁止(モラトリアム)を決議し、日本は88年から商業捕鯨を取りやめたため、一人当たりの鯨肉消費量は、40年前の約2000グラムから05年は約50グラムまで落ち込んだ。

 この結果、物流冷蔵庫などに保管されている05年の鯨肉流通在庫(年平均)は、前年比45%増の3945トンとなり、10年前の約2倍に膨らんだ。

 昨年12月、価格を決めている日本鯨類研究所が卸売価格を2割下げたこともあり、今年1〜7月の鯨肉の販売量は前年同期比で5割増えたが、流通在庫を減らすまでには至っていない。
http://facta.co.jp/article/200801043.html
水産庁の委託を受けた日本鯨類研究所が今年も、南極海での調査捕鯨に出発した。海外の環境保護団体からは批判の嵐だ。11年ぶりに政権を奪取した豪州の労働党は「監視の必要性があれば、軍を派遣して(捕鯨船を)追跡する」(マクレランド氏)と語気を強めた。

海外勢が日本の調査捕鯨に神経を尖らすのには理由がある。国際捕鯨委員会(IWC)の決定で商業捕鯨が停止された翌年の1987年にスタートした調査捕鯨は年々、規模を拡大。南極海から北西太平洋にも範囲を広げ、捕鯨対象種も増やしていった。11月に出航した今回の捕鯨は、春までに850頭のミンククジラに、ナガスクジラ、ザトウクジラ各50頭を加え約1千頭を捕獲する。これは商業捕鯨を強行しているノルウェーの捕獲頭数をも上回る可能性があり、「日本は調査の名を借りて、世界最大の捕鯨国に復活している」との批判を浴びている。

調査捕鯨の問題点は、これだけではない。捕鯨の費用は、捕獲した鯨肉の販売でまかなう仕組みだが、その販売価格は「必要な費用から逆算して決める」(水産庁関係者)。このため、鯨肉は牛肉の2倍近い高値に跳ね上がっている。「高値なのに、それほどおいしくない鯨肉」(流通関係者)は毎年売れ残り、年々在庫が積み上がっているのが実情だ。海外から見れば、売れもしない鯨肉を捕獲するために毎年、捕鯨船を送り出す水産庁の行動が、常軌を逸したものに見えるのも当然だ。捕鯨の是非をめぐる論議は感情的になりがちだが、鯨肉在庫を膨らませる日本側にも問題がある
在庫を先に掃け。

9分15秒あたり。
倫理や宗教、感情を理由にするすべての捕鯨を禁止すべきでない
じゃあ、在庫過多を理由に捕鯨の必要性に疑問を投げかける、ガチガチの無神論実利主義者である私の言説はおkってことか。

しかしまあ、元ネタの捕鯨論争も不毛とくれば、この動画も不毛とくる。
こんなくだらない動画作っている暇があったら、在庫鯨肉を掃くための作戦を考えたらどうなのか。率先して3食鯨肉にするとか、美味しい鯨肉の食べ方を研究するとか。

ちなみに、私は鯨肉勘弁。


捕鯨関連記事一覧
http://www.geocities.jp/s19171107/DIARY/BLOGINDEX/hogei.html


posted by s19171107 at 23:14| Comment(0) | TrackBack(3) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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