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2008年02月16日

橋下府政ヲチ:『ウェークアップ! ぷらす』より

 今朝の日テレ系『ウェークアップ! ぷらす』に橋下が出演。色々な意味で酷い。橋下のレベルが改めて露見。

 まずは録音データから。
ちなみに出演者は、橋下のほかに司会者として辛坊氏、コメンテータとして竹中元総務相、江川詔子氏、中田横浜市長と、あとしゃべらなかったので分からなかった誰かでした。
音声ファイル
 番組は大体、前半の大阪府の現状について、番組編集のVTRを中心に総合的に語る部分と、後半の、知事を中心に話題のテーマについて個別に語る部分に分けられています。前半と後半に特に話のつながりはないし、特にネタもないし、更にサーバー容量も限られているので、後半だけご紹介します。これ以降、音声ファイルを中心に話を進めさせていただきます。

 4分30秒付近。
辛坊氏がさりげなく重要なことを聞き出しています。
大阪府の図書館以外の公営施設の処分については6月ごろまでにはかなり見えてくるらしいです。よく覚えておきましょう。

 5分30秒ごろからの一連のやりとり。
 江川氏が、橋下の方針についてちょっと誤解していたらしく、橋下が江川氏の質問について否定。それだけならいいんだけど、橋下ったら「それはメディアが編集しているだけだ」と自らの責任ではないと言い張る。さらに、「もし必要だったら僕の記者会見、全部立ち会ってくださいよ。それが現場主義です。それができずに評論家やるのは机上の空論じゃないですか」と言い放つ。
 ふーん、じゃあ、普段お前の記者会見なんかに一々行ってられない有権者は全員「机上の空論家」ということでおkね。選挙の有権者というのは、同時に「候補者評論家」だからね。すごいなー、有権者に対して「机上の空論家」と言い放つだなんて。

 暫くゴニョゴニョと聞き取りづらい、言葉になっていない「空気の振動」が続いた後、江川氏が極めて正論を口にする。
 「あなたは、メディアのね、特性を良く知っていらっしゃるのだから、そういう刺激的なところを切り取って繰り返し使われるのは分かるでしょう?
 まったくその通り。
 今回橋下が弄したこの手の言い訳、実は選挙のたびに共産党関係者が良く使うんですよね。どういうことかというと、ご存知の通り共産党は毎回の選挙ごとに投票率比の得票数が後退し、泡沫化しつつあります。この原因は何なのかと党関係者に聞くと、「メディアによる、二大政党制確立のための共産党無視戦略だ」、つまりメディアが自分たちの言うことをちゃんと伝えないから、自分たちの主張が認められないんだ、と言うんです。
 私なんかは、「メディアにハブられているのは今回が最初じゃないだろう。メディアがどーだとかガタガタ言っている暇があったら、どうやったら自分たちの主張が浸透するのか代替案を考えろ」と反論しているのですが、まさか橋下に対して共産党関係者向けの批判文言を使うとは思わなかったですよ。
 
 さらに、こんなことまで口走る。
じゃあ何も発言するなってことじゃないですか」(6分30秒)
もはや小学生。あきれたね。

 で、ここで竹中が変な渡し舟を渡してきたもんだから話が中断。
橋下さんね、気にしなくて良い
 竹中は「反対されるということは、自分の行いが正しいことの証拠だ」と無条件に思い込んでいる人間だから、こんなことを言うんだろーなー。
 もっとも、毛主席も「敵に反対されるのは悪いことではなく、よいことである」と教示されている(チュチェ28年5月26日)けど、 竹中の場合、いきすぎです。

 8分あたりから教育現場における学級定員数問題について話が移りました。
 9分あたり。
僕とか、江川さんも含めてコメンテーターは机上の空論者なので、現場を見て、そういうことを分かった上で、きちんと議論をしていかなければならないということで、僕はあの反省の弁を、、、
 現場主義者宣言を出しました。しかし一方で、9分40秒あたりからの江川氏とのやりとりでは、、、
江川「いままでね、教育についてこれをやります、あれをやりますと仰っていましたよね。それは、とりあえず一回白紙になるということですか?
橋下「いや、白紙じゃないですよ、これは、現場を見ない所謂色んな評論家の意見だったり、色んな本を見て得た知識でしか、、、
江川「じゃあ、今まで選挙の公約も、現場を見ないで机上の空論を仰っていたということですか?
橋下「全部みて公約つくれるんですか
江川「だってあなた子どものことを一番強く、、、
橋下「まあまあいいです。どうおっしゃられても。
 橋下(´・ω・`)
あのね、何から何まで現場主義で公約は作れないことは確かだけど、少なくとも最重点公約くらいは現場主義でつくりなさい。それが「最重点公約」ってもんだよ。
 なんか他人に対して「机上の空論」とレッテル貼るのがお気に入りみたいだけど、今回のこの番組を見た限り、自己紹介にしかなっていないよwww

 ちなみに「おっしゃられる」は二重敬語なので、現代文法では誤りとなります。「ら」抜き言葉と共に注意しましょう。

 いやはや、たかだか10分強でしたが、ここまでハッキリと。。。
 今回は、橋下ご不満の「メディアによる編集」が一切無い生放送だったので、本人としては言いたいことを言えていい気分なのかもしれませんが、バカ丸出しです。ご愁傷様。

 最後に、橋下へ毛主席の教示をお贈りします。
 一部の人はマルクス主義の書物をいくらか読むと、もう自分には学問があると考えるが、けっして深くつっこんで読んではおらず、頭のなかに根をおろしてはおろす、それを応用することができず、階級的感情があいかわらずふるくさいのである。また、一部の人はひじょうにうぬぼれが強く、少しばかりの書物を読むと、もう自分は大したものだと鼻を高くする。だが、ひとたびあらしに出あうと、かれらの立場は労働者や大多数の勤労農民とくらべて、大いに違いのあることがめだってくる。前者は動揺するが、後者は確固としており、前者はあいまいだが、後者ははっきりしている。

「中国共産党全国宣伝工作会議における講話」(チュチェ46年3月12日)
 橋下の場合、就任からまだ10日しかたっておらず、現場主義がどーだとか言っても、たぶんまだ各施設1回ずつも訪問していないはず。なのに、今回の番組を見る限り、随分と古参ぶった物言いだけど、毛主席はそういう態度を厳しく戒められている。よく学ぶように。

高挙毛沢東思想偉大紅旗!


橋下府政ヲチ関連記事一覧
http://www.geocities.jp/s19171107/DIARY/BLOGINDEX/osaka-hashimoto.html
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2008年02月13日

高挙毛沢東思想偉大紅旗!

http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20080213-320680.html
 大阪府の橋下徹知事は、教育現場の実態を知り、1人1人の個性に合わせた教育の在り方を探ろうと13日、公立学校を視察した。橋下知事は視察後、記者団に「基本的なクラスのほかに、科目ごとに習熟度に応じた少人数のクラスもあるべきだ」と述べた。

 東大阪市の府立布施北高校では朝、正門付近で登校してくる生徒に「おはよう」と声を掛けた。携帯電話を手にした女子生徒に取り囲まれる場面も。

 パソコンでホームページを作成する授業では教壇から「世の中で一番必要なのはあいさつ」と熱弁を振るい、習熟度別に編成された数学の少人数授業も見学した。

 高槻市の柱本小学校では習熟度別授業を見学した後、児童と給食。

 橋下氏は小学1、2年生で実施されている35人学級について、教員増などに要する30億円の年間費用に疑問を投げ掛けているほか、習熟度別の指導導入に前向きな姿勢をにじませていた。

 橋下氏は、知事選で府立高校の学区制廃止や、大学進学に偏らない多様な進路を確保する高校教育を主張していた。

[2008年2月13日10時56分]
 35人学級がダメで習熟度別がおkって、その基準はなんなんだと思っていたら、、、
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20080213-320868.html
 大阪府の橋下徹知事は13日の記者会見で、府立高校の学区制廃止や小学校の35人クラスの再検討などの教育施策について「机上の空論だった。反省している」と述べた。

 橋下知事は同日午前、府立高校など公立学校を視察したことを踏まえ「現場を見ずに考えていた」と発言。学区制廃止の是非などは13日に発足した「重要政策プロジェクトチーム」にあらためて検討させる方針を示した。

 「府債発行原則ゼロ」に続く“軌道修正”だが橋下氏は「府民に影響が及ぶなら軽率に発言しない。世間に議論してもらいたい」と意図を説明した。

[2008年2月13日19時58分]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080213-00000128-mai-pol
 大阪府の橋下徹知事は13日、就任後初の定例記者会見で、知事選の公約として掲げた習熟度別クラス編成導入や府立高校の学区制撤廃について、「机上の空論だった」と述べ、根本的に見直すことを表明した。橋下氏は同日午前、中退率の高い府立高校などを視察して認識が変わったと説明し、「(学区制や学校給食導入は)議論のところで終わるような話だと思っている」と、実現性に自ら否定的な見方も示した。

 橋下氏は選挙中、小学校に習熟度別クラス編成、中学校に学校給食を導入し、府立高校の学区制を撤廃すると訴えていた。さらに知事就任後も報道番組などで、特に習熟度別クラス編成を導入する考えを表明した。

 しかし、会見では「自分の教育論はすべて、現場を見ずに頭の中で考えていた」と釈明。今後、知事直轄のプロジェクトチームや府教委と公約について議論し、その結果、実現できないとの結論が出た場合は、撤回する考えを明らかにした。

 また、当選直後のインタビューなどで打ち出した「府債発行を原則認めない」との方針についても「よほどのものしか挙げさせないため、原則ゼロという号令は必要。目標達成させるための指揮官のやり方だ」と述べた。

 発言のぶれで混乱を招いていることでは、「最終的に僕の政治責任としか言いようがない。自分自身の考え方をとりあえず発信する。皆さんに議論する機会を持ってもらう。計算していなければ単なるバカでしょう」と説明した。

 一方、橋下氏は同日、知事直轄の二つのプロジェクトチーム(PT)を発足させた。重要政策PT(8人)は、子育て支援などの重点公約の実現を検討し、改革PT(11人)はすべての事業や出資法人、府有施設をゼロベースで見直す。また、失敗した大型事業の検証作業も進める。いずれもトップは次長級で、本予算を組む6月までに結論を出す。

(2月13日20時38分配信 毎日新聞)
 35人学級再検討も撤回するそうですwwwww

毛主席は我々にこう教えられています。
 すべての実際活動家は、下の方をむいて調査しなければならない。理論だけで、実際の状況を知らないものにとっては、こうした調査活動はとりわけ必要であり、さもなければ理論を実際と結びつけることはできない。「調査なくして、発言権なし」というこのことばは、かつては「せまい経験論」だとそしられたが、わたしはいまでもそれを後悔していない。後悔していないどころか、わたしは依然として、調査がなければ発言権はありえないということを堅持するものである。多くの人は、「お着きになるやさっそく」、なんだかんだと論議をして、意見をだし、これも批判しあれも非難するが、こういう人は実は10人が10人までみな失敗する。なぜなら、こうした論議や批判は綿密な調査をへておらず、無知なでまかせをいっているにすぎないからである。わが党がいわゆるこの「勅使」のためにどれほど損をしたか、かぞえきれない。ところが、このような「勅使」は、いたるところとびまわり、ほとんどどこにでもいるといってよい。スターリンが「理論は、革命の実践と結びつかなければ、対象のない理論となる」といっているのは正しい。もちろん、かれが「実践は、革命の理論を指針としなければ、盲目的な実践となる」といっているのも正しい。盲目的な、前途にくらい、見通しをもたない事務屋をのぞいては、「せまい経験論」などとはいえないのである。

「『農村調査』のはしがきとあとがき」(1941年3月、4月)、『毛沢東選集』第3巻
 橋下も今回の一件で、この毛主席教示が身に沁みたと思う。高挙毛沢東思想偉大紅旗!

べっべつに↑のスローガンを書きたくてわざわざ橋下を引っ張りだしたんじゃないんだからねっ! といいつつカテゴリは(ry

一応、橋下府政ヲチ関連記事一覧も貼っておく
http://www.geocities.jp/s19171107/DIARY/BLOGINDEX/osaka-hashimoto.html
posted by s19171107 at 22:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 毛主席語録に学ぶ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月22日

毛主席語録に学ぶ(7)

引き続き第22章学習
 人間の正しい思想はどこからくるのか。天からふってくるのか。そうではない。もともと自分の頭のなかにあるのか。そうではない。人間の正しい思想は、社会的実践のなかからのみくるのであり、社会の生産闘争、階級闘争、科学実験というこの3つの実践のなかからのみくるのである。

「人間の正しい思想はどこからくるのか」(1963年5月)
posted by s19171107 at 07:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 毛主席語録に学ぶ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月09日

毛主席語録に学ぶ(6)

 約1ヶ月ぶりの学習ですよww毛主席語録に学ぶ姿勢が我ながら全然だめですわww(←笑いごとじゃない)
 『日本共産党・敗戦の弁研究(3)』(http://s19171107.seesaa.net/article/50822655.html)の記事で、22章と23章について触れたので、今後何回かは22章と23章を中心に学習してゆく所存です。

まず22章から。
 マルクス主義の哲学、つまり弁証法的唯物論にはもっとも顕著な特徴が2つある。1つはその階級性で、弁証法的唯物論はプロレタリアートに奉仕するものであることを公然と言明していること、もう1つはその実践性で、実践にたいする理論の依存関係、すなわち理論の基礎は実践であり、理論はまた転じて実践に奉仕するものであることを強調していることである。

「実践論」(1937年7月)、『毛沢東選集』第1巻
 理論は実践、実践は理論。
 先ほどの記事で日本共産党指導部に毛主席語録学習を勧めたのは、毛主席が明らかになさった実践と理論の相互関係上、あの程度の理論(敗因分析)をもとに実践しても、また失敗するのは目に見えているからです。
posted by s19171107 at 20:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 毛主席語録に学ぶ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月14日

毛主席語録に学ぶ(5)

久々の毛主席教示。
わが党に、もし広範なあたらしい幹部とふるい幹部の一致協力がなければ、われわれの事業は中断してしまう。
したがって、すべてのふるい幹部は、絶大の熱情をもってあたらしい幹部を歓迎し、あたらしい幹部に関心をよせるべきである。
なるほど、あたらしい幹部には欠点があり、かれらは、革命に参加してからまだ間がなく、経験にとぼしく、かれらのうちのあるものが、まだ旧社会のよくない思想のしっぽ、すなわち小ブルジョア個人主義の思想の残りかすを身につけてくることはさけがたい。
しかし、これらの欠点は、教育をつうじ、革命できたえられるなかで、しだいにとりさることができる。
かれらの長所は、かつてスターリンがのべたように、新鮮な事物にたいして鋭敏な感覚をもっていることであり、したがって、高度の熱情と積極性をもっていることであり、しかもこの点こそ、一部のふるい幹部に欠けているものである。
新旧幹部は一致団結して、共同の事業をおしすすめるため、たがいに尊重し、たがいに学びあい、長所をとりいれ短所をおぎなってセクト主義の傾向をふせぐべきである。

「党の作風を整えよう」(1942年2月1日)、『毛沢東選集』第3巻
posted by s19171107 at 13:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 毛主席語録に学ぶ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月27日

毛主席語録に学ぶ(4)

最近、すっかり『学んで』いませんでした。
今回は『自力更生』について毛主席の教示をご紹介します。
 われわれの方針は、なにを根底とすべきか。自分の力を根底とすべきで、これが自力更生である。われわれはけっして孤立してはいない。帝国主義に反対する全世界のすべての国ぐにと人民はみなわれわれの友である。しかし、われわれは自力更生を強調する。われわれはわれわれ自身の組織する力によって、内外のすべての反動派を打ち破ることができる。

「抗日戦争勝利後の時局とわれわれの方針」(1945年8月13日)、『毛沢東選集』第4巻
posted by s19171107 at 19:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 毛主席語録に学ぶ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月09日

毛主席語録に学ぶ(3)

 都知事選が終わりました。都知事選の動向とネット世論の動向については3月21日の日記で懸念したとおり、ネット上の『反石原』意識と現実の大衆の中の『反石原』意識には小さくない乖離がありました。これに関連して、大衆との関係について、毛主席の教示を幾つかご紹介します。
 大衆に結びつくためには、大衆の必要と自発的意志にしたがう必要がある。大衆のためのすべての工作は、たとえ善意であっても、いかなる個人的願望からも出発すべきではなくて、大衆の必要から出発すべきである。多くのばあい、大衆は、客観的にはある種の改革を必要としていても、主観的にはまだそのような自覚をもたず、決意がつかず、まだ改革の実行をのぞまないので、われわれは辛抱づよく待たなければならない。われわれの工作を通じて、大衆の多数が自覚をもち、決意がつき、みずから改革の実行をのぞむようになってからこのような改革を実行すべきであって、さもなければ、大衆から離れてしまうであろう。大衆の参加を必要とするすべての工作は、もし大衆の自覚と自発的意志がなければ、いたずらに形式に流れて失敗するであろう。……これには2つの原則がある。1つはわれわれの頭のなかの幻想からうまれた必要ではなく、大衆の実際の必要ということである。もう1つは、われわれが大衆にかわって決意することではなく、大衆の自発的意志にたより、大衆自身が決意することである。

「文化活動における統一戦線」(1944年10月30日)、『毛沢東選集』第3巻
 大衆がまだ自覚していない時に、われわれが進撃にでるなら、それは冒険主義である。大衆がやりたがらないことをわれわれが無理に指導してやらせようとすれば、その結果はかならず失敗する。大衆が前進をもとめている時に、われわれが前進しないなら、それは右翼日和見主義である。

「晋綏日報の編集部の人たちにたいする談話」(1948年4月2日)、『毛沢東選集』第4巻
 大衆のなかから集中し、ふたたび大衆のなかへもちこんで堅持させることによって、正しい指導の意見を形成すること、これは基本的な指導方法である。

「指導方法のいくつかの問題について」(1943年6月1日)、『毛沢東選集』第3巻
 わが党のすべての実際工作において、およそ正しい指導は、大衆のなかから大衆のなかへ、でなければならない。それは、つまり大衆の意見(分散的な、系統だっていない意見)を集中し(研究をつうじて、集中した、系統だった意見にかえる)、これをふたたび大衆のなかへもちこんで宣伝、説明し、これを大衆の意見にし、これを大衆に堅持させて、行動にうつさせ、また大衆の行動のなかで、それらの意見が正しいかどうかを検証する。そして、その後、ふたたび大衆のなかから意見を集中し、ふたたび大衆のなかへもちこんで堅持させる。このように無限にくりかえして、1回ごとに、より正しい、よりいきいきとした、より豊かなものにしていくのである。これがマルクス主義の認識論である。

「指導方法のいくつかの問題について」(1943年6月1日)、『毛沢東選集』第3巻
 ネット上での活動もいいですが、軸足は常に現実の大衆の中に置き、大衆の中から集中し、分析し、再び大衆の中へ持ち込まなくてはなりません。
posted by s19171107 at 20:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 毛主席語録に学ぶ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月02日

毛主席語録に学ぶ(2)

毛主席は我々にこう教えられています。
 われわれの同志は、困難なときには成果に目をむけ、光明に目をむけて、われわれの勇気をふるいおこさなければならない。

「人民に奉仕する」(1944年9月8日)、『毛沢東選集』第3巻
一方で、こうも教えられています。
光明の面だけをみて、困難の面をみない人は、党の任務の実現のためにりっぱにたたかうことができなくなる。

「連合政府について」(1945年4月24日)、『毛沢東選集』第3巻
要するに、都合よすぎるのもダメってことですよ。
posted by s19171107 at 20:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 毛主席語録に学ぶ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月01日

毛主席語録に学ぶ(1)

 第1回は、私が一番好きな毛主席語録の一文を抜粋します。
 毛主席は我々にこう教えられています。
 書物をよむことは学習であるが、使うことも学習であり、しかも、それはいっそう重要な学習である。戦争によって戦争を学ぶ――これがわれわれの主要な方法である。学校にゆく機会のなかった人でも、やはり戦争を学ぶことができる、つまり戦争のなかで学ぶのである。革命戦争は民衆のやることであって、先に学んでからやるのではなく、やり始めてから学ぶのが常であり、やることが学ぶことなのである。

「中国革命戦争の戦略問題」(1936年12月)、『毛沢東選集』第1巻


 ちなみに『毛沢東語録』は間違いだと思うんだけど、googleで調べると『毛沢東語録』の方がヒットするなぁ。
 まあ、当サイト・ブログでは、引用に使っている本が『毛主席語録』となっているので、『毛主席語録』で統一します。
maog.jpg
posted by s19171107 at 20:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 毛主席語録に学ぶ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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