当ブログは移転しました。詳細はこちらに掲載してありますので、ご参照ください。

2012年08月17日

おひさしぶりです

 みなさま、おひさしぶりです。約2年ぶりの更新になりますね。

 2年前にブログ更新を中断せざるを得なくなるちょっとした出来事以降、「ブログ更新」が生活サイクルから抜け落ちてしまいました。それ以来、一瞬「更新しようかな」と思っても、「まあ今週は忙しいし、また来週にしよう」の連続で今日まで至っておりました。休日にPCばかりしていられなくなったのは、良いんだか悪いんだかwww

 まあ、実は全く別のところ、全く別の名前で、お気楽に「つぶやいている」んですけどねwwそれをやっているからこそ、こっちのブログの更新が停滞していたのは否めません。だってブログ更新って面倒なんだもんwそれなりの分量を書かないといけないし。

 今回、更新してみたのは、いただいたコメントの表示承認処理をおこなったついでです。長らく放置してしまい、申し訳ありませんでした。2年近く更新していなかったブログで、新しい記事が投稿されず、コメントだけ承認されているというのも何だかなあという感じだったので。でもコメントへのお返事はまた今度にさせてくださいwwごめんなさいwww

 今後ですが、考え中です。つぶやきのお気楽さに慣れてしまい、せっせとブログを書くのが面倒な一方で、つぶやきだと長々としたコメントが書きにくいという板ばさみ状態であります。

 なるべく、連続性を維持する方針ですが、ちょっとまだ結論は出ていません。このままここで何事も無かったかのように更新を再開するか、せっかくだから別のアカウントをとってそこでやるか、あるいは、グループで集まって発信ってのも面白いかなと思っているので、そういったところに混ざってみるとか…まあ、どんな結論になるにせよ、このアカウント(http://s19171107.seesaa.net/)を自分から削除する予定はサラサラございませんので、そのあたりはご安心ください。たいしたこと書いていないので、削除「される」ってこともないでしょうw

 ただ最近、良くも悪くも世の中と「折り合い」をつけて生活するようになってきてしまっているので、以前のような内容にはならないかも…むかしは、たとえば「感情屋」(懐かしい響きw)が死刑だ何だと大騒ぎしていることについて「分からんでもない」としつつ(改めて。光市事件関係の記事においても随所随所で述べてきましたが、私は「死刑反対」とは言っていませんからね!)も、如何だこうだと書いていましたが、最近は「はいはい、まあそうなるでしょうなあ」で終わりで、それ以上は突っ込まないですからねww現実世界でも、もしかしたら共産党支持者かもしれないくらい純粋で、真っ直ぐな後輩に「そう簡単な話じゃないのよ」と宥めているくらいです。

 最初は私の話なんぞ丸で聞かなかった現実世界の後輩たちも、立場の変化とともに、真っ直ぐな発言が少しずつ減ってきた(かわりに飲みの席での愚痴が増えてきたw)ので、時の経過とはそういうものなんでしょう。うーん、老けた。ああいうのに若さというか何というか、そういうのを求めている読者の皆さんには、もう応えられないかもしれない…でも、いつまでも傾向が変わらないのも、ある意味「ご心配」をおかけするかもしれないので、それはそれでいいのかもw

 あとまあ、ちょっと思想傾向が変化したかもしれない…たとえば、以前よりはマーケットを尊重する立場になったかもしれないですね。まあ、この間、ちょっとアカい人の対応をする機会があったことが影響しているかもしれません。

 はい、そういうことで。私は老けたけど死んではいませんでしたよっと。
posted by s19171107 at 00:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記じゃない雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月30日

近況とか

 お久しぶりです。みなさま、お元気ですか?

 余り更新していないのに、アクセス数統計を見ると、毎日ある程度のご訪問を頂いているようで、せっかく来ていただいているのにネタを供給していなくて申し訳ないです。あまり個人的なことを書いても仕方ないのですが、まあいろいろあって(´・ω・`)

 研究していないわけじゃありませんよ。一応、今まで取り上げてきたテーマは細々とではありますが、ある程度はやっているつもりです。特に2月10日づけ「「理性派」の「感情屋」的側面」で取り上げたテーマなんかは、共産党や民青同盟の発表や、私の周りの、「科学的」という言葉が大好きな人たちの言動をもとに、とりあえず「『理性派』はどの程度『感情的』なのか」を、比較的頻繁に考えていたりします。ちなみに、このテーマがある程度固まったら、そのうち「なぜ『理性』を掲げながら実際は『感情的』なのか」を考えたいと思っています。

 ただ、「『理性派』の『感情屋』的側面」って、なかなか取り上げるキッカケが無いんですよね。今の時代って「理性派」といえるような人たちの影って薄いですから。あらゆる場面で「感情」とか「感覚」、広く言えば「庶民目線」とかそういうのがもてはやされている時代ですから。

 でも、あえて今日、ここで一つ書くとすれば、前掲2月10日づけ記事でも取り上げた「シロクロ二分法」について。いかにして彼らは「シロ」と「クロ」に二分割するのだろうかという話です。

 私の周りの「理性派」ならびに「理性派」の無神経で高慢な発言の被害にあった同務たちの話を基にしているので一般化できるかは分かりませんが、やっぱりこの手の人たちって「そんなに簡単に行ったら苦労しないよ」というようなことを声高に掲げてくださいます。私が言いたいこと分かりますよね?何となく。うん、たぶん今、あなたが頭に浮かんだようなことです。

 みんないい年しているんで、いちいちそういうことに反応せずに無視したり、あるいは「へぇー」とか「そんなこと知らなかったよー」くらいしか言いませんし、私もそういう風に受け流していますが、彼ら、TPOを余り考えないので、たとえば飲み会で愚痴話が始まったりしても、それを単なる愚痴話として流してくれないんですよ。愚痴って、主たる目的は「共感してもらうこと」なのに、共感もそこそこに、聞いてもいない「解決策」、それも突拍子のない「解決策」、ほとんど実現可能性のない「解決策」なんかを提示されると、愚痴の内容やその日の感情の波、酔いの程度によっては、「そんなこと言ったってしょうがないでしょ!」「そんな言い分、通用するとおもってんの?!」と言ってしまったりします。まあ仕方ないよね。

 さてここからが問題です。「シロクロ二分法」で物事を考える自称「理性派」に歯向かってしまいました。敵認定されてもおかしくありません。でも、同じようなことを言っているのに、敵認定される人もいれば、されない人もいるんですよね。されちゃった人は可哀想なことに、あることないこと言い立てられる一方で、されなかった人は逆に、懇切丁寧に啓蒙の対象にされるんですよね。私の周りでも、反対姿勢をうっかり口にしてしまったのに、なぜか、そっち系に好意的に扱われ、懇切丁寧な啓蒙を受けている人(本人は相当、迷惑そうだけどw)もいれば、たいしたことは言っていないはずなのに、何だか敵認定されちゃった人がいるし、、、

 この辺の違いって何なんでしょうね? 社会レベルで見れば、「敵味方の認定をする主体たる自称『理性派』の人間的な器の大きさの違い」という解釈も可能ですが、同一の認定主体のレベルに拡大倍率を上げると、認定対象によって、同じようなことを言っているのに、ある人に対しては「敵」、ある人に対しては「啓蒙対象」の認定をしているように、一見すると恣意的である。実に不思議です。どこまでが「許され」て、何処からが「許されない」んだろう? どこまでが「無知が故」で、何処からが「敵対思想の持ち主」なんだろう?

 とまあ、こんなことを考えていたりします。残念ながら、この問題について暫定的見解はまだありません。なんか思いついたら、つらつらと書こうと思います。更新頻度のみならず、内容も気分次第の日記になりますが、ネタ供給できるように頑張ります(`・ω・´)
posted by s19171107 at 13:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記じゃない雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月08日

7・8

金日成同志逝去15年に際し、改めて追悼します。
もう15年も経つんですね。
posted by s19171107 at 05:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記じゃない雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月16日

2・16

 本日は偉大な金正日将軍の生誕記念日です!遠く日本の地から精一杯のお祝いを申し上げます!


 つづいて、当方の近況をご報告いたします。「病は気から」なのか「気は病から」なのか良く知りません(ほぼ同時だったため)が、ここ最近ずーっと、そのどちらの調子も悪うこざいます。まあ、今までも何度かこういうことあったので大したことないとおもうし、傍から見れば全然平気そうに見えると思うんですが、今まさに「低空飛行中」の身から率直に言わせて頂けば、結構大変だったりします。我ながら情けないなあ。

 さて、よく世間では、特に精神的不調について「甘え」と断ずる批判がありますが、こういうことが数年周期程度で来るらしい身から僭越ながら言わせていただくと、たとえその不調の原因が「甘え」であったとしても、大変なもんは大変なんですよ。何に対してどれだけ耐性があるかなんて人それぞれなので、ある人にとっては大したこと無い問題でも、他人にとっては深刻だったりするんですから。

 こういう分野においてもそうだし、たとえば、「派遣村」をめぐる議論においてもそうでしたが、どうも昨今は「甘え」をはじめとした精神論的な批判が流行っている割には、それに対する対策、言い換えれば、「甘えん坊」からの脱却のノウハウを教える広い意味での「教育」があまりなされていないように思います。ただ精神論に基づく批判を展開しているよりも、議論を呼ぶ方法ではあるものの、独自の解決策を提示して実践している「戸塚ヨットスクール」の方がまだマシなんじゃねえかとすら思えます。

 ところで「教育」で思い出したんですが、大阪の橋下知事が就任1年で黒字化を達成したとのことです。新聞の見出しを見た段階では「おお、案外やるじゃん」と思い、あるいは今までの見解を訂正しなくてはならないかもしれないと思っていたのですが、削ったものの内容をくわしくみると、教育や医療関係といった、削っちゃいけない、削るにしても最後の最後に苦肉の策としなくてはならないものを率先して、大々的に結構けずっているような気がするんですがどうなんでしょう。「なんかまるで借金取りの取り立て方だなー」と思いましたが、そういえば橋下って元は借金取りの顧問弁護士だったんだっけ。。。

 まあこの辺については、そのうち書こうと思います。ハイ。
posted by s19171107 at 22:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記じゃない雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月22日

【一部補充】「陳水扁?うちとは関係ないよ」

8月21日23時25分〜8月22日0時15分にかけて公開していたものは、書きかけだったのですが、そのことをすっかり忘れてアップしてましたwwwwwwwwww
本稿は、不足部分を補充し、改めて公開したものです。

http://www.asahi.com/international/update/0815/TKY200808150336.html
>>> 陳・台湾前総統、30億円スイスに送金 資金洗浄か
2008年8月15日21時18分

 【台北=野嶋剛】台湾の民進党・陳水扁前総統と家族が過去の選挙で余った巨額の資金を違法にスイスなど海外に送金したことが発覚し、陳氏は14日に事実を認めて謝罪、15日には民進党からの離脱を表明した。送金額は30億円前後に上る見込みだ。政治献金法違反だけでなくマネーロンダリング(資金洗浄)や脱税などで刑事責任を問われる可能性がある。

 台湾での報道によると、陳氏の長男と長男の妻がスイスに開いた銀行口座に対し、シンガポールの銀行経由で数回にわたって約3100万ドル(約34億円)が振り込まれたとされる。スイスの司法当局が資金洗浄の疑いがあるとして今年7月、台湾に捜査協力を要請したという。

 陳氏の説明によると、資金は94年と98年の台北市長選、00年と04年の総統選で余った選挙資金。管理は妻の呉淑珍氏が担当しており、陳氏は知らされておらず、総統在任中の今年初めに呉氏が陳氏に不正な送金の事実を認めて「退任後の公的な用途に残すためだった」と話したという。

 陳氏は会見で「これ以上自分も他人もだませない。私はかつて法律で許されていないことをした」と述べた。15日には送金額が約20億円だったと発表したが、不明な部分はなお多い。

 台湾検察はスイスに捜査員を派遣、立件に向けて動いており、陳氏らへの責任追及は不可避。官僚の腐敗を監督する監察院も14日、陳氏らの行為が処罰の対象になることを明らかにしている。ただ捜査対象の陳氏の長男とその妻は今月、台湾から海外に出た。

 陳氏の家族をめぐっては、娘婿とその父親が株式のインサイダー取引で逮捕。呉氏の機密費不正流用も発覚して民心の離反を招き、08年総統選の敗北の原因となった。再三にわたる金銭スキャンダルに、党の立て直しに取り組む民進党内からも陳氏を見放す声が相次いでいる。
<<<
 本件に関連して、台湾の急進的独立派が配信している『台湾の声』が、当ブログでは5月10日づけ「『台湾の声』が寝返る」にてご紹介した「陳水扁総統は「隠れ統一派」だった」を、またもや再配信してきました。
http://www.emaga.com/bn/?2008080064265196021319.3407
>>> 件名:「台湾の声」【再掲載】疑惑まみれの陳水扁は隠れ統一派だった

【再掲載】疑惑まみれの陳水扁は隠れ統一派だった

陳水扁の最大の罪は金銭疑惑ではありません。彼の最大の罪は独立の仮面をかぶりながら、台湾を「一つの中国」に縛り付けたことにあります。

この事実を見てみぬふりにした独立派も同罪です。なぜなら、彼らは台湾の主権よりも中華民国体制下の政権を大切にし、独立建国の核心的価値まで捨ててしまったからです。

陳水扁と民進党の汚職体質が国民党と比べれば大したことではないと独立派は今まで彼らを弁護してきました。その通りかもしれませんが、これでは、建国は夢の又夢に終わってしまいます。

夢だけあって、知恵も道徳もない独立派は所詮独立愛好家にすぎません。

陳水扁の金銭疑惑は何よりの証明になります。

本物の独立建国派を喚起するため、以下の論文を再度掲載します。

 台湾の声編集長:林建良(りんけんりょう)

  2008年8月20日

(以下、以前のものと同文ゆえに省略) <<<
 ちなみに本件に関して『台湾の声』編集部は、16日、(陳氏の謝罪から2日後)にまず第一報として、どっかの通信社配信記事を転載しただけのような手短なのを配信し、続いて19日朝に、とんでもない結論を導く、ものすごい記事を配信し、本引用元記事が第三報となっています。第一報が2日も遅れた点、第二報に3日かかった上に物凄い結論をこじつけた点、第三報である本引用元記事が陳氏と自己の「違い」を改めて強調している(陳氏を切り捨てている)点、如何でもいい中国叩きの記事は即日配信する普段の「機敏さ」を思い起こせば、『台湾の声』編集部が、本件について一体どうやって反応すればよいのか困っている有様が良く分かります。

 ところで、では、どうして『台湾の声』はここまで大混乱に陥っているのでしょうか。もちろん、私は編集部の人本人ではないので以下は憶測に過ぎませんが、私としましては、『台湾の声』編集部としては、批判勢力が本件と独立運動を結びつけて政治宣伝に利用する前に、陳氏を台湾独立運動から切り離して独立運動に対する影響を少しでも和らげようとする意図にもとづいて、今回の論文を再掲以って、陳氏を切り捨てようとしているのではないかと考えます。

 しかし、陳氏も「台湾独立」の看板を掲げております。人間、「同志」には甘いもので、たとえ見かけだけであっても類似した主張や共通項のある運動に従事している人に対しては、余り批判を加えたくないものです。もちろん、そういうのは人にもよりますが、少なくとも『台湾の声』編集部の中の人は、あれだけ普段は「いやらしい中国人」とか「シナ人は不道徳」とか言っているのに、「反中共」という一点においては、むしろ中国人と積極的に連帯し、その反中共運動を応援してきました。もちろん、「いやらしい中国人」なんて批判は一切無しに。その点、「台湾独立」の看板を出している陳氏も、広い意味では「同志」であり、いつもの思考回路に従えば、余り批判したい対象ではないと思われます。

 しかしこのたび、かの徹底的な決別の論文を再配信したということは、深層では何かあるのでしょう。その点では、「防衛線としての陳氏切り捨て」というのは表面的現象かもしれません。

 また、そもそも本件と台湾独立運動はまったく別次元の問題であり、たとえ批判勢力が政治利用したとしても、「批判勢力は関係ないことをもこじつけて攻撃してくる形振り構わぬ連中」として、有力な反撃の材料にさえなりえるのに、むしろ自分から積極的に本件と台湾独立運動を、ある意味において「結びつけ」てしまっており、ここにも編集部の人の思考回路の深層において、何かありそうです。

 では、深層における要因は何でしょうか。これについて私は、以下2点が複合して起きたものではないかと考えます。すなわち、

1.陳氏に対する「台湾独立運動の同志」という「期待」の裏返しとして生じた「憎悪」が積もりに積もり、いよいよ限界点に至りつつあった。

2.当ブログでも5月8日づけ「政治問題における日本人の単純思考」をはじめとして何度も指摘してきている、ある人物や集団に対する認識・評価が一面的・「全体的」すぎる思考回路、すなわち、ある人物の人格や集団の特徴の一面だけを取り上げて、あたかもそれが全てであるかのように喧伝し、関係ない面までも無理に結びつけて評価するという思考回路が、陳氏の個人的問題行動に過ぎない本件と台湾独立運動を自分から結び付けてしまった、本来分けて考えるべきものを分けられなかった。(当方はこの現象を、数々の"世論"を分析してきた経験から「日本人に見られる現象」として定義してきましたが、もちろん、この場合は「日本人」ではなく「台湾人」です)

 つまり、そもそも「隠れ統一派」論文は、「台湾独立」を掲げていた陳氏と民進党に一時は期待していた『台湾の声』編集部であったが、事態は期待していた方向に進まず、期待が大きかっただけに失望も大きく、その失望が憎悪に転化したために書かれたものであった。そんななか今回の不祥事が明らかになり、持ち前の「人物評の一面性」がフル回転し、「陳水扁我が独立陣営の旗を汚した悪い奴」として、敵対視がより一層強固になった。また、批判勢力が本件と台湾独立運動を結びつけて政治宣伝に利用する前に何らかの形で陣営を守る防衛線を張る必要があった。本来は、「本件と独立運動は無関係。陳氏はしかるべき処罰を受けよ。」で済むところを、これもまた持ち前の「人物評の一面性」がフル回転し、「陳氏を切り捨てて陣営を守らなくてはならない」という思考に至った。同志を批判するのは人間心理としては抵抗があるが、先にも書いたように、陳氏・民進党は『台湾の声』編集部にとっては最早「憎悪」の対象でしかないがために、批判することについて特に抵抗感もなく、むしろ、徹底的に叩くことができた、というものです。

 まあ何にせよ、『台湾の声』ヲチャーにとっては「衝撃」であり「笑撃」であった『陳水扁総統は「隠れ統一派」』論文を、陳氏個人の金銭問題という、台湾独立運動そのものとは全く関係ない文脈で無理にこじつけて再掲してしまったのは、大失敗ではないかと思うと同時に、彼らの思考回路が何となく見えたように思います。

関連記事一覧
http://www.geocities.jp/s19171107/DIARY/BLOGINDEX/taiwan-no-koe.html
posted by s19171107 at 23:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記じゃない雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月25日

現代日本の文化大革命的熱狂

 さて、当ブログは一応アクセス解析をつけているのですが、「光市バブル」と言ってよい事態となっております。グラフをご覧ください。
97.4.25.JPG
(クリックで拡大)
 通常の数倍もご訪問を頂いており、そして、リンク元統計によると、その大部分がおいしいものが食べたい 光市母子殺害事件:元少年に死刑は重すぎるの記事に対して当方が送信した、光市事件:真に法廷を死刑制度闘争に利用しているのはどちらなのかのトラックバックリンク経由でお越しいただいております。

 前掲の『おいしいものが食べたい』さんの記事は、内容が内容だけに、Gogleで検索してみると、「基地外」だとか罵倒されております。当方の記事に関しては、幸いにして、確実に間違いないことを書いておりますし、裁判そのものとは殆ど関係ない「場外乱闘」のひとコマに対する指摘記事だったので、罵倒されることも無く、荒らされることも無く、今のところ平穏であります。

 ところで、リンク元統計を詳細に分析すると、件の記事経由の訪問数と日付に関して、ある興味深いデータが取れました。端的に言うと、判決後に訪問数が急増しています。4/18〜本日現在までのデータをご覧ください。

4/18       
4/19       1
4/20       1
4/21       
4/22(判決日)  7(7件全て判決終了後の訪問)
4/23       529+82(元記事+「魚拓」)
4/24       549+99+18(元記事+「魚拓」+「魚拓2」)
4/2521時45分 184+29+3(元記事+「魚拓」+「魚拓2」)


 判決翌日の4月23日になって跳ね上がっているというのがお分かりいただけると思います。また、4月23日から見られるようになった「魚拓」経由の訪問についても、あの魚拓自体が、4月23日になってから取られたものであります。

 つまり、例の「基地外」という罵倒は、判決によって自身の主張について裁判所による「お墨付き」を得た方々が、得意になって「そらみたことか、やっぱり基地外だ」と騒いでいらっしゃるということになると思われます。

 そして、皆様もご経験あると思いますが、あるブログ記事を閲覧したとき、必ずしもトラックバックされている記事まで見ようとは思わないんじゃないでしょうか。少なくとも私は、本当に興味ある分野の記事でもない限り、トラックバックまでいちいちクリックしません。つまり、たとえば4月24日の「549+99+18」という数値は、すなわち、リンク元のブログ記事にはもっともっと沢山、数倍の訪問があるということになります。そして、それらの訪問の多くは、裁判所の「お墨付き」でkskした方々によるものと思われます。

 私は、光市事件については、「世論」の収集・分析から関わるようになったと以前の記事に書きましたが、その過程で、熱狂的且つ狂信的な内容に何度も背筋が凍るような思いをしてまいりました。本差し戻し控訴審に関する世論は、先に書いたとおり、判決分析研究が終わるまでやらないことにしていますので、どんな状況になっているのかは具体的には分からないのですが、今回ご紹介したこの数値を見るだけでも、本判決によって「お墨付き」を得た方々による「世論」が、いかに沸騰しているかというのは、容易に想像がつきます。

 そして、公権力だとかカリスマ的権力といったものの「お墨付き」によって、不満分子が熱狂的・狂信的に騒いでいる(らしい)という現状は、文化大革命的熱狂を感じます。

 本件裁判は、日本の刑事裁判が抱える問題の大半を包含していた上に、裁判員制度直前の重大事件ということもあって、歴史的にも注目すべき一件でした。その裁判の判決に対する世論が文化大革命の熱狂そっくりなものになってしまったということは、いよいよ日本も恐ろしい時代に入りつつあることを示しているものと危惧します。
posted by s19171107 at 21:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記じゃない雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月04日

143冊

 何が「143冊」かと言うと、日出町、檜原村、東村山市、大田区の以外の東京都内の全ての公立図書館に所蔵されている『天国からのラブレター』の冊数です。(2000年版と2007年版の合計数)
 「弥生さん、あんた人間的にどうなのよ」といいたくなるくらい酷い内容であり、且つ、弥生さんの知人たちへの悪口に関しても伏字もイニシャル表記などの配慮も一切無く発行されてしまったあの『天国からのラブレター』が、東京都内で確認できただけでも143冊も所蔵されているだなんて、弥生さんもそうだけど、なによりも、あの本のせいで、色々な醜聞を全国的にバラされてしまった、弥生さんの「友人」たちが一番、可哀想だなあ。

 東京都内だけでもこれだから、他の地域の公立図書館を含めたら、一体どれくらいの『天国からのラブレター』が所蔵されているのか。

 前にも『天国からのラブレター』関係の記事において書きましたが、私が弥生さんだったら、勝手にラブレターの内容を出版して全国にバラ撒いた張本人である本村洋氏を呪いますよ、ホント。


 ところで、所蔵した本をどのカテゴリーに分類するかは各図書館の自由裁量らしく、図書館によっては分類がちょっと面白かった。

墨田区立あずま図書館
https://www.library.sumida.tokyo.jp/clis/detail?NUM=000588119&CTG=1&RTN=01&SID=003493442
[日本文学]に在庫しています。
「文学」じゃねーだろwwwwwwwwww

三鷹市立西部図書館
http://www.library.mitaka.tokyo.jp/clis/detail?NUM=000016025&CTG=1&RTN=01&SID=cK!UnJkBJrxjh3Z
[2分類(歴史)]に在庫しています。
何の「歴史」だよwwwww「1990年代後半、Yの部屋にはナプキンカスが転がっていた」ってかwwwwwwwwww

新宿区立中央図書館
https://www.library.shinjuku.tokyo.jp/opac/cgi-bin/detail?biblioid=0002092248&type=0&count=10&before=select
ノンフィクション・ルポJ6−モ
この本が「ノンフィクション」だとすると、映画は「フィクション」ということになりますね。
新宿区立中央図書館公認のフィクション映画、劇場版『天国からのラブレター』は絶賛自主上映中!(←全国公開はやらないかもしれない)
posted by s19171107 at 21:43| Comment(7) | TrackBack(0) | 日記じゃない雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月20日

実利優先主義的理論のすすめ

近頃、本来的な私の専門分野ではないものの、法律関係、とくに刑法と刑罰に関しての記事を頻繁に書いていることは、ご覧の通りだと思います。

私の刑法関連記事をご覧になればお分かりいただけるかと思いますが、殆どが、刑事被告人が本来認められるべき権利すらも否定する、ちょうど所謂「人権屋」と対照をなす、私の造語で言うところの「感情屋」の方々の言説を採集し、その論理を洗い出し、反論する記事であります(「感情屋」にとっては、私は「人権屋」にしか見えないでしょう)。

私はこれらの記事における「感情屋への反論」、つまり「刑事被告人の権利擁護」の言説は、基本的に実利優先主義、特に「被告の法的権利を擁護することは結果として被害者や社会(「第三者」)の利益にもなる」という立場で書いています。チュチェ97(2008)年1月13日づけ刑法:安易な厳罰化についてや、チュチェ96年10月8日づけ裁判:署名で罪が決まるときも、この立場で書いているつもりですし、そもそも裁判というものも「被告に裁判を受ける権利を保障し、裁判の場において持論を言わせる権利を保障することによって、なぜこういう事件がおきたのかを本人の言い分を含めて分析し、後の社会構築に役立てる」ために行うという、実利優先主義的な捉え方をしています(ときどき、近代刑事裁判における被告人の権利保障を「被告に情をかけている」と批判する感情屋が居ますが、私にしてみれば、頓珍漢な批判もいいところです)。また、今現在、意見形成中の「死刑制度」についても、この実利優先主義の立場から考えております(死刑制度についての持論については、またの機会に書きたいと思っています)。

更に言えば、司法関係のシリーズ記事についで頻繁に更新している改憲派論理研究を始めとする憲法9条関係の記事においても、「9条は自衛隊に対する歯止めであり最高の文民統制」論や「対米追従が酷い現状での改憲は自衛隊を専守防衛の戦力と法的に定義づけることにとどまらず、対米追従を深化させる。改憲するにしても対米自立してから。」という実利優先主義というか、それなりに現実路線の護憲論を軸に展開しています。


ではなぜ、私がこのように実利優先主義的な言動を取るのかと申しますと、刑法論議における「被告の権利のあり方」や、憲法論議における「9条の扱い」というのは、往々にして感情的・観念的・理想主義的な話になってしまい、結果として「キレイゴト」という一言で膠着状態になってしまうからです。


感情的・観念的・理想主義的な話というのは、突き詰めると価値観です。価値観と価値観をぶつけても何の解決にもなりません。価値観の説教というのは、その説教の根底にある思想に価値を感じない人にとっては煩いお経・念仏に過ぎません。

改憲派のなかには、「9条の理想」の価値を高く評価し、自身の護憲論の中心に据えている、所謂「社民党系の護憲派」を「念仏平和主義」と揶揄する者が居ます。曰く、「『平和は大切』と繰り返し言っていても『平和』にはならない。非現実的だ。」とのことです。私は護憲派ながら、この改憲派の方の言説には異論は無く、ある程度の軍事力は必要であるという認識は以前から憲法関係の記事で繰り返し主張してきていますが、この手の主張を繰り広げる広義の「護憲派同志」の方々に対して「あんたの言っていることは念仏平和主義だ」と罵倒したことはありません。なぜなら、私も「9条の理想」の価値は高く評価しているものの、現実的にそれで通用するかというと、ぶっちゃけ現状では無理だろ、という認識から仕方なく、ある程度の軍事力を認めているためです。

つまり、現実への認識は同じにもかかわらず、このように私と改憲派の方々の実際の言動は異なるというのは、結局、所謂「社民党系護憲派」が「9条の理想」ばかりを語るがゆえに、「9条の理想」などに価値観を感じない改憲派から、こういう揶揄がされているわけです。

「被告人の権利」に関してもそうです。「人権屋」という言葉を使う人にとって、被告人はただの処罰の対象であり、場合によっては抹殺の対象です。「被告人の権利」を保障することに価値を感じていません。だからこそ、「被告人の権利」を保障しながら進める近代裁判制度に対しての、あそこまでの無理解、中学校社会科と高校公民科、法律関係の入門書籍を数冊しか読んでいない、それこそ、生粋の「庶民」でしかない私ですら、その論理に対して反論できてしまう程度の認識がまかり通っているのです。

こういう人たちに対して、いくら「被告人の権利保障」の重要性を説いたところで、彼らにとっては価値と感じない価値観に基づく言説であるがために、「キレイゴト」にしか聞こえないわけです。


だからこそ、私は実利優先主義的立場から主張しています。特に第三者の利益や現実的な問題と利益に立脚して主張することによって、価値観vs価値観の闘争から脱却しようと画策しています。

私は、理論と観念的価値観(感情含む)は、理論のほうが強いと思ってまいます。たしかに感情は理論と違って論破されませんが、「理論」(特に実利優先主義的理論)と「対案の要求」を組み合わせて迫れば、消去法的ではありますが、結局、理論的なものを選択せざるを得ないと思っています。


とまあ、チュチェ97年1月13日づけ刑法:安易な厳罰化についてへお寄せいただいたコメントへの返信を考えたついでに、私のスタンスについてまとめてみました。今後も、この立場から考えたいと思っています。今後とも、当ブログをよろしくお願いいたします。


司法関係記事一覧
http://www.geocities.jp/s19171107/DIARY/BLOGINDEX/saiban.html

改憲派論理研究記事一覧
http://www.geocities.jp/s19171107/DIARY/BLOGINDEX/kaikenha-ronri.html
posted by s19171107 at 19:00| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記じゃない雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月05日

得体の知れないものになりつつある「武士道」

朝日新聞チュチェ96年12月31日づけより
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(クリックで拡大)
武器を捨てるふりをしてまた撃って来たりして
ちょwwwwwwwそれ騙し討ちwwwwwwwwww
たしかに歴史的に武士は結構、騙し討ちやってきたけど、「武士道」的にはやっちゃだめwwwwwwwwww

そもそも「武士道」は特に「これだ」と確立されたものではなく、なんとなく形成されてきた「空気」みたいなものだけあって、名前だけが一人歩きして、どんどんと変形して、得体の知れないものになりつつある気がする。
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2007年08月23日

『パール判事は何を問いかけたのか〜東京裁判・知られざる攻防〜』(NHKスペシャル)を見て

 23日未明の再放送を見ました。ウヨさんたちの言うパール判事像とはかけ離れた実際のパール判事の思想と論理を知ることができ、実に有意義な放送でした。
 今回の記事では放送の中で印象に残った部分をメモします。

 まず番組冒頭のパール判事の「遡及処罰の禁止」論と英国パトリック判事の「判事は憲章に忠実であるべき」論。これ実はどっちも正論なんですよ。
 と言いますのも、「光市母子殺害事件に対する世論と刑事裁判を見る上での視点」の記事でも書きましたが、"無罪の推定"を基本とする裁判所は検察の起訴事由が真か偽かを判断するところでしかなく、その上で検察側主張が事実と認められる場合にのみ刑罰を検討するものであって、検察側主張が真と認められて初めて検討される刑罰というのはそのときの法廷設置のルール、すなわち憲章などによるものであり、裁判官はそのルールのみに忠実になって裁く存在なんです。ゆえにパトリック判事の言うことも丸っきり間違いというわけではないと考えられます。パール判事の言説については説明するまでも無いと思うのでカットします。

 続いて印象に残ったのはパール判事の日本の行動に対する認識と彼の思想について。一言で言うと「ウヨ死亡」。
 日本の15年戦争については「満州国建国などの行動は日本の武力によるものであり、この日本の行為は西洋諸国の模倣ではないか。」
 日本軍の残虐行為については「主張された残虐行為の鬼畜のような正確は否定し得ない」
 一方で西洋諸国・連合国の犯罪についても「西洋諸国の東洋における権益の殆ど全ては武力によるものであり、それを正当化することは恐らく出来ない」「原爆投下はナチ指導者の指導に類似するもの」と日帝と同様に断罪。
 あの番組、ウヨさんたち最後まで我慢して見られたんでしょうかwたぶん無理でしょうね。

 さらにウヨさんの妄言への決定打として、鹿児島大学の研究者の「東京裁判が最初から判決が決まっていたというのは俗説で、実際は相当流動的だった」という発言。さらに番組最後のパール判事の「自分の判決で日本の侵略が支持されてはならない」という主旨の発言と「武力は全く無意味になった」というサヨレッテルすら貼られかねない肉声の披露がありました。

 いやはや、たった50分そこらの番組でウヨさんの言説が悉く粉砕され、さらにパール判事はウヨさんたちがヨイショすべき人物ではなく、どちらかというと我々護憲派がヨイショすべき人物であることも見えてきました。
 もちろん、NHKのこの特集はパール判事の思想と言説の極々一部であることは重々承知しています。彼については「私家版靖国神社遊就館ガイド」執筆と関連させて今後も知識を深めたいと思う所存です。

 なお、相当反響があったのか、それともNHK的に視聴者に是非見てもらいたいのかは分りませんが、3回目の再放送が8月26日午前10時〜11時54分 衛星第2放送でされるようです。NHKの放送スケジュールは断り無く変更されることが時たまあるので、NHKのサイトで最新情報を常にチェックしつつ録画装置のセットをいたしませう。
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2007年08月14日

原爆かソ連対日参戦か

http://blog.mag2.com/m/log/0000021522/108855162.html
■もしも原爆が落とされなかったら

「原爆投下はしょうがなかった」発言が引き金となって引責辞任した久間防衛大臣。この発言が適正かそうでないかは別として、原爆投下があの悲惨な戦争を終結したことには間違いありません。

アメリカによる大量虐殺とも言える1945年3月の東京大空襲、そして8月6日の広島への原爆投下、9日には2発目の原爆が長崎に投下。そして15日の正午に天皇陛下によるラジオ玉音放送。戦争は日本の無条件降伏によって終結しました。

もし原爆が投下されなかったらおそらく日本軍部は無条件降伏などしなかったでしょう。その場合はもちろん本土決戦です。大本営陸軍部が考えていた作戦は「一億総特攻」です。特攻とは爆弾を抱え自らを犠牲にして敵に突っ込むことをいいます。

敗戦色濃い1945年時点で所有していた戦闘機は約1万機。その75%が練習機を改修した特攻機です。そのほかに250kg爆弾を積んだベニヤ板で作った海上特攻艇などが3300隻。駆逐艦19隻、潜水艦38隻がそのすべての戦力。動員数は約240万人といわれています。

また陸上部隊は兵隊以外の国民2800万人による義勇団構想がありました。
15歳から65歳までの男、17歳から45歳までの女が部隊の主軸です。武器も装備ももはや潤沢にはない状況で戦闘に勝つには捨て身の戦法しか残されていません。捨て身というと刹那的ですが、これは日本の剣法にもあるれっきとした戦術なのです。

捨て身であれば竹槍であっても一撃必殺。一人敵を殺せばそれで十分という戦術。こんなのもありました。爆薬10kgを背負い敵戦車のキャタピラに突進し戦車に踏まれることで敵戦車もろとも自爆する戦術。本土決戦が現実のものとなったとしたら日本人は総玉砕です。

玉砕の跡地にはソ連軍、アメリカ軍、中国軍その他連合軍が入り乱れ、それぞれの領地宣言をし、日本国など跡形もなくなっていたかもしれません。それを断固阻止したのもアメリカ軍。無条件降伏を条件に日本をアメリカの傘下にすることに成功しました。アメリカが言うように、もしも原爆が落とされなかったら、日本民族にとってもっと悲惨な結果になっていたかもしれません。

今は平和な世の中。そして戦争体験を後世に語り継ぎ、戦争を起こさないように啓蒙し続けることは大事なことです。しかし、戦争に生きた人々の心の中はどうだったのでしょうか?戦争はいけないという前に、戦争という濃密な時間を過ごした人たちの心をもう少し垣間見る必要があるように思えます。
もし原爆が投下されなかったらおそらく日本軍部は無条件降伏などしなかったでしょう。
 果たしてそうかな。45年2月には近衛前首相(当時)が「敗戦は避けられそうに無い」という上奏、5月には天皇自身もこりゃダメだと思ってソ連経由の条件つき降伏を模索していた。ポツダム宣言=無条件降伏勧告の黙殺は、このソ連経由の条件つき和平工作を期待してのこと。しかし8月9日スターリンは日本政府に対してあっかんべーをした。だから日本はポツダム宣言を受諾したんだったと思うけどな。
 もちろん、原爆投下が全く影響が無かったとは言わないけど、やっぱりソ連の対日参戦が大きいと思うよ。
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2007年08月06日

広島原爆記念日

不覚にも投下の時間はウトウトと転寝しておった(´・ω・`)

たしか本を読んでいたんだっけか、ちょっと難しい本読むと何処であっても眠くなってしまう。

9日11時2分はちゃんと時間通りに黙祷しなくちゃ。
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2007年03月06日

数字って色々な側面があるね

 『ホンマかいな在日特権?』(http://blog.goo.ne.jp/mpac)というブログが面白い。嫌韓、反在日コリアンの連中がバッシングの材料としてよく取り上げる統計数値について、その見方のゆがみっぷりを指摘している。
 こうして考えてみると、数字ってのは見る人の先入観とかによって如何様にもなるもんなんだねぇ。
 そして、ブログの記事本体も面白いんだけど、コメント欄もまた面白いw
 たとえば、『在日はほとんど無職?』(http://blog.goo.ne.jp/mpac/e/780f8aa87bac5c0b84a7e3600cdfcf33)の記事でのHN「TOI」氏の書き込みなんか大笑いですよ。こういう方々って、竹が何本か生えているから「ここは竹林だ」って言っているのと同じに見えます。まあ、脳内で導き出した結論に対して、あとから統計やら学論を取ってつけているんだから当然か。
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2006年12月30日

『激突!日中大闘論』(『文芸春秋』1月号)

もう発売から3週間たち、既に読了なさっている方も多いかと思いますが、いろんな意味で結構面白く、図書館で読んでいたのですがゲラゲラ笑いそうになりました。もちろん、堪えましたよ。

今更ですが、まあ、このブログは私の自己満足のメモ帳ですから気にせずメモしておきます。
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2006年11月26日

年収150万円と3000万円で“税率”が同じ国

http://www.nikkeibp.co.jp/sj/column/o/58/index.html
なんかヒイヒイ言いながら働くのがアホらしくなってくるねぇ。
年収3000万の方々や株で大儲けの方々も、誰のおかげで大儲けできていると思っているんだろうね。
いやはや、美しさの加減が一味違うね。日本って国は。

コラムの中のくだり
わたしは、税金というのは、汗水垂らして庶民が稼いだ分に対しては低く抑えるべきものだと考える。そして、濡れ手で粟をつかんだようなあぶく銭に対しては「楽をして金をもうけたのだから、多めに税金を払って国民のために協力してほしい」というものなのではないだろうか。
同意。
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2006年09月15日

最近思ったことをメモ

最近思ったことをメモ。2日かがりで書きました。
まあ、忙しくて、連続してPCを使えるのが30分も無かったせいなんですが。
今週末の3連休、当方休みが一日もありません。明日も朝7時00分には出かけなくてはなりません。
ゆえに、この世の中で言う連休中、いつも以上に薄い記事になると思います。
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2006年09月12日

人のことばかり笑っても居られない

当方、メディア、特に所謂「B層」と呼ばれる人たちが見そうな時間帯のニュースやワイドショー等を録画したりして見る趣味があります。
これは、昨年の郵政民営化礼賛放送が、特に平日日中のワイドショーにおいて最も酷かったことから、メディアの報道姿勢を分析するためのものなのですが、今日(昨日)もフジテレビの「スーパーニュース」が妙な報道をしていました。

報道の内容を極簡単に申し上げますと、RENKあたりが取って来たっぽい共和国国内の、「先軍政治のせいで人民飢える 軍隊だけじゃなくて人民にもメシよこせや」というような張り紙を見て「うんうん」とか「去年も貼ってあったよ」というような会話を撮った画像でありました。

まあ、これ自体は共和国の実情を知るための貴重な資料なんですが、相変わらず「スーパーニュース」のキャスター陣は変なことを口走っていました。
曰く、「こういう張り紙がはがされないのに驚きですね」と。

アホかお前。
いくら統制されているといってもな、そこまで人間は統制されるもんじゃないんだよ。
あの日帝時代の日本人でさえ、「天皇陛下の大ばかたれくそたれめ天皇の位を下がれ」だとか「勅語は大臣が作って天皇陛下は目を通す丈だ、天皇陛下は飾り物でこんな物は穀潰しだ」なんて落書きがあったそうなんだから。(http://www10.ocn.ne.jp/~war/tokkou.htm

なんと言うか、こういう良資料に対して、ピンボケなコメントしか出来ないのってのはアレだねえ。私みたいな個人ブロガーならまだしも、テレビじゃちょっとまずいんじゃないのかね。

そしてこういうのを見て「体制末期」とか思っているそこのあなた、確かに体制は末期に向かいつつありますが、こういう落書きとか張り紙とか愚痴とかは独裁体制では特に珍しいことでも無いので、これ即ち体制末期とはいえないと思いますよ。

さらに、こういうのを見て「うわー北朝鮮へんなのー」という感想しか持てないあなた。さっきご紹介した資料でもお分かりいただけるかと思いますが、歴史的に見るとそう他人事でもありません。確かに共和国は十分異常ではありますが、日本人は歴史的には人のことばかり笑っていられる身分でもありませんがな。

この辺分かって無いから、「スーパーニュース」のキャスター陣は良資料に対してああいう頓珍漢なコメントしか出来ないんだろうなぁ。
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2006年08月11日

あきらめない心こそ肝心

近頃、近く成立するであろう安倍政権や、将来的には必ず来るであろう憲法改悪、そのほか新自由主義経済化などを考えていると頭が痛くなってくる。まさに10年後はおろか、来年すらどうなっているか分からないご時世となってきている。
ゆえに近頃は社会や未来に対して半ば諦めかけていて、どうしても考えが卑屈な方向に向かってしまいがちである。
そんな私であるが、8月9日付の「アッテンボローの雑記帳」の「勝利するまで闘うぞ」(http://rounin40.cocolog-nifty.com/attenborow/2006/08/post_ce93.html)は喝を入れられた気持ちになった。
今回の記事は本文を引用しつつ、私の考えや感想を述べたいと思う。
(当方の編集の関係で本文の順序と引用の順序が入れ替わっているところがあります)
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posted by s19171107 at 22:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記じゃない雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月08日

スパム業者って本当に頭おかしいんだろうね

先日来たスパム。余りの内容にあほらしさを超えて、なんだか趣すら感じます。


差出人: SNSコミュニティー
返信先: web7_sns2006@infoseek.jp
宛先: (当方のメールアドレス)
日付: , 6 Jul 2006 15:16:00 +0900
件名: 必見!!ノーガードのハメ合い対決!!


 ■コミュニティー事務局より (当方のメールアドレス)様へ お願いです!!■

【画像出会い掲示板】で、男性・女性共掲載写真に注意があります。
交換等では規制はありませんので、直接交換して下さい。
※卑猥な写真や公序良俗に反する写真の掲載及び 利用規約 に反する行為は禁止
させていただいております。
コミュニティースタッフより
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(興味本位でクリックして面倒なことになると困るでしょうから、本文中のURLは「*」に書き換えました。)

こんなので騙される奴いないよ。
posted by s19171107 at 18:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記じゃない雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

やめればいいのに

「共和国のミサイルネタは深く突っ込まない」と先ほどの投稿で書きましたが、ちょっと面白い物については紹介させて(晒させて)ください。
ホント、みんなやめればいいのにねぇ。バカさらすだけだよ。

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posted by s19171107 at 18:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記じゃない雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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