http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080609k0000m040022000c.html秋葉原通り魔:容疑者の逮捕・連行を携帯で撮影
今回の通り魔事件では、容疑者の逮捕・連行写真を携帯電話で撮影した人の周りに人だかりができ、自分の携帯に赤外線送受信でコピーする人たちが目立った。
目撃情報を集めていた記者は、通行人の女性から赤外線受信で写真を入手。この女性も、逮捕現場にいた別の女性から赤外線受信でコピーしていた。2人は他人同士だった。
女性によると、現場で直接写真を撮影した男性が「捕まったぞ」と叫ぶと、周囲には携帯電話を差し出し、「コピー」を求める人だかりができたという。
流石にニュー速でも非難轟々。しかし私は、以下の書き込みに全面的に賛同します。
899 名前: 名無しさん@九周年 [sage] 投稿日: 2008/06/08(日) 20:42:10 ID:QVEH7oSHO
何か事件が起こる度に犯人の素性を知りたがり
競い合って画像や情報をはりまくるお前らと同じ
全員死ね
ワイドショー的野次馬根性はついにここまできたか、と強く感じます。
posted by s19171107 at 20:54|
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時事
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それにしても…いやはやしかしケータイで犯人の顔写真ですか。管理人様が別エントリでおっしゃってましたけど、「一般人」の正体や見たり、ですなwww
マスコミでも、犯人の顔写真や住所、学生時代の文集、まして被害者の素性や遺族のインタビューなんかを載せるよりも、万が一このような通り魔に遭遇してしまった場合の対処法(避難方法、身の守り方、負傷者の救護方法など)などを教えてくれた方がはるかに有益だと思うんですけどね。
長いこと放置してしまっていて申し訳ありませんでした。
>「mash」さん
同感です。なんちゅうか、「いじめ」と同じ構造、すなわち、何か落ち度を見つけ出してそこを集中的に攻撃して快感を得るというものを感じます。
特に殺人事件となると、なかなか弁護しにくいものですから、この手の方々にしてみれば、大手を振って非難できますしね。
もっとも、ご本人たちは「いじめ」のつもりでやっているわけではなく、「義憤」のつもりなんでしょうが、あの手の方々が「死刑判決」に狂喜乱舞する姿を我々はつい数ヶ月前に現実のものとして見ました。となると、あの手の方々の心のどこかには、やはり「いじめっ子」と同じ回路があるんでしょうな。本人達が気がついていないのが何とも恐ろしい。
犯人の生育歴のあら捜しをする昨今のワイドショーについては、確かに生育歴を洗い出すことは大切ですが、どうも興味本位で、珍しく生育環境が被疑者の人格形成与えた影響について話が及んでも、せいぜい親のせいにするのが関の山なんですよね。広範な社会的問題が見つかると不都合なんですかね?
人格は環境の影響を受けつつ形成されるという点については、人間が物質世界に生きている以上は当然のことなのですが、家族の責任だとかそういう狭い視野ではなく、もっと広い視野で検討してもらいたいものです。
>「amanoiwato」さん
同じく、懸命な救護活動に従事された「とおりすがり」の方々には、私も感動しましたが、それにしても携帯カメラ撮影はねぇ。。。
被疑者の成育歴等を研究することは、後の社会構築のためには必須ですし、裁判とは別に行うことによって、法廷外から「刑事裁判」という国家権力の活動の監視することになりますので、これ自体は完全になくすことは逆に不都合が生じると思いますが、昨今の興味本位の「あら捜し」とかをしているくらいなら、実際にこういう事件にあったときの対処法を特集してくれたほうが有益ですよね。