これは不覚。今更ながらメモ。
上記記事では、メディアがこの件を報じた形跡が無いとあります。確かに、googleのニュース検索で検索してみたんだけど、中国公安部発表の中国の犯罪統計しか出てきませんでした。
メディアというのは、権力の思惑と世論の間をフラフラと行き来しているもので、メディア報道が過熱・あるいは完全無視する場合というのは、これら二者のベクトルが概ね一致するときが多い。たとえば、拉致の遺骨鑑定捏造疑惑や光市事件裁判など。
権力的には、治安悪化の危機感に便乗して権限を拡大できるから、危機はむしろ美味しいんでしょうね。誰の言葉かは忘れましたが、「地獄への道は、善意で敷き詰められている」とはよく言ったもんです。しかし、犯罪が統計的には減少しているのは、世論的には歓迎すべきことであるはずなので、上記の傾向とは一致しないはず、少しくらいは警察統計について報道されても良いはずなんですけどねぇ。まあ、以前から書いているように、私は国籍的・民族的には日本人ですけど、「日本人」の考えることは良く分からんです。私なんかは、「党の嚮導に従い新世紀のより良い我が未来に上ってゆく」(繁栄せよ労働党時代)なんかの方が好きだけどww
ところで、
>ウェブ上の人々はジャーナリストと同じくらいの低レベルだということなんでしょうか。ウェブにアップされてる警察統計さえたどりつけない方が、マスコミ批判とかしているわけです。統計がアップされてから12日ですよ。
この部分については、自己批判せざるを得ません。橋下府政ヲチや経済統計に現を抜かして、治安・司法方面への情報アンテナが鈍っていました。
そろそろ私も、書くネタを絞らないとなー
12月までは刑事裁判ネタと改憲派論理研究をしたかと思ったら、新年以降は経済統計に噛み付いて、その流れで共産党ネタをちょっと舐めて、その一方で橋下府政をヲチ。終いには「よかったね!ひこにゃん!!!」だもんなー
しかし、ひこにゃんを含めて(むしろ、ひこにゃんこそ外せない)全部興味のあることだから、いくらかは取り上げて保存しておきたい。効率よく、ポイントを踏まえる編集が出来るようになるためには、やはりこういう「不覚!!!」な出来事を、あと5回くらいは繰り返す必要があるかもしれません。とりあえず、重要統計がいつ発表されるかくらいは、カレンダーに書き込んでおきます。
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